テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
遥斗 凪
6,268
いつき@アカウント入れん
103
219
翌日。
朝。
みこと「おはよ。」
すち「おはよう。」
目が合う。
みこと「……。」
すち「……。」
二人とも。
昨日から。
相手を好きだと自覚している。
なのに。
相手の気持ちを深読みに深読みしすぎて
何も言えない。
そして。
その様子を見た暇72。
暇72「……。」
いるま「……。」
こさめ「……。」
LAN「……。」
暇72「だめだこいつら。」
その日の昼。
暇72「確保。」
みこと「は?」
突然。
両腕を掴まれた。
みこと「ちょっ、なに!?」
いるま「連行。」
みこと「なんで!?」
こさめ「尋問するよー!」
みこと「意味分かんない!!」
みこと「離せーーー!!」
暇72「却下。」
いるま「却下。」
こさめ「却下!」
LAN「却下」
数分後。
会議室(という名の空き部屋)。
みことは椅子に座らされていた。
向かい側。
暇72。
いるま。
こさめ。
LAN。
完全に圧迫面接だった。
みこと「…帰りたい。」
暇72「ダメ。」
いるま「まず確認する。」
みこと「もー嫌な予感しかしない。」
いるま「好きな人いる?」
みこと「……。」
こさめ「いる?」
みこと「……いる。」
全員「よし。」
みこと「よくない!」
暇72「次。」
紙を取り出す。
みこと「何それ。」
暇72「候補一覧。」
みこと「なんでそんなものあんの?!」
暇72「まず第一候補。」
紙をめくる。
みこと(嫌だ。)
暇72「コンビニ店員。」
みこと「違う。」
いるま「消去。」
バツ。
こさめ「猫!」
みこと「違う。」
バツ。
暇72「宇宙人。」
みこと「違う!」
バツ。
どんどん消えていく。
みこと「絶対に、教えないよ!」
すると。
暇72が最後の紙をめくった。
みこと「……。」
嫌な予感。
ものすごく嫌な予感。
そこに書かれていたのは。
【すち】
みこと「!!!!!!」
固まった。
数秒。
十秒。
二十秒。
沈黙。
暇72「……。」
いるま「……。」
こさめ「……。」
LAN「……。」
みこと「……。」
暇72「分かりやす。」
みこと「ち、違う!!」
いるま「今の反応で?」
こさめ「無理あるよ!」
LAN「裁判なら有罪。」
みこと「有罪じゃない!!」
顔が熱い。
絶対赤い。
終わった。
完全に終わった。
暇72「好きなんだな。」
みこと「……。」
いるま「好きなんだな。」
みこと「……。」
こさめ「好きなんだ!」
みこと「うるさい!!」
全員笑い始めた。
みこと「笑うなーー!!」
すると。
ガチャ。
全員「?」
ドアが開く。
そこにいたのは。
すち。
みこと「!!!!!!」
人生終了。
すち「みんなここにいたんだ。」
暇72たち。
みこと。
全員固まる。
すち「?」
すると。
机の上。
一枚の紙。
そこには大きく。
【好きな人候補】
そして。
最後に残った名前。
【すち】
みこと(終わった。)
みこと(本当に終わった。)
すち「……。」
視線が紙に落ちる。
沈黙。
誰も動かない。
暇72(やば。)
いるま(事故。)
こさめ(事故だ。)
LAN(終わったな。)
そして。
すちがゆっくり顔を上げた。
みことを見る。
みこと「……。」
すち「これ。」
みこと「……。」
すち「どういうこと?」
みこと「……。」
みことの脳が完全停止した。
コメント
7件
うふふふ♪このまま付き合ってくれないかな〜♪
ふへへへへへへ
読了!いやーもう、みことが完全に詰んでて笑った(笑)「好きな人候補」の紙が残ったままのあのタイミングですちが入ってくるの、事故すぎる。でも、みことの赤面とパニックがすごく可愛くて、思わず応援したくなった。この気まずさ、どう転ぶのか続きが気になる…!