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めっちゃ投稿してませんでした申し訳ございませんm(_ _)mてか来週からテスト期間なんでもっと投稿出来ないかもオワタ\(^o^)/
【注意】ちょっとだけいじめ表現あります
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〜数日後〜
ピロン
翔太のスマホが鳴る。
『俺今日体調悪くて学校休むごめん(´・ω・`)』
瞬からのラインだ。
(瞬休みか最近調子悪そうだったし大丈夫かな…)
『全然大丈夫ゆっくり休んで(*^^*)』
ピロン
翔太のスマホが鳴る。
『しょうくん今日俺遅れる〜( ᐪ꒳ᐪ )俺が居なくても寂しがらないでね♡あと1人になっちゃダメだよ』
芹本からのラインだ。
(寂しがらねーよ!むしろ大喜びだわ!)
と心の中で叫び既読スルーをした。
(1人になっちゃダメとか俺うさぎじゃねーし)
〜登校〜
(ふぅー瞬も…あいつもいねーし1人で過ごすか)
ガタン!
翔太の机が強く蹴られた。
「ちょっとしょーたくん?一緒に来てくんない?」
そう声をかけてきたのはクラスのクラスカースト頂点のいじめっ子だ。俺はこいつらにいじめられていたが瞬が釘を刺したので俺へのいじめはされなくなった。正直大嫌いだ。
「…わかった」
〜体育館裏〜
「やっと清水もあのヤンキーもいなくなったあアイツらのせいでストレス発散出来なくてイライラしてたんだよお」
「ははwそれなw」
「でもいまできるじゃん?w」
「おうw確かにw」
あぁまただ。俺は誰かに守られてないと生きていけない。またあの地獄を見る。
ここで助けを呼ぼうとしても無駄だここは滅多に人なんか通らないし俺なんかを助けるやつは誰一人居ないんだから。
「早くやれよ…」
「おっ?乗り気ぃ?いいねぇw」
「お望み通りやってやるよw」
スッ
いじめっ子が俺の体を蹴ろうした瞬間────
ドオオオオン!
「おいお前ら今しょうくんに何しようとした?」
そこには今にでもいじめっ子を殺しそうな目をした芹本がいた。
「ひっ芹本っ!」
「お前らタダじゃ置かねえからな?」
「…芹本」
「しょーくんすぐ終わるから待っててね」
「いい!こいつらのことはもういいから!」
「でもっ────」
「いいから!!」
「……っ」
「うひぃぃいっ!」
いじめっ子達は全力でここから離れた。
「何でここが分かったんだよ」
「んー?だってアイツらいっつもここで弱いものいじめしてるから」
「…何で俺を助けた」
「それはしょーくんが大好きだからだよ♡」
「なんでだよ!!」
俺は声を荒らげた。
「なんでこんな誰かに守られてないと生きていけないような奴に!なんにも取り柄のない根暗野郎を好きになんだよ!!……おかしいだろ…」
俺は思わず涙が出てしまった。怒っているような妬んでいるような心がゴチャゴチャになって分からなくなった。
「なんにも取り柄がないなんて嘘だよ」
芹本が言った。
「しょうくんは誰よりも優しいし俺みたいな男に惚れられても軽蔑しなかった。俺ちょー嬉しかったんだよ?だってあの時めっちゃ怖かったもん」
(なんだそれあの時あいつ平然そうな顔してたのに)
「それに誰かに守られてないと生きていけないなんて俺が一生守るんだから良くね?」
そう言って芹本は笑った。
(ばっかじゃねーの?ほんとそんな俺が人生ずっと悩んでたことを軽く言いやがって悩んでた俺がバカみてぇじゃねえか)
ひねくれた俺はそんな一言にとても救われた気がした。
涙が溢れ出した。
「うぇええ!!ごめん!!泣かせるつもりはなかったんだってぇえ!」
「…ははっあっははwなんだその間抜け面wてかさっきの完全にプロポーズじゃねえかw」
「…ふぇ?」
「…っま一生守ってもらおうかな〜和真?」
「…ふぇっ?うえええええええ?!」
「なんだよ冗談だよバカw」
俺は腹がちぎれるくらい笑った。
「俺本気にしちゃうんだけど?」
と和真が顔を真っ赤にして言った。
俺も思わず真っ赤になった。
「…ほら教室戻るぞ!」
「ちょっまってーーー!」