▶︎紫 .
この世は きっと可笑しい。
普通が 存在するはずないのに 存在して。
例えば 、 普通カップルは 男と女だ とか、男で生まれたのであれば 男として生きていかなきゃとか。
話が変わるが、俺には 恋人 がいる。
恋人 と 言っても 彼女ではなく 、男の 彼氏。
俺には 勿体無いぐらい 優しくて 格好いい 彼氏 の ジェルくん 。
彼とは もう3年も 付き合っていて 、デートやハグ 、体の事 。色々したことがある 。
それで 俺は 何度も思った事がある 、それは こんな俺でも ちゃんと接してくれて 愛してくれて 、いつでも俺のことを 思ってくれてる ジェルくん 。
そんな ジェルくん と 可愛くも 格好よくも ない男の俺 と 付き合ってて 良いのかと 。
それだけじゃない 、俺は 一年中 仕事仕事 で 終わることは なかなか無く 家事は 毎度 任せっきりで 。
きっと 俺が居なければ ジェルくん は 、可愛い 女の子 と 付き合って 結婚して 、子供も出来て 幸せに暮らしてた と 思う 。
でも俺と 関わっているせいで ジェルくん は 、こんな俺と付き合うことになった 。
勿論 この事 を ジェルくん に 伝えても 、一向に 俺と 別れるなんて しないだろう 。なんなら 絶対 離れない とか 言われそうだ 。だから 俺が ジェルくんから 離れる しかない 。
それで今日は 離れる事を 実行するのだ 、正直言って とっても怖い 。でもやらないことには意味がないし 、ジェルくんには 幸せになって欲しい 。だから俺は 自室で 作業しているジェルくん の ところへと向かった 。
橙 … ? ! なぁくん 〜 !! どうしたん ?
ドアを開けると ヘッドホンしてるのにも 関わらず 、すぐ俺のことを気づいて 、 どうしたの? と言いながら 俺に向かって 笑顔で話してきた 。
この 俺の名前を読んでくれる姿も 、 かっこよくてかわいくもある笑顔も この世界の誰よりも 好きな自信がある 。でも ジェルくんには 絶対 俺よりもっと愛してくれたり 、 可愛く て優しい ジェルくんの隣に 似合ういい相手 がいるはずだ 。
こんな俺と 付き合っててもジェルくんは 幸せなんかになれない 。
紫 … 俺さ 、 ジェルくん に
話したい事 あって ..
橙 ん 、 分かった 。 何の話 なん ?
こうやって すぐ切り替えて 真面目に 俺の話 を聞こうとしようと してくれてる所も 、自分でもわからない 程 大好きで愛してるのだ 。
紫 あのね 、俺 …
あと一言 、あと一言.. が 言いづらく 進めない 。
普通に 君と別れたい と言っても 別れてくれないだろうから 浮気したから別れたい 。という理由を考え、それで別れることにした 。
紫 .. 俺 、 浮気 したんだ 。
心が きゅっと苦しくなる 、何故か息もしづらくなってゆく 。
なぜか頭もくらくらしてよくわからないし ジェルくん が ちゃんと見えない 。
橙 … え 、 ? なんで っ ..
ジェルくんは 勿論 驚いてた 。
それはそうだよね 、ジェルくんのことが 大好きな俺が 、 浮気 なんて 自分でも 考えられない 。
それぐらい 彼が大好き で 彼だって俺のことを愛してくれている 。でも彼の為に 俺は彼から離れる って決めたんだ 。
紫 … ごめんね ? ? 、ジェルくんのこと飽きちゃったの 。だから ッ .. さ 、… ?
自分から 望んだはずだし 、頑張って 話していたけど なぜか怖くて辛くて 。俺は ジェルくんの前で 泣いてしまった 。
紫 … ッ ぅ, ッ .. ) ぽろ っ
橙 …… なんで なーくん が 泣くん 、
俺の方が 、泣きたいんやけど 。
ジェルくんは 俺に冷たい目 をして言った 、俺が知っている 優しい君はもういなかった 。怖くて もっと涙がでてしまう 。
紫 ごめんな ッ 、さ .. ぃ 、…
橙 …もぉ ええわ 、別れようや ?
なーくんだって 別れたいんやろ 。
やから、またな 。
先程と変わらず 俺を冷たく見て 、部屋から 出ていってしまった 。
紫 は、ッ゛ ひゅ、…ぁ゛、ポロッ、…
さっきから 息がしづらくて 苦しい 。
息だけではなく めまいも少ししていて とても気持ち悪い 。
紫 ぅ゛ぁ、…ひ“、ぅは ッ、ぁ〝…、
息がちゃんと 出来なくなって 、俺は 彼の部屋で 倒れてしまった 。
カーテン の 間から の 光で 目覚めると 自分の ベッドの 上 だった 。
あそこは 彼の部屋 だったから 彼が ここまで 連れてきて くれたのだろう 。
そんな 優しい所 も … 好きなのだ 。
でも俺は自分から 彼との 恋人 という関係を壊した 。
これから彼と どう接すればいいのだろう 、全くわからない 。
何も考えてないで言う 俺はほんとに馬鹿 。
ぼーっとしていたり、携帯を触ったりしていたら 時刻はお昼の12時を超えていた 。彼に会いたくなくて ずっと部屋に こもっていたかったが、そろそろお腹や色々と限界 。
紫 … お腹 すいた 、
とても不安だが、仕方なくベッドから出てドアを開けた。ジェルくんの姿はなく、そのまま下へ降りていった 。
リビングに明かりはついておらず 完全にいないと思って油断して、リビングのドアを開けた時だった 。
橙 おはよ 、
後ろから 彼の声が はっきり聞こえ、後ろを見るといるのは 勿論 昨日わかれた彼 。
紫 … …
びっくりしてどうすればいいのかも わからなく 何も答えないで突っ立ていると 、彼が口を開いた 。
橙 どーせ 、お腹 すいたんやろ ? ?
作ったる から 。
紫 え っ …
別れたはずなのに 、彼氏だった時みたいに 接してくる君に びっくりした 。
なぜもう 彼女でもない 俺 のために わざわざ 朝食を 作ろうとするんだろう 。
橙 食べたいのある ?
紫 … ) ふるふる
驚きもあって喋れなくて 、ただ首を振った 。
ソファーで 座っていると、キッチンからいい匂いがしてきた 。
…いや 、
紫 これ じゃ 付き合ってる 時と 変わんない…
本当に 昨日別れたよね ? なんて言いたくなるぐらい 数日前と変わらない生活 。
橙 できたで ~ !
その言葉と 共に彼が 俺のために 作った サンドウィッチを 持ってきた 。
いい匂いがするし 彼が作ったものは 本当になんでも美味しいから 今すぐ食べたいのだが 、これを食べたら 本当にいつもと変わらない 。
彼には 失礼だが 、
紫 … やっぱ 要らない 、
そう一言を 放った 。
彼は 悩ませた顔 をした後 、
皿ごとサンドウィッチを 俺の口元に持ってきて …
橙 .. 笑 あーん 。
紫 へ … ? んむっ 、
こんなことされたら 食べるしか無く 口を開けて一口食べた 。
チーズやレタスが入っていて、味付けも完璧でとても美味しかった 。
橙 美味しいやろ ? 笑
紫 … うん 。
橙 なぁ 、なーくん 。
それ食べたら俺と話せーへん?
紫 .. 仕事 あるから 、
橙 じゃあ この サンドウィッチ 無しな ?
紫 え 、そっ それは …
要らないなんて言ったけど 、一口食べるとやっぱおいしくて 、もう一口またもう一口ってなる美味しさだ。
橙 じゃあ 話してな 、約束やから 笑
そう言って ジェルくんは俺に サンドウィッチを渡してくれた。
紫 .. ) もぐ
とりあえず 後の事は考えずに 、食べ進めた 。
橙 食べ終わった ?
紫 … うん 、ご馳走様…
橙 それで .. 早速やけど
ほんまに 浮気したん ?
紫 .. した って 、
橙 でも前から そんな素振りなかったし、
そもそも 浮気相手 誰なん ?
紫 っ 、えっと … …
昔の同級生 、 ッ
橙 でも なーくんってさ 、
仕事で 忙しいから 飲み会とかいかへんし 、浮気の関係 になることあらへんやろ ?
なんも考えてないせいで、どうしよう。
ジェルくん、鋭すぎるよ …
何も言えないで ただ下を向いてると 、
橙 … どうせ なーくんの事やから 、
俺に迷惑とか…
紫 .. 違う 、本当に 別れたくて 、ッ
橙 … ちゅ 、 なぁくん。好きやで?
紫 … ?! っ〜 / / ( かぁ 〜
橙 … 笑 俺がちょっとこうしただけで 照れるのに 浮気してるとかありえんやろ 、 頭いいなーくん ならわかるやろ ?
紫 … なんで 、なんでわかるの … … !!
橙 だって 、
なーくんは 俺に 一途やし 〜 …
そもそもなーくんは 俺のやから 。逃さへんよ ?
紫 .. っ / / ) 顔真っ赤
橙 大好きやで 、これからもずぅっと一緒やから 。
紫 … おれもすき 、
はなれたく 、ない … ) ぎゅぅ ..
やっぱり 、何をしたってジェルくんから離れるなんて無理なんだ 、そう確信した 。
ジェルくんは俺のことを愛してくれてて、俺はジェルくんのことを愛してる。だからお互いがお互いのことを思えなくなるまで…ずぅっといしょ…
——————
▶︎橙 .
紫 ぁ う 、… は っ 、… んん ッ ♡
橙 … 笑 ここ 、弱い やろ 、 笑
紫 ひぅ ” っ 、 あ っ 、あ”ッ ..
あのまま、なーくんくんと ヤる雰囲気 になって 今はなーくんの孔を溶かしてる。
これだけで 気持ち良さそうな 顔をずっとしてて 、可愛すぎる 。
紫 ぁ 、ぁ … ッ ♡ じぇぅ 、く …♡
橙 ん 〜 ? どうした ?
紫 きもち 、 .. ♡ ぁ゛う ッ
橙 は 〜 っ 、
紫 んん ッ ♡ おれのこと きらい .. 、?
橙 ううん 、ちがう 。可愛すぎ … ♡
ほんと 、可愛すぎて 俺の理性なくなりそう 。
ヤる時は毎回なーくんは 、俺にデレデレでかわいい 。
俺だけにみせてくれる表情も声も 、余裕がないところも大好き 。
紫 は 、 ん♡ じゃあ っ すき .. ?
橙 おん っ 、 大好き 。
紫 ぁ、ああ ” んん おれも、すき ぃ っ
橙 かわい 、.. ここ … 気持ちいん ?
紫 ぁあ 、んん …や 、弱いところ 、ダメ ッ
紫 ひ.. ぁ” や、やっ、ぃ .. いぐ ” ッ
紫 は 、はぁ … ッ はぅ 、はぁっ ♡
なーくん の 弱いところを グリグリした 。
それだけで イってしまったようだ 。
橙 へばってへんで 、これからが本番やで ?
紫 んぅ 、 分かったぁ..
なーくんに M字開脚を させ溶けてきた孔に おれのものを挿れる 。
紫 んっ … はぁ ♡
紫 んん゛ ッ …
橙 動くで 、?
俺が確認すると 、小さく こくこく と 頷くなーくん 。
最初は ゆっくりと動かす 、それで俺は 可愛いなーくんの顔をじっと見る 。
紫 ん 、ぁ…ぅ..
今日はちゃんと指で 孔を溶かしたのもあり、気持ちよさそうな 顔して あえぐなーくん 。可愛い 。
紫 んん .. ♡ ねっ 、ジェル .. くん …
まだ余裕みたいで 、 俺に話しかけてきたなーくん 。
どうしたん ? と 優しく返事をすると、
紫 … もっと 、激しく .. して ?
橙 ぅ ッ ♡ いきなり それは …
心臓 に 悪いで 、なぁくん …
紫 だって 、いつもより .. ッ 優しいから 、…
橙 わかったん ? 俺がいつもより
激しくしてへんの 。
紫 んへ 、俺 ジェルくんの 彼女だもん…
それぐらい わかるもん! と言うように自慢げな なーくん。可愛い … 俺もなーくんと恋人なんて自慢でしかない 。
でも、なーくん …
橙 … 別れようとしたくせに …
紫 へ 、 だって .. ぁ !?
言い訳を言われる前に 俺はなーくんの奥をぐちゅんと突いた 。 それにビクンッと反応すると同時に なーくんは高い声をあげた 。
紫 ぁ、ああ゛!
橙 ほら もっと 、奥 …
紫 らめ 、.. やぅ ”… ♡ !!
今日は甘く愛でてあげようと思ったがやっぱり辞めよう 。別れようとしたお仕置きで、結腸まで挿れてやろう 、 笑
なーくんが寝落ちてしまって 事が終わった 。
… 前からなーくんは 、
「ジェルくんは 俺 離れた方が」とか「俺がいなければ ジェルくんは幸せ」とか 。
そういうことを思って 、1人で泣いていた事があった 。
だから今回も その理由だと思った 。
絶対 浮気なんてなーくんは しないから 最初からわかっていた 。 まぁ ちょっと意地悪したけど 。
「 すぅ 、 すぅ … … じぇ 、く .. ) 寝 」
夢の中まで 俺がいるのだろうか?
笑顔で眠っている なーくんをみると「幸せにしてあげたい」そんな思いが出てくる 。
これからもなーくんのことを 幸せにしてやろう 。そしてなーくんは 今もこれからも 俺のだけのもの 。
___
約1年ぶりですね‼️手が進まずこんなに無浮上になりましたwww
今日はやっと完成した小説をあげました笑
一応言っておくと、題名「ずぅっと一緒」ですけどあの流行った曲とは一切関係ないです!
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