どうも皆さんこんにちは、きりゅーです
…突然ですが、11月4日…今日って何の日か知ってますか?
…そう、今日はわたくしの誕生日でs((
なーんてどうでもいいことは置いといて
11月4日…114…いいよ…
答えはですね、「いいよの日」なんですよ
だから今日を記念すべく、日本君にはアメリカさんに『いいよ』といって貰おうと思います!
今回のお話は急に作ろうと考えたのでめっちゃ短いです
だから優しめに見てください!
それでは行ってらっしゃいませ!
「なー日本!それ食べてみたい!」
蒸したさつまいもを頬張る僕に、瞳を輝かせて話しかけてきたのはアメリカさん
『どうしてですか?』と話を聞いてみた限り、アメリカさんのところでは僕のところと違って秋にさつまいもを食べるという、一種の伝統文化はないらしい
だから見慣れないこの蒸したさつまいもを食べてみたいとのこと
しかし僕は食に関しては譲れないものがある
きっとアメリカさんのことだ
このさつまいもの半分くらいは、一口食べただけで一瞬でなくなってしまうだろう
(…いつも面倒を見てくれているアメリカさんには申し訳ないけど、ここは断るしかない)
しかし穏便にこの話を終わらせるにはどうしたらよいのだろうか…
『……』
「…Japan?」
あぁ、アメリカさんが困っている
(そりゃそうですよね急に喋らなくなるんですもんごめんなさい)
でもまだ話を続ける姿勢をとることができない
何も思いつかないからだ
今度菓子折りでも持っていって、今日のさつまいもの件に対して許しを乞おうか
僕がそんなふうに悶々と悩んでいると、アメリカさんは焦れったくなったのか、僕にぐいっと近付いて左唇の真横を舐めてきた
すぐに離してはくれず、左肩を逃げられないように掴まれ、右頬を優しめに包まれて、ねっとりと舐め回される
あまりの出来事に僕は気が動転して、さつまいもを持っていない片方の手で僕はアメリカさんを押し退けてしまった
「これけっこうウメェな」
『いや美味しいと思いますけどッッ!』
『急になんなんですか貴方ッッ!///』
「…俺が思うに、お前たぶんそのさつまいも、俺に食われたくないんだろ」
強く押し退けさせたはずなのに微動だにしないアメリカさんは僕の目の前にいる
自分の非力さと突然の出来事の恥ずかしさで熱を持ち始めていた身体がぎくりと跳ね上がった
その瞬間、アメリカさんは吹き出してこう言った
「図星か笑」
彼は涙袋をつくって、ふわりと笑う
『、!』
笑われたことで反抗心が芽生えたはずなのに
胸がドキッとした
なんなんだろうこの気持ちは?
頬が熱くて口角が下がらない
「…なぁ、そのさつまいもじゃなければ、別に食べていいだろ?」
脳の処理が追い付かない僕に、アメリカさんは直接的な言い方をせず、キスしていいかと聞いてきた
なんて意地悪な国なんだろう
僕は内心拳を握りしめた
ーーーでもなんだか
『…いい、ですよ』
この人になら意地悪されてもいいかな、と思ってしまった僕は、心の内では満更でもなかったんだろうなと思った
コメント
7件
お誕生日おめでとうございます🥳いい1年にしてくださいね
お誕生日おめでとうございます、! 祖国様がさつまいもを貪り食いよん想像したら大分可愛い…
直接的な感じで言ってるのが好きですッッ……!!!