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「私の…毒を…?」
驚きが顔に出ていることが分かる
「たしかに君の事情は全然知らないし人間のことはまだ嫌い、どうせその頭をみんなで共有して団体で相手を精神的に追い込むことしか出来ないんだから」
僕はここまで言った。全て事実であり、醜さである
「じゃあ!私を助けるなんて自殺行為にちか…」
僕はルビィの言葉を遮った
「だけど、ルビィは違うだろ!なんてたって同じ勇者を目指すんだから!!」
僕はそう言った。綺麗事と言われても過言では無い、僕の仲間を探したのだから
僕は今の世界(にんげんのしはい)は嫌いでも
ルビィ(こころのきょうゆうしゃ)は嫌いたくない
「まぁ、まずは目の前の出来事から片付けてい…」
魔力を感じた…微かな魔力…!多分これは
「人間….!!」
ルビィが「レイヴン」って呼ぶ声が聞こえる
「任せてよ!僕こう見えて強いから…切り札は最後まで残すもの…」
僕はそう言って手から魔導書を出した
「ルビィ!!」
ルビィは泣きそうになりながらこっちを見た
「獣族のみんなをよろしく!あとは任せて、僕は死ぬことは無い」
僕が死んでも獣族が無事なら大丈夫
「そんなのダメだよ!!だって…だって…」
だって….?
「もしかしたら、レイヴン…死んじゃうんだよ!!」
ルビィはまだ信じれないみたいだ
「僕を信じて!次期魔王の….「暁」の魔王の力、侮るなよ…人間!!」
ルビィは信じたのか獣族を全て魔界に送り込んだ
そうやってる間に来た、騎士団…
「よう、魔族の小僧。勇者ごっこは楽しいか?」
騎士はそう言ったが僕はこう言った
「そっちはどうもお偉いさんごっこしてるらしいじゃん、聞いて呆れるね。人間さん!!」
騎士が怒りに任せるところまで来た
「ガキが、調子乗ってると打つぞ!!」
手元には銃、しかも魔法で魔法を封じ込める塊があそこに入ってる
「はいはいそうですか!!」
僕は、切られたであろう腕から生やして見せた
普通の腕ではなく
悪魔の腕を
「ガ….ガキがでかい武器しょってんじゃねぇよ」
ビビっているのか…?
「使いたくはない、出来ればね。だけどこうしないとダメだって気がした….!!」
僕は腕から闇属性の魔法を放った
「[欠落]マインド」
僕が放った魔法、精神攻撃かと思いきや…
精神をしばらくの間自分の思い通りに操作できる魔法…腕はただの脅しにすぎない
「お前はずっと寝とけ、他の人間が来るまでね」
避難は完了したらしいあとは文書を運ぶだけ
「はぁ、これで終わり…あとはルビィに会いに行くだけかぁ〜」
人間を殺したって思われないかなぁ〜…
なんて思いながら僕は魔界に向かった