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千姫が先に死んじゃった世界線。
蘭は反社になってる。
千姫「お疲れさま〜
よく頑張ったね。
蘭の人生は百点満点じゃなかったかもしれない。
でも、頑張った蘭には百点満点を送るよ。」
蘭「でも、千姫以外は愛せなかったし、愛されなかった。」
千姫「違うよ。
竜胆は蘭のことを家族としてちゃんと愛していたし、蘭だって竜胆のことを愛していた。」
蘭「やっぱり俺に生きてる価値なんてない。」
千姫「まさか。
私も竜胆も蘭が生きていてくれて良かったと思ってる。」
蘭「でも、どうせ俺が死んだって誰も気に留めない。」
千姫「じゃあ、あそこで泣いてる竜胆は?鶴蝶は?一は?春千夜は?マイキーは?気に留めてないならあの人達は何なの?」
蘭「そんなの分からなければ意味がない。」
千姫「なら、これから分かろうと、知ろうとするのは、悪いこと?」
蘭「もう、間に合わない?」
千姫「まだ、間に合うよ。
蘭は、まだこっちに来ちゃいけないよ。
聴こえるでしょ?
蘭を呼ぶ声が。
だから探して。
蘭を大切に思っている人達を。
それでもダメなら私がいる。
ここで”終わり”で蘭を待ってるから。
だから教えて。
蘭がどんなに辛かったか、苦しかったか、痛かった、寂しかったか。
嬉しかったか、楽しかったか。
そして、幸せだったか。
のんびり、のんびり待ってるから。
蘭もゆっくり、ゆっくりきてよ。
急がなくていい、ゆっくりでいいよ。
私は変わらずここで蘭を待ってるから。」
蘭「わかった。
またね、千姫。」
「おはよう、竜胆、鶴蝶、九井、三途、ボス。」