みかしん☆
なんかみかしんが少ないので自分で書きます☆
「深夜さん…好きです…可愛い」
今日は休日で、やることも無いため、暇つぶしに桜介と月詠がいる場所へ行ってなにか話そうと思い、部屋の扉をコンコン、と鳴らす
「はーい」
「お邪魔します」
「あれ、神門くんじゃないか〜」
「なにか用かい?」
神門はゆっくり頭を横に振り、いえ、と続けた
「今回ここへ来たのは、暇つぶしなんです」
「え?」
「今日、僕は休みで何も予定がなくて…」
「良ければ月詠さん達と喋りたいなと思いまして」
神門がそう答えた瞬間、桜介と月詠はお互いの顔を見た
「ふふ、僕はいいよ、ちょうど暇してたし」
「はぁ…俺もだ、今回だけ付き合ってやる」
「…!」
神門は大きく目を見開いた
嬉しいのかふふッと笑った
「では占いで話をしよう」
「なんでだよ!?」
「いいですね!」
「僕の今日の運勢とかって占えますか?アイテムとか!」
神門がそう言って月詠は本を開いた
「ふむふむ」
「なるほどなるほど」
「なんだったんですか?」
「運勢はいいね」
「【好きな人】と結ばれるかも、っだってさ」
神門は少し黙り込んで、え、と言う顔をしていた
桜介と月詠はなにか勘づいたのかコソコソとなにか話しているみたいだった
「桜介…神門くんのあの様子だと居るよね、?」
「だな、多分確実に居る」
「僕の予想だと深夜くんだと思うんだけど…」
「同じだ」
ちなみに神門と深夜は最近やたら近くに居る
仕事をする時も移動する時もご飯を食べる時も
「あの…何話してるんです?」
「あぁいや、なんでもないよ」
「はぁ…」
「ちなみにラッキーアイテムとかあります!?」
「ラッキーアイテムは竹馬だそうだ」
神門は笑っているが困って、難しすぎません?と口にした
「それに今僕…竹馬持ってないんですが…」
「あ、それなら僕、持ってるけど…使う?」
月詠はどこから取り出したのかわからない場所から竹馬を取り出した
神門は思わずツッコんでしまった
「なんであるんですか?」
ひとまず竹馬はもらって、自分の部屋に置いた
神門は自分の部屋の外へ出てしばらく歩いていると上司である深夜を見つけた
「深夜さーん!」
「あ?」
神門は見つけた瞬間、目をキラキラ輝かせて深夜に近づいた
深夜は呆れたようになんだよと答えた
「深夜さん、今日もかわいいですね!」
「…はぁ!?」
深夜は恥ずかしかっあのか顔を赤くさせて驚いていた
「おま…!急になんだよ!」
「好きな人と結ばれるかも…っだってさ」
神門はふと月詠に言われたことを思い出した
「んだよ…ジロジロ見やがって…」
「いえ…可愛いなと思っただけですよ」
「だから…さっきからなんなんだよ…!可愛いって…!」
「男に言うもんじゃねぇだろ…」
深夜は鼻や耳、頬を赤くしてそう呟いた
神門が言っている可愛いと言う言葉は深夜に向けて間違ってはいない
けど、深夜にとっては間違っているそうだ
ふたりはまだ付き合ってない
そのため好きでもキスやそれ以上のことをしたことがない
神門は唾を飲んで、こう口にした
「深夜さん…」
「あ?」
「今日の夜、僕の部屋に来てください」
「…なんでだよ?」
「理由は…特にないです」
「はぁ?」
深夜は呆れてため息をついた
「ま、俺も暇だし別にいいけどよ」
「…!本当ですか!?」
「ありがとうございます!」
神門の目が一気に輝いた
外はあっと言う間に夜になった
深夜は神門に言われた通りに部屋へ向かった
しばらくしてドアを叩く音が響き渡った
「おい神門、言われた通り来たぞ」
「はーい!今行きます!」
部屋の中からドタドタと走って来る音が鳴った
扉が開かれて目の前に神門の姿があった
「あれ、深夜さん…珍しく髪、下ろしてるんですね」
「まぁな」
「とりあえず中にお入りください!」
神門は自分の部屋の中に深夜を入れた
「外、寒かったでしょう?」
「まぁ…少しだけな」
「深夜さんはもうお風呂は入りました?」
神門にそう聞かれ少し目を見開いた
深夜はゆっくり横に頭を振って入ってないと答えた
「それなら僕の部屋のシャワーをお使いください!」
神門がこう言ったのは多分泊まってくださいと言いたいんだろう
深夜は素直にお礼を言ってシャワー室を借りに風呂場へと向かった
神門は一人になった
「深夜さんの髪下ろし可愛いなぁ」
神門はそう呟いた
30分ぐらい経ってシャワー室の扉が開いた
深夜は着替えを持っていないため神門の服を借りた
神門の服を着た深夜の姿がすごく可愛らしい
「お前の服、案外でかいんだな!」
深夜はそう言って自分が着てる神門の服をスン…と匂いを嗅いだ
「深夜さん、!?」
「なんで嗅いでるんですか!?」
「臭いですよ!?」
「別に臭くねぇよ」
「逆にお前の匂いは落ち着く…」
深夜はそう言って神門のベッドに座り込んだ
神門は深夜が家に来る前にお風呂に入ったため、あとは寝るだけ
けどここまできたら流石に襲いたくなる
神門は我慢できず、深夜に近づいて深夜の肩をそっと手を当てて、押し倒した
「…は?…神門…?」
深夜は状況を整理しきれていないまま、混乱した
「深夜さん…好きです…可愛い」
「…!?」
そう神門が言った瞬間両手首を頭の横で固定された次の瞬間―――――唇にキスをされた
「ッ…!?」
何が起きているのか理解ができなかった
「んっ…ふっ…」
しばらくして、ゆっくり唇が離された
「はぁ…はぁ…はぁ…」
「み…かど、?」
「深夜さん、可愛いです」
神門がそう呟いたら手で耳をグッと押してきた
「うぁ…♡」
「可愛らしい声ですね」
「深夜さんって耳、弱いんですね」
「可愛い」
「んんっ…!」
ずっと耳は押してくるし、キスは舌を入れてくる
「ぁ゙ッ…」
「み…かどぉ…♡」
「なんです?」
「みみっ…お…すなぁ…」
「じゃあ、僕と恋人になってください」
「んぅ…」
深夜は耳が弱い
誰かに触るのをやめてもらうためには相手の言葉に従うしか方法はない
従わなかったらずっと耳責め状態
「やぁっ…!」
「深夜さん…その声と泣き顔、他の人には見せないでください」
「僕だけのものなんですから」
この言葉は深夜の耳元で囁かれた
それと同時に背中がゾワッとした
「〜〜ッ!!!♡」
「今日は寝かせませんよ」
「深夜さん♡」
翌日
神門はいつも通り深夜を探して深夜と挨拶を交わした
「深夜さん…好きです」
「僕と付き合ってくれませんか?」
「ッ…!?」
深夜は突然なことに顔を赤くして驚いた
「…いやだ…」
「うーん、じゃあ…」
「また昨日のようにイかされたいんですか?♡」
「〜ッ!」
「もし嫌なら付き合ってくれません?」
「僕…深夜さんと一緒に居たいんです」
深夜はそれを聞いてそっと口を開けた
「俺も…俺も好き…」
「…え?」
「だから…だから…ヨロシク…」
「…!!」
深夜はまた赤くなった
それにつられ神門も顔を赤くした
神門は嬉しくて元気よく
「…はい!!!こちらこそ!」
と、答え、ふたりは恋人同士になった
いかがでしたか?
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コメント
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