テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
五条 「んじゃ。今日はとりあえず君たちの実力を把握したい。
ってことで、2・2で任務に行ってもらうからね。」
あとは伊地知よろしくー、とか言いながら先生はパンケーキ食べに行った。
ほんとあの先生、教師の自覚あるのかな。
私のペアは真希さんになった。ツンツンくん(狗巻のこと)と一緒にならなかっただけまだいいけど、
できたらお人形(パンダ)がよかったなーー。
宵 「よ、よろしくね。真希さん」
真希 「んー」
・・・・・・もうやだ。心折れそう。夏鈴ー(大好きな使用人)助けてよー。
宵 「こ、ここ」
真希 「みてーだな」
まじっで嫌なんだけどーーー!!廃墟の病院とか絶対呪いいるっつーの!!
真希 「・・・・なあ、お前なんで高専来たんだよ。」
宵 「え?」
真希 「朝もなんも喋ってなかったしよ。心ン中で思ってること口にしないタイプなのか?」
宵 「え? ま、まあ多分、、、、」
真希 「・・・・呪術師やめろよ」
宵 「!?」
真希 「自分の本音ぶちまけられないような奴は生きていけねーぞ。天与呪縛のお前ならなおさらな」
そんなこと言ったって、仕方ないでしょ。ろくに喋ったことないんだから。
同じ天与呪縛の人間なのになんで、あんなにイキイキしてるんだろう。。。。。
そんなこと考えてるうちに真希さんはいなくなってた。
宵 「げ!? 置いていかれた~~」
真希 あいつ、、、何なんだよ、、、、「気持ちわりい」
!?呪いの気配!?
いない。。。今確かに感じた。天与呪縛者でも気配を感じ取ることはできる、、、
その私が呪霊を見失うなんて、、、
呪霊 コッチダヨオオオオ
真希 っ!!!やられた!!!
宵 「もーーー。真希さんどこ行ったのーー」
あの目隠し先生からもらった呪具も使い道ないなあ。真希さんいないし。。。。。
!!!??? 呪霊の気配!? っ!!??? なんだあれ?? 真希さんを取り込もうとしてるのか??
「くそっ!!」
私はすぐさま刀を構えた。刀の扱い方は夏鈴が教えてくれた。
1人になったとき自分で身を守れるようにって。
あの家で私を愛してくれたのはずっと、夏鈴だけだった。
宵 「はっ!!」
気が付いたら真希さんは倒れていて、私は呪霊を倒していた。
「真希さん!!よかった。息はある。。」
?? 「あれが星乃宵の力か・・・・」
?? 「現時点では心配はいりませんが、不安の芽は早めにつんでおくべきかと」
?? 「そうだな・・・ して、本当に良いのだな? 夏鈴 」
夏鈴 「はい・・・」