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志麻side
センラと久しぶりに遊べる!
ということで気分が上がっていた
センラも同じ気持ちらしく、
嬉しそうな顔をしていた
(今日行く店、
センラに喜んで貰えるといいな)
そう考えながら足を進めると、、違和感
あれ?いつもなら…
(センラもすぐ着いてくるのに…)
ぱっと後ろを見るとセンラは
どこか違うところをぼーっと見つめていた
センラが見つめているところを俺も見るが
そこには誰もいないし、何も無い
(疲れとるんかな…)
とりあえずセンラに声をかけようと
思い近づこうとすると、センラが歩き出した
俺がいるほうじゃない
さっきずっと見つめていたその方角に
歩き出したのだ
「…!」
「センラさん…?センラさん!?」
慌てて名前を呼ぶが、
センラは足をとめなかった
とにかく見失ったらまずいと思い、
ひたすらセンラさんについていく
すると、路地裏に出る道へセンラは入った
急いで追いかけるとそこには
黒い霧
「センラ…?」
恐怖を覚えながらも彼の名前を呼ぶ
すると、その黒い霧の中から
??「あれ…志麻くん…?」
センラが、出てきた
「へっ…?」
センラ?「やっぱり!志麻くんやー!」
彼はやっぱりやっぱり!と嬉しそうに
飛び跳ねている
誰だ…。
たしかに顔はセンラだけど、
服装も違うし、なんというか、、
「センラであって、センラじゃない…」
センラ?「おー、あながち間違えてへんぞ
それは」
そう言いながらセンラ?は俺の方を見て
ニヤリと笑う
「どういうことや…?」
センラ?「はは。理解出来てへんみたいやなあ?」
「逆にこれでできてたら怖いやろ。
ていうか、、誰?」
センラ?「だから、センラやってー!」
ますます意味がわからん
センラ?「あー、。まあ、しいていうなら
違う世界のセンラ、かな?」
「なんで疑問形やねん」
センラ?「お、さすが志麻くんや。
ツッコミが的確やなあ笑
センラの方の世界の志麻くんと一緒やわ」
その言葉を聞いてやっと俺は理解した
このセンラさんは、
俺の世界のセンラさんじゃない。と
「でも、どうして違う世界のセンラさんが?」
センラ「センラさんてなんか嫌やわー。センラでええよ別に」
「それだと区別できんくなる…」
センラ「ふふ、そう?」
「ん…」
センラ「まあ好きな風に呼んでくれ!
うーん…なんでこの世界に来たか、か。。」
少し考え込むような仕草をしている
そういや…
「ちょ…
俺の世界のセンラさんは!??」
センラ「ああ、こっちの世界の俺か?多分俺の方の世界へおるんちゃうか」
「は、???」
センラ「多分なー、俺がこっちの世界へ
行こうとしたから、こっちの世界の俺と入れ替わるようになっちゃったんかもしれんわ」
ということは…
「センラさんは、今…。」
センラ「俺の世界におる!」
「お前が言うんかい!」