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『 PRESENT 』

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『 PRESENT 』

1 - 『 PRESENT 』

♥

151

2025年05月21日

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『 PRESENT 』







⚠️ ~ 死ネタ ~ ⚠️









w    .




亡くなったんです   。


15年 以上  の 仲  で  、


恋仲 にまで すすんだ  “  大森元貴  “ が  。


丁度 2年前 くらいの 今日  。



空から 降る 白い 雪  、 人が 踏んだ 跡 が くっきり と 付く 地 面  。


大きい 緑色 の ツリー  、賑わう 商店街  。



この 空間で ただ 1人 大型 トラック に ひかれて   。


元貴  と  最後に 交わした 言葉  、




「  来年も また ここ  来ようね  」




それを  約束  した 数分後   。


約束が  途切れた  、 最高  の  クリスマス  から


最悪 な クリスマス へ と  変わった  瞬間  。


毎年  クリスマス が くるたび   、


前まで  横には 一緒に いた  元貴 が  いない  。


元貴は  亡くなったんだ   。


と 思い出してしまう  、 最悪  の クリスマス  と  なった  。




毎年  の  ように 元貴  と 一緒に  来ていた 商店街 に


今年 は  1人  で  足  を  踏み入れる  。




元貴が  欲しがってた  物  。


元貴が 食べたがってた 食べ物  。


元貴が やりたがってた 遊び  。




すべてを  1人  で 買って  、食べて  、やって  。


少しでも  上で 見てる 元貴  に  喜んで  もらえるように  と


思って やる  。



すべてが  終わり   、  1人  寂しく 家に  帰ろうと


人が 少なくなった  商店街  を  歩いていると  、


どこかで  こえが  聞こえた  気が  した  。


その声は  聞き馴染みのある  声  。


自分の 聞き間違い   かも  しれないが  、


元貴  の  声に  聞こえなくもなかった  。



はっきりとは 聞こえなかった  が  、


その  声   は  、




「  ありがとう  。  大好きだよ  」




と 言っているように   聞こえた  。




上  に  いるはずの  元貴  の  声 だったら  。


いちいち  自分に  言いに きてくれたのか  、


と 考え  、涙が  でそうになる   。





亡くなった はずの  元貴の 声  。


なぜ 聞こえたのかが  疑問  だが  、


元貴 が 言いにきてくれたんだ  。


と 嬉しさ  と  悲しさ   で 感情  が ぐちゃぐちゃ に なる  。




元貴  の  声だと  信じて   。







???    .




『 私から貴方への  “  PRESENT  “ 』














end

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