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❥天音るる―
初めての恋だった。
小学生で恋愛なんて早い。その人の関係であり、自由だと思う。
✧私は、五年生で恋をした。
初めは何とも思っていなかった。隣の席になった時、初めて会話をした。だんだん絡むようになって、私は好きになっていった。
◇
◇
今では、五年生の時、どんなに仲良かったのか、どんな話をしたのか、どんな思いだったのか忘れてしまった。
◇
六年生になり、クラスが離れ、クラスでは、友達が居なかった。正確に言うと私は陰キャの部類に入るから。
私は寂しかった、友達とも好きな人も仲良かった子はみんな同じクラスできっと私は一人だった。
◇
だんだん、好きという感情は大きくなる。
ある日、私は言ってしまった。
『好き。付き合ってください。』
同じクラスであり、同じ児童館の男の子のおかげで、私と彼は付き合えることになった。
◇
◇
◇
彼といると、むずむずして一緒にいるとドキドキが止まらない。その感覚が、(好き)なんて…。
でも彼と付き合って1年経とうとしてるけれど、会話ができない。話せない。
友達に、彼氏といると、声変わるよねーと言われ、びっくりした。
自分の耳に聞こえてくるけどほんのちょっと違うかもしんないけど、変えてるつもりはない。
話せなくて、変になっちゃう。
◇
プレゼントとか、ハグとか手を繋ぐだとかは全然できる。むしろ嬉しい。私だけなのかな。会話ができないのは。
◇
彼に言われた。
“るる、別れよう”その一言で彼は去っていった。
絶望した。ショックだった。悲しい。どうしよう。
◇
一ヶ月以上過ぎた時だった。噂で聞いた。
彼には特殊能力というものがあったのだと。
未来が見えるという。
それが真実なのかはまだ分かっていない。