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兄貴は俺のことが嫌いだ。俺が生まれた時母さんが死んだ。兄貴はいつも言う。『お前が母さんを殺した』『お前が死ね』『母さんを返せ』
俺はその言葉を日常的に聞かされていた。でも別に気にしていなかった。もう少しで兄貴は死ぬのだから。
7月1日(日)
俺の1日が始まる。今日から兄貴を殺す計画を立てる。理想は7月後半に殺れればベストかな。
「さて、まずは殺し方だよな。銃殺は?ロマンがあっていい。だか銃を用意できない。却下だな。首絞めは?俺が殺した証拠が残るかもしれないし、もし1回で死ななかったら面倒なことになる。これも却下だな。そういえば兄貴は薬を飲んでたな、確か、睡眠薬。これだ、ww兄貴いいもん飲んでんじゃんww」
俺は兄貴の部屋へ向かった。兄貴は彼女とのデートで忙しい。父親も今日は帰ってこない。好都合だ。もしかしたらもう殺せるかもしれない。油断は禁物だ気を抜いちゃいけないぞ俺!兄貴の部屋には数冊の雑誌とベットの下にはエロ本、数巻の漫画が転がっている。それ以外は至ってシンプル且つ、綺麗だ。探しやすい。
「睡眠薬睡眠薬〜っと、お!あったこんな堂々と置いて、殺されちゃうよー。ま、俺が殺すんだけど。」
まだ色々したいし殺すのはまた今度にしよう。兄貴に苦しい思いをさせてあげたい。