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いつも仕事が忙しい。
毎日残業ばかりで〇〇ちゃんに寂しい思いをさせている気がする。
『…今日も残業か。』
物凄く申し訳ない。
大丈夫かな…きっと不安だろうな…
俺は心配で頭がいっぱいだった。
俺は『今日も残業だから先に寝てて欲しい』とラインをした。
彼女は「わかった。お仕事お疲れ様」と優しい言葉を送ってくれた。
でもスマホの向こうでは寂しい気持ちがあると思う。
俺はそう思いながらも仕事を片付ける。
そして残業が終わりやっと帰ってきた。
『ただいま』
(疲れた…)
〇〇ちゃんはきっと寝てるだろう。そう思っていたのだが…
〇〇ちゃんは起きていた。
『…起きてたの?』
「うん…おかめさん待ってたの。」
『寝ててよかったのに…』
「…寝ようと思ったんだけど…」
「なんだか…寝れなくて」
「眠くなるまででも…待ってようかなって思って…待ってた。」
…〇〇ちゃんはやっぱり優しい。
こんな夜中まで待ってたなんて。
本当は絶対眠いはずなのに…
彼女は眠くても一生懸命起きて待ってたんだ。
『ごめんね…』
俺はつい心の声が漏れてしまった。
「……」
「謝らないで…」
「おかめさんは何も悪くないでしょ?」
『でも残業ばかりで寂しくさせて気がして…』
俺はいつもよりネガティブ寄りになってしまっていた。
いつもこんな考えなんてしないのに…
『だから…残業を少なくできるようにはしたいんだ…』
「おかめさん…」
「…私は大丈夫。」
「寂しい気持ちはもちろんあるけど…」
「例え寂しくて不安になっても…」
「おかめさんは帰ってくるって」
「自分に言い聞かせて待ってるよ」
『〇〇ちゃん…』
「でもね、たまに夢を見るの。」
「おかめさんと一緒にお出かけする夢。」
「最近…おかめさんも休みが少なくて疲れてるから…」
「あんまり…出かけるのは控えたいけど」
「だからおかめさんとゆっくりしたいなって」
『…わかった。』
「?」
『上司に相談してみるよ』
「え?でも…」
『大丈夫。相談すれば上司もわかってくれるよ。』
今まで寂しい気持ちにさせたんだ。俺もなんとかしないと…
『…とりあえず今日は寝よ?』
「…うん」