TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する







いつも通り点滴を変えてもらうばすだった


女性の看護師さんが何時も朝早くから

来て変えてくれる


__なのに今日は違った



愛衣     「 …  シルキー …… 裙 …?  」


長い紫色の髪、四角いメガネ、胡散臭い笑顔


見に覚えがある __いや、身に覚えしかない


小、中、そして高と同じ学校だったのだ


シルキー  「 … 愛衣 さん … でしたっけ ? 」


でしたっけ……でしたっけって何!?


確かに 私 小 , 中 , 高 で 友達 は !!


出来たこと 無かった けど !!



愛衣「 … そうだよ , … もう職場体験の時期か ,

…… 良いな ~ … 私 見て の通り 入院中

だ か ら , 行けないんだよね 」




泣きたくなるのを隠す為に笑いながら言った



ほんとは私も職場体験とか修学旅行に行きたい



そしてまたピアノも__


シルキー「 此処に いるという事は ~ …

何処か悪いんですか ? 学校も休んでますし… 」


愛衣「私さ~ … 何か結構重い病気?

に掛かっちゃって~ … もう治らないんだよね 」



彼は悲しそうな , 同情する目で見てきた


……お願いだから , そんな目で見てこないで


シルキー「そうだったんですね … だったら

死ぬまで 毎日 お見舞い に 来ましょうか? 」



… はは、此奴は何を言ってるだ?


お見舞いなんて来なくていい、


どうせ私は死ぬんだから


時間の無駄だと思って後悔するだけだ


愛衣「 … 好きにすれば ? 」


彼はにこっと微笑んで、


シルキー「 素直 じゃない ですね 。

来て 欲しい なら そう言えば 良いのに 」


… なんか腹たって来たかも


病室のドアが開く、扉に視線を向けると、見知らぬ人が不満そうな顔で立っていた


レーネ「ねぇ〜 、 仕事サボって 何 女の子 と イチャついてるの ? ぶっ飛ばすよ 」


…イチャ、イチャついてる…?


こいつと私が!?


一番目に殺るべきだな。此奴は


シルキー「 別に イチャついてませんよ 、 変な 勘違い しないで 下さい 」


レーネ「 … そういう 事 に しとくよ 、

早く 来てね 、 まだ やる事 あるし、」


シルキー「 … はいはい 、 分かって ますよ 」


変な髪色はどこかに行った


シルキー「 … さっきの人 、 覚えてますか? 」


… 何処か 見覚え が ある 思ってたけど、


…… 誰だっけ マジで あの 忘れた 。


シルキー「 その顔 どうやら 覚えてないようですね … ? 」


シルキー「 小学生 の 時 虐められてた … 彼奴ですよ 」


… あ 〜 、 分かった あいつね


愛衣「 思い 出したよ 、 あれ 可哀想 だった よね 、 髪色 とか 言われてて 」


シルキー「 あの時 は 可愛かった ん です けどね 、彼奴 」


… 確かに 小さい 頃 は 皆 可愛かった な 、


今は中身がクソの人間の姿した屑だけどね


シルキー「あ、もう1人覚えてますか?髪色似た様な奴」


… 何か 居た ような 居なかった ような


そんな 時 に また 誰か が 入って くる


J「 … レーネ が 言った 通り だね 、もう

彼女 出来た んだ 、 」


待て待て待て…おい!!レーネ裙、何変な事吹き込んでるの!?


私此奴の彼女じゃない!!こんな胡散臭いやつの彼女とか無理!!


シルキー「…レーネに言っといて下さい。お前マジ覚えとけって」


J「…わかったよ 、 早く 来て よね 仕事 まだ あるし 」


シルキー「分かってますよ 、 では、私はこれで 」


愛衣「うん 、 またね ~ !! 」


シルキー裙 が 出ていった 後 病室 に は 冷たい空気 と 風 の 吹 く 音 が 聞こえた

この作品はいかがでしたか?

2

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚