気づけなかった
○「□ー!!遊ぼー!」
□「○はほんとに元気だな笑」
私は□が大好き
でも□は優しすぎていろんな子から好かれてる…
○「□は好きな人とかいるのー?」
□「どうだろうね笑」
私は毎日幸せだった
生きる意味を見つけた
私は□の好きな人になるまで生きる
私はそう決めた
幸せは続かなかった
ある夜□から連絡がきた
○「あれ!□からだ!!どうしたんだろ!」
嬉しかった…□から連絡がくるとは思ってなかった
□【○…電話かけていい?】
○【いーよー】
□【ありがと】
□「ごめんねこんな夜遅くに」
今は23:59だった
○「全然大丈夫だよー!どーしたのー?」
何故か□のマイクからは風の音が入っていた□「僕ねもう辛いんだ泣」
○「え…?」
□「隠しててごめんね、泣」
○「辛いって…なにが…?どうして…なに…えっ…」
私は混乱した
□はいつも笑ってて、楽しそうに話してて、私の憧れの存在のような人だった
□「最後に言いたいことがあったんだぁ泣」
○「えっ、最後って…□!」
○「今…どこにいるの…?泣」
風の音家の中ではこんなになるはずがない
じゃあ□はどこに…?
□「あのね…」
大好きだよ
□「ばいばい」
○「□!!!」
グシャッ