テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
文ストアニメ勢です
誤字脱字注意して下さい
ヒロアカ厳しめで作ります 苦手な方はUターンして下さい
文スト太中要素ありです(作者が太中推しなので )
夢主とフョードルも同じくです
今回はあまりヒロアカ要素無いかもです
文スト、アニメ終わり捏造してます
フョードルの過去も捏造してます
それでも良いよ、と言うお優しい方はお読み下さい
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NOside
フョードルを倒したが甚大な被害が残った空港に、一人の少女が誰に気付かれる事もなく静かに佇んでいた。その姿は、何も感じていない様であり、泣いている様であり、後悔している様でもあった。ただ、誰も少女に気付かない。それもそのはずである。少女は異能力を使って自身の気配を限り無く薄くしているのだ。少女の名は天童寺 空良。ポートマフィアの副首領であり、かの三大妖怪が一柱酒呑童子の器。ただ、少女が器だと知るものは決して多くない。知っているのは少女に取り憑いている悪霊たち、ポートマフィアの首領 森鴎外、尾崎紅葉、中原中也、そして太宰治。これだけだ。いや、正確にはもう一人いた。フョードル・ドストエフスキーヨコハマを危機に陥れ、殺されたその人だ。彼は少女にとって運命だった。何度生まれ変わろうとも必ず出会う、覚えている中で最初の人生で交わした約束通り。ここで補足しておくが、少女-天童寺 空良は何度も転生している。フョードルのように異能力を使った訳では無いが、どういう訳か死んだと思ったら次の人生が始まるのだ。そして最初の人生で交わした約束とは、
“貴方が何度生まれ変わろうとも、必ず貴方を見つけましょう。そして、今度こそは共に生き、共に死にましょう。”
というものだ。これはフョードルが言ったことであるが、本人にその記憶は無い。何故なら空良が異能力の一つを使ってフョードルの彼女自身に対する記憶を消したからだ。とまあ、彼女自身の説明はこの辺で良いだろう。問題は何故ここに彼女が居るかである。愛する人の死地だからと言えばそうなのかも知れない。ただ、彼女は何かを覚悟したかの様でもあるのだ。いったい何を覚悟したと言うのか、、、。
空良side
フェルが死んだ。仕方の無いことだった。でも、殺すなら私の手で殺したかった。フェルの記憶も戻して無い。“後悔先に立たず”正にその通りだと思う。全部終わってから後悔する。何度死と生を繰り返しても変わらない。フェルはずっと孤独なまま。
「百式の零、使いたいんだったら使え。俺は止めねぇ」
「空良はさぁ〜、一人で抱え込みすぎなんだって〜。もっとオレらのこと頼ればい〜じゃん」
「そうじゃぞ空良。酒呑童子様も空良の気持ちを.優先していいと申されておるのじゃ。お主のしたいようにせい」
『あっくん、オッキー、いーちゃん・・・。いい、の?使う(と)、死ぬ、のに。みんな(も)、(この世界に)留まることが、無理(になるん)、でしょ ?(なのに)い い、の?・・・』
「「「かまわねぇよ/いいよ〜/かまわぬ」」」
『・・・ありがとう。・・・異能力 百式の零 第五門 開門 “刻よ廻れ 遡れ 我が望みし 分岐点まで” 』
世界が逆再生されるみたいに巻き戻っていく。ぼーっと眺めていると周囲の風景が美しい春の景色へ変わった。後ろには幾千もの鳥居が続いている。眼の前には巨大で美しい櫻の樹と奥に厳格なお寺が櫻と鳥居を取り囲むように建っている。
「遂に百式の零を使こうたか」
不意に話し掛けられた。
『しゅーちゃん』
「妾は其方の選択が間違っておったとは思わぬ。後悔などする必要は無い。妾は其方が苦しんでいる処は見とう無い。しかし、それが其方を止めない理由では無い。妾の異能力を使こうたという事は死の覚悟が済んでいるという事じゃ。故に、止めはせん。・・・空良、これだけは覚えておけ、妾は、妾達は、其方を愛しておるよ。恐くなれば云うと良い。皆、其方の助けをしてくれるはずじゃ。勿論、妾も出来る限りの手助けをしよう。妾達は其方に光を見せて貰った。その恩を返させておくれ」
しゅーちゃんは微笑みながらそう言った。
『(違う、本当は、本当に助けられたのは、、、)私の方なのに・・・しゅーちゃん、ありがとう。生まれ変わったら、私のお姉ちゃんかお母さんになってね。約束だからね』
「嗚呼、約束しよう」
#文スト中原中也夢
茉莉(まつり)
283
#文スト
パピコォォォ
34,633
2,076
私達は微笑みあった。しゅーちゃんは愛おしそうに、私は悩みが吹っ切れたみたいに。そして景色は戻っていった。一瞬目を閉じて、ゆっくり開ける。少し周りを見渡すとフェルが銃で打たれて生まれ変わっているところだった。最後の生まれ変わりの地点に先回りして身を潜める。福地桜痴がフェルを剣で貫く処に滑り込み、私もフェルと一緒に貫かれる。
「なっ!!」「っ?!」
2人が驚いても気にしない。
『*異能力 百式の零 第七門 開門 “魂の導 不老不死の象徴たる万年櫻よ 地獄より顕現せよ 代償は我が生命 我が魂 幾千の生命を 魂を喰らいし魔人の生命 魔人の魂 贄の上に この街の安寧を護れ 輪廻を護れ 今此処に 万年櫻よ 顕現せよ!”*』
私とフェルの魂を生贄に、枯れることの無い万年櫻が顕現する。そして私は、私とフェルは、その櫻の中に呑み込まれた。万年櫻の中には沢山の映像が所狭しと並び、流れていた。
「Это место(此処は)・・・ 」
フェルは困惑した様に当たりを見回してる。
『此処は、万年櫻の中。私達は、この世の輪廻が廻るまで此処からは出られない』
態と足音を立てながら話し掛ける。
「貴方は確か、、、」
『私は天童寺 空良。ポートマフィアのサブマスター』
「嗚呼、そうでしたね。それで?貴方はこの場所を知っている様ですが、出る方法は?」
警戒している。仕方の無い事だが、少し寂しい。
『時間の経過、ただそれだけ』
「ふむ、・・・では此処はどの様な処なのですか?」
『知ってどうするの?』
どうもしないという事は知っている。フェルは其処まで馬鹿じゃない。
「どうもしません。どうにもできなさそうですしね」
『その考えは正しい。此処では私達はどうしようも無い。・・・此処は全ての事象の保管庫。貴方たちの云う“白紙の文学書”の元となった樹の中』
「成程、ご丁寧に説明してくださりありがとうございます。此処では特にする事も無い様ですし、これらの映像を鑑賞しませんか? 」
本当に観察力が凄い。そして、飲み込みが早い。
『此処に有る映像は全て外の世界のモノ。観ていて楽しいモノでは無いと思うけど、、、』
「暇なのですから仕方がないでしょう?ほんの退屈凌ぎですよ」
フェルはそう言ってにっこり、と笑った。其れから暫くは何を話すでは無く、ただボーッと映像を観ていた。そして、外の世界に“個性”と言うモノが溢れ始めた刻、終わりを感じた。其れはフェルも同じだった様で、
「さて、私達はそろそろ外の世界に出るでしょう。その前に、この世界について、貴方が隠している事を教えてください」
フェルは、隠している事が在ると確信しているように言った。本当に在るのだから何も言えないが、、、
『・・・外に出る時、私達は転生する。その時に今の記憶があるかは、前例が無いから分からない。ただそれだけ』
「成程。では、最後に一つだけ貴方に伝えておきましょう“Сколько бы раз ты ни перерождалась, я всегда тебя найду. И на этот раз давай жить вместе и умрём вместе.(貴方が何度生まれ変わろうとも、必ず貴方を見つけましょう。そして、今度こそは共に生き、共に死にましょう。)”」
『?!・・・な、んで、、、』
だって其れは、その言葉は、消した筈の記憶なのに。
「1番大切な記憶とは、何重にも大切に護っておくものですよ。それでは、また逢いましょう、空良」チュッ
其処で私の視界は暗転した。フェルは本当に狡い。最後にそういう事をするんだから・・・。
一方、ヨコハマの町では・・・
NOside
空良とフョードルが櫻に呑み込まれた後、一瞬優しく暖かい風が吹き荒れた。その風はフョードルが本当によって書き換えた事実を元に戻した。ヨコハマには平和が戻り、人々の暮らしには笑顔も戻った。そんなヨコハマの一角で武装探偵社とポートマフィアの密談が行われていた。・・・
太宰side
今日はポートマフィアとの話し合いの日だ。前もっての約束どうり武装探偵社から一人がポートマフィアに移籍する事となる。これは誰が移籍するかを決める為でもある。と、云うかもう既に森さんが決めているみたいで、今日はその発表と移籍が行われるんだけど。はぁ〜、ヤダヤダ。森さんの事だから突拍子も無い事を言ってきそうなんだよね。
「太宰!早く準備しろ!!」
「国木田くーん、コレ私も行かなきゃダメ?要らなくない?」
「そう言う訳にも行かんだろ。さっさと準備しろ」
全く、国木田くんは真面目過ぎるんだよね。どっかの蛞蝓みたいに。そうだ、入水しよう!行かなくて済むし、運が良ければ死ねる!!そうと決まれば〜、、、。
「あれ?太宰さん何かご機嫌ですね?さっき迄あんなに渋っていたのに」
「分かるかい?敦くん。私は今から入水しに行こうと思うんだ。だから今日の話し合いには私抜きで行ってきてくれ給え」
「えぇ!駄目ですよ!!怒られちゃいます!特に今日は全員で来るようにって言われてるんですし!!」
「だからこそ入水しに行くのだよ!」
ガチャ
「邪魔するぜェ、武装探偵社」
「「「中原中也!!!」」」
「げッ中也。なんで来たの」
「ボスからの命令に決まってんだろ!どうにかして参加しない様にする奴が居るだろうから無理矢理にでも連れて来いってな!!!」
「だからってなんで中也が来たわけ?蛞蝓じゃ全員を連れて行くなんて出来ないでしょ」
「ア゛ァ゛!?んだと、糞鯖!!」
「聞こえ無かったのかい?だから君はチビのままなのだよ!」
「絶対ェ死なす!」
「やってみたまえ。まぁ、君には絶対に私は殺せ無いけどね!」
ガチャ
「失礼しますよ」
「「「「森鴎外!?!?」」」」「ボス!?」「げっ、森さん迄・・・」
「さて、今日の会議は此処でしましょうか。良いですね?福澤殿」
「嗚呼、構わない」
どうした事か!サボれなくなってしまった!!
「担当直入に言いましょう。私が移籍を求めるのは太宰くんです」
「「「え???」」」「私?」「チッ」
ちょっと中也、舌打ち聞こえてるんだけど。じゃなくて!折角抜けたのに、何で又ポートマフィアに所属しなきゃ行けないの?!
「いえね、私は与謝野くんを貰おうと思ってたんですよ?でもね?天童寺くんが太宰くんが良いと言ってね?理由が理由だったから頷いてしまったんですよ」
「森さん、その理由って何?」
正直、余り乗り気じゃないけど、空良ちゃんの願いなら、成る可く叶えて上げないとね。
「又、中也くんが楽しく異能力を使っている処が見たいと言っていたよ。太宰くんが作戦立案の時はとても楽しそうに笑っていた様に見えていたようだね」
「え?」「まさかっ?!」
「へぇ〜〜〜?」
真逆、空良ちゃんがそんな風に思っていたとはね。流石の洞察力だ。
「と、言う訳で太宰くんは貰って行きますよ」
え?今日からなの??今すぐなの???
「一寸待て。今直ぐなのか?」
流石社長!!私の思った事を言ってくれたよ!
「ええ、今直ぐでないと逃げられてしまいそうですから。特に太宰くんは」
全く持ってその通りなのだけれど、何だか納得がいかないのだよね。他にも何か有りそうな・・・、っ真逆!?
「森さん、中也が汚濁を使わなければならない任務が直近であるの?」
「良くわかったね、流石太宰くんだ。元々、空良ちゃんが進めていた事でね、仕上げには相当の火力が必要だ。今、ポートマフィアで空良ちゃんと同じくらいの火力を出せるのは中也くんぐらいでね、それでも汚濁を使わずに完遂させるのは無理だと言う結論に至ってね。しかも決行日が明日何だよ 」
にこっと、効果音が付きそうなくらい良い笑顔で言ってきた。だが、中也が汚濁を使うなら、私が行かない訳にはいかないか・・・。
「まぁ、太宰くんを此方に引き入れて欲しいと言うのも、彼女が進めていた計画を明日で仕上げて欲しいと言うのも、其れには中也くんが汚濁を使わなければならない事も、全て彼女の遺言の中に書いてあったものだからね。叶えてあげたいだろう?」
はぁ〜〜。全く。そんな事言われて断れる訳無いじゃ無いか。
「分かったよ、森さん。私がポートマフィアに移籍しよう。それで文句は無いよね?」
「勿論だよ。ちゃんと仕事をしてくれれば尚更ね」
「取り敢えず、明日のはちゃんとしてあげるよ。其れから、空良ちゃんの遺書は私にも読ませてよね」
「太宰くんがちゃんと仕事をしてたら考えよう」
「はいはい、分かったのだよ」
さて、武装探偵社のみんなにも挨拶をしておこう。
「そういう訳だから、私はポートマフィアに戻るとするよ」
「そんなの駄目ですよ!太宰さん!!」
「太宰!何を考えている!!戻ってこい!!!」
やっぱりこうなるよね。乱歩さんは私の考えに気付いて居るようだ。特に何も言って来ない。それじゃあ仕上げと行こうか。
「行きましょう、森さん「いいのかい?」ええ。武装探偵社の諸君、それじゃあ(またね)」
「チッ、糞が」
う〜ん、中也も気付いてそうなのだよね。ま、蛞蝓が気付いてようと無かろうと関係ないけどね。
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其れか3年くらいかな?ちゃんとポートマフィアとして仕事をして空良ちゃんの遺言も読めたし、そろそろ作戦を決行しようかな?思い立ったら吉日だよね!丁度良く任務が入ってるし、決行はその日にしよう!!
「楽しそうだな、太宰」
おっと、中也が起きて来ちゃった。それにしても、、、
「勿論楽しいとも。ふふっ、今週の負け惜しみ中也はその姿で決定だね」
(作者;どんな姿かはご想像にお任せします)
「はァ?何言って・・・っ!!見んじゃねェ!!!」
「無駄なのだよ。もう写真は撮ったからね」
「消せ!!!! 」
顔真っ赤にしちゃって、ほんっとかわいい。
そして任務の日、私はポートマフィアを再び抜けた。そして再び武装探偵社に転がり込んだ。安吾に頼んで証拠は消して貰ってるし、探偵社に居れば森さんもそう易々と手出し出来ない。暖かく迎え入れて貰った時は少し泣きそうになったね。泣いてないけど。私の生活に平穏が戻ってきた。
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中也が死んだ。汚濁の解除が間に合わなかった。中也は私に、呪いの言葉、恨み・憎しみの言葉を吐かなかった。何で最後の最後で“愛してる”何て云うのだろう。もっと早くに言って欲しかった。そしたら私も返せたのに。・・・次の日、中也の遺体を抱いて川に飛びこんだ。沈みゆく思考の中で、死を確信した。
(何だ、こんなにも簡単な事だったのか・・・。 空良ちゃんの願いは果たせたかな?中也が死に、私も死ぬ。きっとここ迄、彼女の計算のうちなのだろう。今度は、中也とずっと一緒に、、、。)
此処で私の意識は途絶えた。
NOside
彼らが死んでから数百年。事の始まりは中国、軽慶市。『発光する赤児が産まれた』というニュースだった。 以降各地で「超常」は発見され、いつしか「超常」は「日常」に、「架空(ゆめ)」は「現実」となった。 世界総人口の約八割が何らかの「特異体質」である現在、個性を悪用する敵(ヴィラン)により混乱渦巻く世の中で、かつて誰もが空想し憧れた一つの職業が、脚光を浴びていた。そう、「ヒーロー」と呼ばれる職業である! そして、ヨコハマの輪廻もまた、廻り巡っていた。そんな中、日本一のヒーロー育成高校、雄英高校の門に2つの人影があった。他にも人は居るが、その2人が異質過ぎて皆、避ける様に通って行く。
「あは、やっぱでかいねぇ」
『お金、無駄、違う?』
「無駄だと思うよぉ〜。行こっか、空良」
『うん』
ヒーローとヨコハマの固まっていた関係が今、動き出す。ヒーロー嫌いのヨコハマ民とヨコハマを見下すヒーロー達、どちらが勝つかはもう既に決まっていた・・・。
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遅くなってすみません!!現実が忙しい!!!
なるべく注意してますけど、誤字、脱字、あると思います
キャラとか、崩壊しまくってると思います。
あと、口調迷子です!!
ヒロアカって感じ全然無くてすみません!
次からはヒロアカ出せると思いますます。
百式の零 の能力は想像です!
あと、最後に出てきたの夢主とオッキーです
オッキー誰?って人は俺クロって調べて“憑かれた俺と黒神心霊相談所”っていうYouTube観て下さい
あと、しゅーちゃんって、酒呑童子の事です。そこら辺も俺クロ見たら分かります
ここまで読んで下さった人、本当にありがとうございます!!!
コメント
1件
おお、読み終えたわ! 転生×輪廻の物語、すごく重くて切なくて引き込まれた…。 特に空良とフョードル、何度生まれ変わっても出会う運命なのに記憶を消したり消されなかったりの駆け引きがもう…! ラストで再会して「お金無駄じゃない?」って軽い感じで話す2人、泣けるわ。 太宰のサイドストーリーも良かった。中也とのやり取りも、最後の“愛してる”も全部効いた…。 続きすごく気になる。早くヒロアカ要素も入るみたいだし、楽しみにしてる🔥