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第2話 『可愛い君』
あの後から昼になると裏庭で会っては話すようになった。
ただ、裏庭以外で話す事はほとんど無い!
正直もっと話したい…
Limeは交換してるし、
連絡すれば会えるだろうけど…
勇気ないんだよなぁ、
帰り誘うとか?
やってみる…?
なんなら教室に迎え行くか?
んぁあ!もう!
俺恋愛下手すぎじゃね?!
分かんない!
やっぱり迎え…行くか…やる価値はあるよな…よし!決めた!やる!
次の日になって今日も裏庭に会いにいく
渚「晴仁くん!こっち!」
晴仁「先にいてくれたのかw」
渚「うん!」
晴仁「ありがとう」
渚「あのね実はさ…さっき」
こんな風に話す渚が最近凄く可愛いくて、最初はあんまり話さないタイプで1匹狼に近いのかなとか思ってた。
でも1回話したら結構話して、
いつも目を輝かせながら上目遣いで話す渚が可愛くて仕方なかった…!
渚「でねでね!__」
晴仁「ニコニコ(可愛いなぁ…)」
渚「(何か…めっちゃ見つめられてる気がする、この優しい笑顔ズルいよね)」
あの後から僕は晴仁君と話すようになったけど、昼休みに裏庭で話して終わりっていう謎の関係だった。
その時間が楽しみでここに来るのが好きになった。
晴仁くんは優しい笑顔で話を聞いてくれるたまにクシャって笑う笑顔がカッコ良さとのギャップで可愛いんだよね~!!
キーンコーンカーンコーン
晴仁「もう、終わりか…」
渚「僕ばっかり話しちゃったね」
晴仁「良いんだよwお前の話聞くの好きだから(ニコ) 」
渚「今度は晴仁くんの話聞きたい!」
晴仁「特に面白い話ねぇぞw」
渚「それでも良いの!」
晴仁「なら良いけど」
渚「やった!(ニコ)」
やっぱり渚の笑顔は可愛い…
もっと話したいな…
渚「ヤバい!戻らないと授業遅れる!」
晴仁「急ぐぞ!」
次って何だっけ…俺体育じゃね?
やべぇええ!!
カキカキカキカキ…
歴史か…もっと晴仁くんと話したかったなぁ…
外
「ガヤガヤガヤガヤ」
渚「(晴仁くんいる!体育かな?)」
モブ「おーい!晴仁ボール!」
晴仁「うし!任せた!」
渚「カッコイイなぁ…(ニコニコ)」
晴仁「(何かめっちゃ視線感じる…俺の自意識過剰か?)」
キョロキョロ
渚「何か探してる?」
晴仁「?!」
渚「ビクッ…///(見てたのバレた!)」
晴仁「な・ぎ・さ(口をパクパクする)」
渚「何か話してる?」
な………?ぎ…………?さ…………?!
名前…呼んでくれてる?!
晴仁「ニコ(手を振る)」
渚「ニコ(手を振り返す)」
晴仁「(渚見てくれてるなら頑張ろ)」
渚「(手振ってくれた!)」
やっぱり カッコイイ/可愛い なぁ…
キーンコーンカーンコーン(6時限目終わり)
帰り誘いに行くか…
モブ2「晴仁一緒に帰ろうぜ!」
晴仁「ごめん今日は無理!」
モブ2「彼女かぁ~w?」
晴仁「ちげぇよ!」
ガラガラガラ
花「あれ?!晴仁じゃん!」
晴仁「あ~花か」
花「花かって…酷くない?」
晴仁「知らねぇ」
花「そんなんだから彼女出来ないんだよ」
晴仁「うるせぇ」
花「まぁ…貰ってあげ無くはないけど…//」
晴仁「お断りだ!」
春「冗談に決まってるでしょバカ!」
渚「(花さんと晴仁くんって仲良いんだ…一緒に帰るのかな?(モヤッ)」
晴仁「あっ!渚!」
渚「(僕?!)」
晴仁「なーぎーさー!」
渚「晴仁くん!」
トコトコ(走ってくる)
晴仁「(何この子めちゃかわや…)」
渚「どうしたの?」
晴仁「一緒に帰らね?」
渚「良いの?!」
晴仁「良いに決まってんじゃん」
渚「待ってて!」
トコトコ(荷物の取りに行く)
晴仁「ボー…//(やっぱりめちゃかわ)」
春「……ジッ」
春「何…あの子の事気に入ってんの?」
晴仁「だとしたら?」
春「別に…」
晴仁「お前昔から俺の仲良いやつ片っ端から何かしてたろ」
春「急に何?!」
晴仁「俺が知らない訳無いだろ、幼なじみの勘舐めんな」
春「チッ…だから?」
晴仁「渚になんかしたら覚えとけよ(圧)」
春「ビクッ…!(ゾワッ)」
晴仁「後でお前にだけは話しておく事がある」
春「何…」
晴仁「帰ったら連絡する」
春「分かったわ」
トコトコ(走ってくる)
渚「行こ!」
晴仁「おう!」
渚/晴仁「(一緒に帰れる!)」
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