青「今日は何の日だ?」
桃side
青「今日は何の日だ?」
桃「えぇー?」
俺の1日のスタートはまろのクイズから始まる。
特に意味は無いけどまろがいつも同じクイズをする。めんどくさいって思う時もあるけどこのクイズを毎日してたらルーティンみたいになってこのクイズがないと1日が始まらないみたいな感じでこれが癖になってる
桃「今日か、えぇ〜寿司の日とか?」
青「ぶぶー!正解は隣のクラスのA君の誕生日でした!」
桃「知るかよw」
まろとは高校1年生の時に会って以来ずっーと一緒
ずっと一緒に入れるといいなぁそう思いながら次の授業の準備をした。
それから6年が経とうとしていた
高校の時にまろとさよならして早や6年。ほんとに月日はあっとういうまに過ぎていった
俺は社会人になり毎日つまらない日々を過ごしていた
俺は毎日既読もつかないまろのLINEに
ないこ:今日はまろとないこが初めてお泊ま りした日だね
と毎日今日は何の日か送る
でも高校の時さよならした日から送ってるけど既読が着いたことは1回も無い
でも毎日送る。まろが飽きないようにね
12月2日
ある日想定外のことが起きた。今日もまろに送ろうとしたらまろからLINEが来ていた
If:ないこっ!
今日は何の日だ?
とたったこの2行と紛れもないLINE
LINEが来たことで俺は不思議に思う気持ちと嬉しさが出てきた
桃「よし!久しぶりにまろに逢いに行くか!」
LINEを返す前に体が勝手に動いてた。
早くまろに会いたくて気づけば走って泣いていた。
桃「やっほ!まろ久しぶり」
青「来てくれたん?久しぶりやん」
桃「もうあれから6年たったんだよね」
青「そうやな、ないこ老けたなw」
桃「今日はまろの誕生日でまろの」
青「あぁ、今日のクイズの答えわざわざ答えに来たん?w」
桃「うぅー言いたくないなぁ、認めたくない、まだ信じられないw」
青「そうやよなぁ、俺もまだ生きてるんやないって思ってまうねんな」
桃「今日は、まろの命日だね、泣」
青「んふ、正解や」
桃「まろ〜会いたいよポロ」
青「俺だって会いたいや」
桃「ねぇまろ聞こえてる?」
青「聞こえてるで」
桃「あのさ、あの時ありがとね」
青「まろがないこのこと庇った時のこと?」
桃「俺、まろの誕生日だから楽しんで欲しくて張り切って、それで、」
青「おん、」
桃「それで、周り、」泣
青「ゆっくりでええで」
桃:ゴシゴシ(涙を拭く)
桃「俺せっかくの誕生日だから思い切り楽しんで欲しくて、周り見てなくて」
青「うん、」
桃「気づいたら信号無視してて」
青「ないこらしいな、w」
桃「ほんとにごめん、そして俺を庇ってくれてありがとう」
青「全然えーで、俺のために色々考えてくれたんやろ?」
桃「もう1回会いたいなぁ」
青「んふw、そうやなぁ」
桃「俺まろと話したいこといっぱいあるから」
青「俺もや」
桃「まだ好きってこと伝えてないし」
青「えっ//」
桃「まろ、聞こえてるかどうか分からないけど」
青「聞こえてる」
桃「俺はまろのこと宇宙一大好き、愛してるから覚えておいてね」
青「最高の誕生日やなぁ」
桃「お誕生日おめでとう、まろ! 」
青「ないこたん‼️ありがとう」
桃「えっ!まろ!まろの声が聞こえたんだけどっ!」
青「んふwびっくりしすぎやろ」
桃「まろ!そこにいるんでしょ」
青「おん、おるで?」
桃「まろ!まろ!俺まろ大好きだから!」
サッ
桃「えっ!まろ?」
青「どう見える?」
桃「見える!どうして?」
青「魔法や」
桃「会いたかった、」
青「俺も、」
桃「あのさ、」
青「ん?」
桃「にこにこしてるまろも真剣なまろもいつもクイズ出してくれるまろのことが大好きです」
青「俺も、ないこのこと好きだよ?」
桃「えっ?」
青「だから俺もないこのこと好き」
桃「じゃあ俺と付き合ってくれますか?」
青「ごめんなさい、」
桃「えっ、」
青「ないこが嫌いって訳ないねん本当は俺も付き合いたいんや」
桃「じゃあなんで?」
青「もうまろ死んじゃったからないこ、 まろと付き合ったら、好きな人と付き合ったりそういう関係できないでしょ?」
桃「そんなのっ、」
青「まろはないこに幸せになって欲しいんや」
桃「俺は、まろと付き合えないなんて不幸すぎるよ」
青「えっ、」
桃「好きな人に振られて、不幸すぎるよ、」
青「ないこ、」
桃「俺に幸せになって欲しいなら俺と付き合って」
青「ほんまに、ええの?」
桃「うん、まろがいい」
青「ほんまに、後悔しない?」
桃「絶対しない、まろじゃなきゃやだ」
青「じゃあお願いします」
桃「やった」
スッ…(抱きつこうとする)
青「ごめんな、」
桃「っ、」
青「そろそろ時間かも」
桃「次はいつ会える?」
青「1年後かな?」
桃「約束」
青「おん、約束な」
桃「またね」ポロ
青「またな、愛してんで」
スッ
桃「ほんとに、いなくなっちゃった」
ヒラ
桃「えっ?紙?」
まろとお別れてして帰ろうと後ろを向いたら青とピンクのグラデーションの紙が落ちていた。
ないこへ
告白してくれてありがとう。
すごくうれしかったで
まろのことが嫌になったら、全然浮気してもええし、彼女も子供作って幸せな家庭を築いてもええから
ないこが好きなようにやって欲しいな、
1年後もここでないこのこと待ってるかね
12月2日のクイズの答え増えたね
またないこと会えることを気長に待ってるな
いふ
まろの綺麗な字で書いてあった
桃「まろ以外の人を好きになるなんて死んでもないよ」
桃「来年もまた会えますよに」
1つ呟いて家に帰った。
コメント
5件
ストーリーの内容神すぎますね 😭😭 青さんのやさしさがめっちゃ伝わってきます т т
ねぇまってめちゃくちゃ好き😭🫶🤦🏻♀️💗感動やばい😭 まじ天才ほんと大好き🫵🏻🫵🏻🫵🏻