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はい。大好き愛してる結婚しようz((((((((((((殴
主 )今回のお話は菊さんと椿さんが入れ替わるお話なのです!
1話完結なのです!
表紙はキタユメ。様からお借りしましたなのです!
~ 注意 attention ~
2pカラー。
グロいかも…
椿さんの口調迷子。
菊さんが喫煙者。
人名呼び。
検索よけ絶対!
腐要素0なのです!
えっなのが見たい方は他の人のところへっ💧
《 それではstartなのですっ! 》
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~ 菊さん視点 ~
某月某日。世界会議中___。
「 てめっ!なんだとこらっ!髭むしんぞ! 」
「 はぁ!?お兄さんの美しいお顔に何する訳っ~!? 」
「 俺はHEROなんだぞっ!俺がいれば世界平和なんて 簡単なんだぞ! 」
「 アルフレッド君、君冗談がうまいね~ ( コルコル ) 」
「 ヴェシエスタしたいよお 」
「 なんやイタちゃんシエスタするん?親分も混ぜたって~ 」
「 おっ、俺も混ぜろこのやろ~ ! 」
「 貴様ら、真面目に会議をやれぇぇぇ! 」
「 今日の晩飯何にしようあるか… 」
「 はぁ… 」
菊は皆にバレない様に小さく溜息をついた。
いつもの様によそいきの笑顔を浮かべていたが
内心この一生進まず、時間だけを食う会議に腹を立てていた。
と、いうか呆れていた。
菊は、無性に煙草が吸いたくなった。普段こんな事を思うことはほぼ無い。
自分が途端に何かがしたくなるのはストレスのせいだと菊は誰よりも
分かっていた。
会議が終わったら皆さんにバレないうちに喫煙所に行ってしまいましょうかね…。
そんなことを考えていた時だった。
「 菊~!菊も会議終わったら一緒にシエスタしない~? 」
いつもに増してニコニコのフェリシアーノが菊に話しかけた。
「 はぁ、善処します。 」
いつもの菊ならシエスタの誘いに乗っていた。
でも今の菊にはそんな余裕は無かった。
「 え~ 、そっかぁ。 残念、また今度誘うね! 」
フェリシアーノのその言葉に菊は後で気兼ねなく喫煙できると思い安心した。
「 でも、菊いっつもゼンショシマス?ばっかで面白くないよぉ~ 」
その言葉に菊は微かな怒りを覚えた。こんな些細なことに腹を立てるなんて
可笑しいと分かっていた。
「 争いごとを避ける日本人ながらの断り方ですから。 」
その言葉にいつの間にか話を聞いていた野次馬達も参加し出した。
「 え~ 菊、昔はあんなに好戦的だったじゃないか? 」
「 フェリシアーノ、分かるよ~。菊いっつもゼンショシマスばっかで面白くないよなぁ。」
「 やっぱりフランシス兄ちゃんも分かるよね~ ! 」
「 菊~ !おめぇまーた太ったあるか~ ? 」
「 菊、今日の会議後2人で薔薇を見ながらお茶なんてどうだ?紅茶入れてやるぞ! 」
「 あはは~ 菊君小さい♡ 握り潰しちゃいそう ♡ 」
菊がみんなに冷やかされてる時。菊の中で何かがプツンと音を立てた。
「 貴様ら、いい加減にしろ。 」
あの頃を思い出させる怖さに満ちた低い声。
鮮血の様に赤く光る目。
さっきまで無かったはずの赤色のピアス。
白から黒に変わった菊の軍服。マントまで。
皆が 「 やばい 」 と思った。
「 なんだ、下僕ども。何故急に黙り出すのだ。 」
「 君…菊かい… ? 」
「 なんだ、私に名を名乗れと言っているのか? 」
「 Yes… 」
「 本田椿だ。これで十分か? 」
椿と化した菊はニマニマといやらしい笑みを浮かべた。
「 貴様らも可哀想だな。こんな会議ひとつ進められないなんて。 (笑) 」
「 えーっと、椿?、君は一体なんなんだい…? 」
「 は? 」
「 名なら先程名乗っただろ。同じことを2度は言わない。 」
「 でも… 」
「 まだ聞くのか? 」
椿はそう放った瞬間、腰にある刀に手を置いた。
そのまま勢いよく構え、切り付けた。
一瞬の出来事だった。
切り付けられたアルフレッドはぐったりと床に倒れ込んだ。
アルフレッドから真っ赤な血がドバドバと出てきた。
アルフレッドの怪我を治す為、アーサーは椿にバレぬ様ほあた棒を取り出した。
その瞬間、アーサーまでもが切り付けられた。
「 何故お前まで余計なことをする? 」
今誰も椿に逆らえる人はいない。だから椿は無双していた。
目の前で一緒になんやかんややってきた92が切り付けられることは
ものすごくショックだった。
ショックのあまり、フェリシアーノは2人に駆け寄ろうと重い足を動かした。
それを椿は見逃さなかった。躊躇なく刀の先をフェリシアーノの首に向けた。
「 お前もこうなりたいのか? 」
「 はうッ 」
恐怖のあまりフェリシアーノからは情けない声が漏れた。
「 …黙るならそういうことにするぞ? 」
………
「 了解。 」
また犠牲者が増えた。真っ赤に染まって倒れていく。
その状況が椿にとっては面白くて仕方がなかった。
その時——–。
真っ赤だった椿の目は元の黒色に戻り、軍服も白に戻った。
元の弱くて小さい菊に戻ったのだ。
その途端、一連の流れを見ていた傍観者達は騒ぎ出した。
「 アルフレッド、 アーサー、イタちゃん!大丈夫なん!? 」
「 生きてるよなこのやろッ!! 」
「 菊、どうしたの!?お兄さんびっくりしたよっ!? 」
「 菊君、疲れてるの~? 」
「 … 」
「 菊…? 」
「 はあぁぁあ~ ついに殺っちゃいました… 」
「 え…? 」
「 後片付けは任せますっ♩ 」
そう会議室を後にした菊の顔は今まで見たことないぐらいの笑顔だった。
end.