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コメント
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ああ〜〜〜もうギルバートさんがかっこよすぎて叫ぶ!!😭💕「例え俺の命が尽きても」って台詞やばすぎるでしょ、守ってもらうだけじゃなく「自分も強くなる」って決意したエリスも尊い、、✨ セネル国に着いてからの不穏な空気と葬儀の噂、しかもエリス本人が聞く形になってるの切なすぎるし続きが気になりすぎる!!次どうなるの待ちきれないよ〜〜!!⋆♡
「大丈夫だ、そうならないように俺が居る。例え俺の命が尽きてもお前のことだけは逃してやるから心を強く持て、エリス」
「……ギルバートさん……」
ギルバートの言葉に震えていたエリスの身体は少しずつ落ち着きを取り戻していく。
「……守ってもらえるのは凄く心強いです。でも、私のせいでギルバートさんにもしものことがあるのは嫌です……。ごめんなさい、私、凄く我侭なこと言っていますよね」
「そんなことは無い。分かった、それならば約束しよう。俺もお前も助かる最善の方法を考える。だから心配するな」
「はい、あの、私も強くなります。力では無理かもしれないけど、心を強く持ちます。もうすぐに落ち込んだりしません」
「ああ、お前はそれでいい。よし、そろそろ行くか」
「はい」
エリスに元気が戻ったこともあり、日が暮れる前に町まで着きたいギルバートは再びリュダの背に乗って先を急ぐ。
そして、何とか日が暮れ前にセネル国へ辿り着いた二人は物々しい雰囲気に包まれた町を前に思わず息を呑んだ。
ひとまず王都よりも離れた町に滞在することを選んだギルバートはそこで宿を取る。
「お客さん、三日後の葬儀に参列する為にここへ来たのかい?」
「いや、そういう訳では……。葬儀と言うが、何かあったのか?」
情報を得る為にあえて知らない振りをしたギルバートは宿屋の主人から話を聞いた。
「お客さん、知らないのかい。セネル国の王子妃様がねぇ、亡くなったんだよ。聞いた時は驚いた。残念だよ。あの方はとても綺麗で優しい方だった。ここだけの話、周りは皆、政略結婚だと噂をしていてね、今回のことも本当は病死じゃなくて殺されたんじゃないかって言われているよ」
「……そうだったのか。しかし、そんな噂が立つなんて何か根拠でもあるのか?」
「お客さんはよそから来たから知らなくても仕方が無いか。シューベルト王子は昔から女癖が悪くてね、結婚をしても愛人を沢山抱えて毎夜楽しんでいたと専らの噂だったよ。何故結婚したのかって疑問の声もあったくらいにね」
「そうなのか」
「まあ、そんなわけで今は国全体が喪に服しているから店も閉まっているところが多いんだよ、お客さんも折角来たのにタイミングが悪かったね」
「まあ、こればかりは仕方が無いが、こんな状況下に宿を取れただけでもこちらとしては有り難い。助かるよ」
「葬儀に参列する方が遠方から来ることを見越してね、うちに限らず宿や酒場は休まずやっているんだよ」
「そうか、それでは世話になる」
「うちはあくまでも宿の提供だけになるから、食事は隣の酒場で頼むよ。酒の提供は休みだが食事は提供しているから」
「分かった」
話を終えて部屋の鍵を受け取るとエリスの手を引いたギルバートは二階の部屋へ歩いて行く。
そして部屋に入って鍵を掛けると、ずっと黙っていたエリスが口を開いた。
「……知りませんでした、市民の間で結婚に疑問の声があったなんて」
「まあ、女癖が悪いのは兼てより噂があったからな、そんな男が一人の女と結婚となれば何かあると勘繰る奴もいただろう」
「……それに、私が病死じゃなくて殺されたなんて噂があることも、びっくりです」
「結婚から怪しまれているなら驚くことでは無い。ただ、そういう噂が広まると余計に厄介だ。シューベルトたちの耳に入れば必ず、お前を探すだろうから」
「……そうですよね」
「そんな顔するな、今のお前の容姿なら問題無い。王子妃だった面影は無いからな」
「はい」
「かえってビクついていると怪しまれる。堂々としていれば問題無い。それと、葬儀にはお前の妹や継母も参列する為にこちらへ来るだろうから、次は二人が帰る際同じ船に乗って奴らの動向を探ろう」
「……はい」
「腹は空いたか?」
「いえ、今はまだ……」
「そうか、それなら少し休むといい。一休みしたら酒場で飯を食おう」
「はい、分かりました」
こうして二人はエリスの葬儀が行われるまでの数日間をこの町に滞在することになった。