『 PRESENT 』
⚠️ ~ 死ネタ ~ ⚠️
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亡くなったんです 。
15年 以上 の 仲 で 、
恋仲 にまで すすんだ “ 大森元貴 “ が 。
丁度 2年前 くらいの 今日 。
空から 降る 白い 雪 、 人が 踏んだ 跡 が くっきり と 付く 地 面 。
大きい 緑色 の ツリー 、賑わう 商店街 。
この 空間で ただ 1人 大型 トラック に ひかれて 。
元貴 と 最後に 交わした 言葉 、
「 来年も また ここ 来ようね 」
それを 約束 した 数分後 。
約束が 途切れた 、 最高 の クリスマス から
最悪 な クリスマス へ と 変わった 瞬間 。
毎年 クリスマス が くるたび 、
前まで 横には 一緒に いた 元貴 が いない 。
元貴は 亡くなったんだ 。
と 思い出してしまう 、 最悪 の クリスマス と なった 。
毎年 の ように 元貴 と 一緒に 来ていた 商店街 に
今年 は 1人 で 足 を 踏み入れる 。
元貴が 欲しがってた 物 。
元貴が 食べたがってた 食べ物 。
元貴が やりたがってた 遊び 。
すべてを 1人 で 買って 、食べて 、やって 。
少しでも 上で 見てる 元貴 に 喜んで もらえるように と
思って やる 。
すべてが 終わり 、 1人 寂しく 家に 帰ろうと
人が 少なくなった 商店街 を 歩いていると 、
どこかで こえが 聞こえた 気が した 。
その声は 聞き馴染みのある 声 。
自分の 聞き間違い かも しれないが 、
元貴 の 声に 聞こえなくもなかった 。
はっきりとは 聞こえなかった が 、
その 声 は 、
「 ありがとう 。 大好きだよ 」
と 言っているように 聞こえた 。
上 に いるはずの 元貴 の 声 だったら 。
いちいち 自分に 言いに きてくれたのか 、
と 考え 、涙が でそうになる 。
亡くなった はずの 元貴の 声 。
なぜ 聞こえたのかが 疑問 だが 、
元貴 が 言いにきてくれたんだ 。
と 嬉しさ と 悲しさ で 感情 が ぐちゃぐちゃ に なる 。
元貴 の 声だと 信じて 。
??? .
『 私から貴方への “ PRESENT “ 』
end