おはこんばんちは!!!!最近hbsr にハマっているあおです!!!!
今回はhbsr です。同棲パロです!!!!
ちょっと不穏…………。
たまにはほのぼの系もいいよね…………byあお
雲雀視点です!!
朝、小鳥の鳴き声で目を覚ました。室内は肌寒くてシーンとしている。いつもは隣にあるはずの温もりがない。そう、せらおがいないのだ。最近は依頼が立て込んでいるらしく、かくいうオレもカフェが繁盛しており、ここ一·二週間は会えていない。
好きって気づいたのが、寄宿学校の時に初めてせらおが笑ってくれて好きだな~て思った。せらおと付き合ったのは、二ヶ月前。告ったのは、オレだった。その日はVOLTACTIONのライブの日で、今までにないくらい盛り上がった。観客と一つになった瞬間の高揚と熱気で、成功に終わった。その後ご飯を食べに行ったのだが、その熱は冷めず楽しくて、他の3人も同じだったと思う。その熱に心も浮いてて、奏斗とアキラと別れて、せらおと家の方向が同じで一緒に帰ってたら、
hb『……好きだ』
って言ってた。小声で言ってたけどせらおに聞こえてたっぽくて、
sr『えっ……』
失敗したって思った。だって大の男に好かれてるってキモいって思われるから。だから告白しないように気をつけてた。けど、その時
sr『俺も、雲雀のこと好きだよ……///』
って言ってくれて、マジで嬉しかった。その後デートに行ったり、休みの日はどっちかの家でのんびりしたり、キスをしたり好きって言い合ったりして、ホントに幸せだった。
今日もカフェZeffiroはお客さんでいっぱいだ。夕方最後のお客さんの対応が終わり、片付けもしてそろそろ閉めようとしてた時、足音が聞こえた。間違えるはずがない。この音がなくて、でも優しい彼の音を。
「 雲雀 」
そこにはせらおが立っていた。オレは一目散にせらおへと駆け寄り抱きしめた。せらおの声を体温を感じておきたくて。しばらくの間お互い抱きしめあっていた。
しばらくそうしていると、
sr「……雲雀…………その…………人が……」
完全に忘れてた。ここは外でまた道のど真ん中で、微笑ましそうに近所のおばちゃんとか高校生とかに見られていると二人恥ずかしくてそそくさと中に入った。
hb「ただいま~~!」
sr「ただいま」
久しぶりに二人でオレたちの家に帰った。お風呂に入ったりご飯を食べてソファーでくつろいでいた時にせらおが、
sr「雲雀、ご飯美味しかったよ」
hb「そうかそうかーせらおだったら毎日作るべ」
sr「うん、ありがとう」
sr「……」
sr「雲雀」
hb「ん?」
sr「ごめんね、会いに行けなくて。最近は依頼が立て込んでて早く終わらせようって頑張ったんだけど……。」
hb「ううん、せらおは頑張ったんだろ?偉い!!ありがとな」
sr「うん」
sr「……」
sr「寂しかった」
hb「うん」
sr「雲雀に会いたくて、寂しくて…………だからぎゅってして」
hb「うん、オレも」
なかなか甘えないせらおが甘えてくれて嬉しくて、ぎゅって抱きしめあって幸せで、そっとキスを落とした。
朝、小鳥の鳴き声で目を覚ました。室内は肌寒くてシーンとしている。だけど、隣には確かにせらおの体温がここにあった。昨日の夜は抱きしめあって寝た。どうやらオレが早く起きてしまったらしい。普段は見ることが出来ないせらおの寝顔。ふわふわの髪の毛とさらさらの肌。頬に手を添えるとひそかにすりそってきて、可愛いな~て思う。しばらくそうしていたら、せらおも起きた。
hb「おはよう」
sr「ぅ~ん」
sr「……」
sr「おはよう、ひばり」
ニコッとせらおが笑う。そこには天使がいた。起きたばかりだからか舌足らずでかわいくて、オレはそっとキスを落とした。
この幸せな時間がずっと続くことを願いながら。