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夜の学校? LINE既読ー。Xで呟かれた流行の最先端!
外は満月の魅惑の力で怪しい雰囲気を醸し出す余韻の中、“直視の魔眼”実妹→遠野秋葉達乙女の夜会に吸血鬼が集う。舞姫最愛の序曲~シンフォニーの神々成る血!
「聖職者足る者クェイサーの遺言を再々構築すべきーユグドラシルの審判が並行世界の名に於いて天秤を処す」
シエルが立った。真夜中の仮面舞踏会(マスカレイド)再起動……教会所蔵の【復元呪詛】【純潔証明】【紅赤朱】キーワードが出揃うー視界流天の断罪!
「遠野君はアルクェイドと一緒≠外界・異国の地、「木を見て森を見ず」のトラップの罠。全て幻聴?」
愛を知る。秋葉が豪邸の屋敷から飛び出した、他意が消えゆく? お兄様の眼は寛解する……師匠の先生が彼の脳裏に混在すー
「この眼鏡を掛けなさい。少年、若き日の過去へ詩想を馳せろー君は何も無く何もしない」
大草原の中で二人は邂逅した。彼女は風の調べを聞いて立ち尽くす、志貴は強すぎる“力”を制御出来ないー
「旅路に一幕のスパイスを……忙しなく刻は動く、いつか返しにおいで。未来の約束だよ」
「ずっと一緒に居たい。当たり前の感情、僕のそうすべき総べて」
樹木の側で触れ合う手と手。掌を隙間風に翳せば事実が見える、長髪に半袖の白地のラフー
「魔法をかけよう。小指を出して」
繋がれた結合ー真祖としての月の運命、世と理。
「本当に僕に出来るかな。人生なんて必然と選択の連続……武者震いだよ」
「可愛い子」
頭を撫でられ向こう側の境界を見出した先生はシャッターのレンズのボタンを押す。おまじないだよ、もうすぐ世界が終るー
「もう行っちゃうの? 秋葉が淋しがってる」
「大切な家族も守れなくて何が男の子だ? 師匠の最期の言葉だ。そのまま」
「……」
昔話に出て来た童話の様だったー心を掴まれて離さず言葉が出ない、アレ……??
「さよならは御預けさ。志貴、振り返らず走れー」
消えないこだま。黄昏の呼び声、ハルマゲドン
「はぁ…はあっ」
秋葉が目を覚ました時には月の物語は幕を閉じていた。無意識の奥底の“器”が手に入る喜びと一抹の罪悪感、風に哉りたい……
カーテンの斜陽が太陽光の輝耀‐再開の約束‐を示唆している、使用人の家政婦のメイドが台所のシンクで調理をしていた。
「まだ夢の中? 気付いたのかな」
「秋葉さん。終わりましたよ、次の家事を何なりと」
「お兄様は? 部屋?」
「友達と遊ぶと言った切りですね。くすくす」
長いらせん階段を謙り朝食のスープカレーを飲んだ。穏やかな時の中で溶けてゆく私の、否ー私達の時間……アルクェイドとシエルの密会??
「いけません! 私も仕事を」
「はい。承りました」
夜を駆けるー
スマホの音楽のプレイリストの全て。俺の辞書にその言葉は無いー
「志貴。準備は良い? 貴方の眼が必要なの」
「吸血鬼を倒す。それがHERO’Sの存在価値の証明」
礎作りの築き上げゆく日々にピリオドの臨界を、俺は師匠(先生)の言葉を胸に抱いて歩き出した。眼鏡を外して……。