テラーノベル
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ダリスタンド学園に来た理由は、強くなりたいからというのもあったが、1番は若狭が入るから。だったと思う。
「若狭に隠れていないと生きていけなかった俺は居なくなった、」
今から俺は変わる。いや変わった俺をこれからビシバシ鍛えていく。
「明日から本格的に始まるから。武器が自由に出せるようにしよう」
目を瞑り、目の前にあるイメージできるだけ、明確に、重さ、硬さ、大きさ、そしてあの時召喚した感覚を!
「思ったよりも、スラッと出るな、」、
「そりゃそうでしょうね!」
ヒョコっと理事長が現れた
「うわぁぁ!気色悪!」
「なんですか、わざわざあなたのクラスを教えてきたのに、クラス発表くらい見に来てください」
「す、すいません。」
「で、その、そりゃそうというのは?」
「君はあの時鍵を開けたみたいなものなんですよ、そりゃあ鍵の開けられたドアと鍵が開いていないドアどちらが楽かってそりゃあね?」
「あぁ、」
わかるような分からないような
「とにかく君は1ーCですから」
「Cって、落ちこぼれ!?」
「順位分けはしてません。」
あぁ、良かった
「というかあなた、何も知らないようですけど。しっかり調べてから入学しました?」
「……」
呆れたように
「してないんですね、質問があれば受け付けます」
それなら遠慮なく
「ここは3年制ですよね?」
「………そういうのはないです。自立出来れば卒業させます。」
「自立、自分の入る部隊を見つけるのもよし、試験に合格するのもあり、この学園はサポートするのが目的ですから」
「……」
ビシッと俺に指をさして、
「ともかく!言うことはただ一つ!明日は早起きするのをおすすめします!」
「……?」
「ノルマですノルマ!1年目は外周をしてから、始めますから!戦いは体力から!戦士は1日にして成らず!」
「え??」
「というわけで、授業10分前。8時50分には訓練場を10周してから着席ができている状態にするように」
7時
「よっし、始めるぞ、」
周りをキョロキョロと見渡し地図を見つける
「えっと…訓練場は、広っ、7時に始めてよかったかも、」
8時45分
「た、体力ないな、俺、」
「おっはようごさいます!」
「うぁぁあ!って、学園長じゃない、」
目の前にいたのは童顔の、男の子俺よりも年下に見える。
「君は、1年かな?外周してるもんね?」
「あ、あぁはい、えっと、すいませんぞ、存じ上げないのですが、」
「当たり前だよ!自己紹介してないもん!
僕の名前は山中正!一応2年生だよ!」
ニコニコしながら指で2を作って俺に向けてきた。
「2年の先輩がなぜ、」
「僕体力作りの為に自主的に外周してるんだよ!」
とんだ努力家もいるものだと感心していると。
「そういえば50分になりそうだけど、いいの?1年の教室遠くない?」
バッと時計を見ると
「やっば、こ、これで失礼します!」
「はーい!頑張ってね!」
手を振って俺を送り出してくれた。いい先輩でよかった。
「すいません。遅れました………」
必死に息を切らしながら走ったが。10分前に着席するようにと言われたが開始時間ピッタリに教室に着くという失態を最初からやってしまった。最初が肝心だと言うのに、
「いやぁ!やはりそうでしたか!」
「が、がくえんちょぉ、?」
学園長は嬉しそうにドアの真ん前で待ち構えていた。
「あなたはどうせ遅刻するから怒られないように教科担任を私にしたんです!」
「よ、よろこんでいいんですかね?」
「いいに決まっています!教科担任が私なんですよ!」
俺は一応見込まれているのかも、
「あなたのような落ちこぼれは私がサポートしなければ!」
見込まれていなかった。
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