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〜哀視点〜

或る日のバー「チェック」での事

『あら,福沢さんと乱歩じゃない

何か御用かしら?』

乱歩「哀さん!そんな事よりお酒ちょうだい!」

『乱歩らしいわねぇ

ちょっと待ってなさいな

零,相手をしてあげてちょうだい』

零「分かったわ哀」

私は奥に行きカクテルを作る

おつまみも出しちゃおうかしら?

『お待たせ,カクテル出来たわ』

私は2人にブルームーンを出した

このカクテルはジンがベースでスミレのリキュールを使ったもの

叶わぬ恋や奇跡の予感という意味がある

けれど出来ない相談という意味もある

乱歩「哀さんは何でもお見通しだね〜」

『ふふ,福沢さんには甘過ぎるかしら?

おつまみは柿の種と猪口齢糖よ』

ことり,とおつまみを出す

零「VIPルームを開けた方が良いかしら?」

福沢「済まないが開けてくれないだろうか」

零「分かりましたわ」

零&哀「『VIPルーム,ご案内』」

私達は店を秋声ちゃんに任せて奥のVIPルームを開けた

2人がVIPルームに入ったのを確認すると鍵を閉めてソファに座るように促す

福沢「実は政府から依頼が来てな」

『あら,政府から?』

零「珍しいわね」

福沢さんは依頼について話す

暗殺依頼が来て,超生物を殺してほしいと云うものらしい

しかも中学への潜入

私はカラン,と氷を音を立てさせてベルベットハンマーを飲み乍ら聞く

『…成程,厄介な依頼が来たものね

それで私達にも手伝ってほしいと?』

乱歩「ぶっちゃけ云うとそうなるね!」

零「依頼料は?」

福沢「その超生物を殺せば100億円だ」

あらぁ,随分と太っ腹じゃない

『そんな美味しい仕事ないわねぇ

分かった,其の依頼受けるわ』

何より面白そうだもの!

零「其方は誰が来るの?

依頼の内容的にポートマフィアも来そうだけれど…」

福沢「此方は新人2人と敦,鏡花,太宰を派遣する」

乱歩「ポートマフィアからは恐らく素敵帽子君や芥川龍之介,黒蜥蜴の2人だね」

『乱歩がそう云うなら間違い無いわね』

乱歩の推理は間違いないもの

乱歩「へっへーん!」

『試作品のワイン入りクッキーをオマケしちゃう』

乱歩「やったー!」

零「日取りは?」

福沢「…………済まんが明日から」

『あら,じゃあ其れ迄お店はバーテンダーの秋声ちゃんに任せるわ』

ぱんぱん,と手を叩くと秋声ちゃんが現れる

秋声「お任せ下さい!

バーはこの徳田秋声が命を賭けてでも護ります!」

『…………命は賭けなくて良いのよ?

お姉さん悲しいわ』

秋声「ご,御免なさい…

今日はもうお店は閉めて準備を始めますか?」

零「そうだね

今日はもう閉めちゃおっか」

最後のお客さんが出て行った後,福沢さん達も帰った

僕達はそれを確認するとcloseと書かれた札を扉に掛ける

そして椚ヶ丘にあるセーフティーハウスに行く準備をして秋声に送ってもらった

双子の白黒な暗殺者

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