どうやら1作目と2作目の改行ミスが多かったようです。メモアプリのものからこっちに写してるので、結構そのようなミスがありますので、ご理解頂けると幸いですm(_ _)m
(後付け…2作ともミスをあらかた直しました!)
※1部暗め、過呼吸表現有
※n/m/m/nです。苦手な方はご自衛を。
kyside
最悪だ
もうやだ、無理
すんごい悪天候
俺は雷が嫌い、大嫌い
今日は1日中強風大雨雷ってニュースで見た
だからカーテン締め切ってリビングのソファで体育座りしてる
本当に無理なの、雷だけは
光る度、轟く度、地響きがなる度涙が出そうになる
いい大人が雷にビビるって情けないけど、そんな事気にしてられないほど怖いものは怖い
ky「はぁ…」
声が震える
なんで雷なんだよ、止んでよ
こういう時って神頼みしちゃうよね、いい子にするから雷止んで、とか
小さい頃はお願いすれば止まってくれるって思ってたな
お願いしてみる?そしたら止むかも
淡い期待だがやってみて損は無い
「これからも頑張るから雷止んで」
なんてね、こんなので止むわけないよ
相変わらずバシャバシャ降る雨に窓に叩きつける風
なんか寂しくなってきたし…
あ、てかfj
俺が雷嫌いなの知ってるくせに編集しやがって
邪魔しに行ってやる
俺悪くないもんね
ソファから立ち上がった瞬間だった
窓が鋭く光り電気が消えた
ky「へ…?」
やばい、でかいの来るぞ
咄嗟にソファに置いてあった毛布を手に取り床にしゃがみこむ
ドシャッ ドドドドドッッ
激しく地面に鳴り響く雷鳴
多分落ちた
地響きが耳の奥に響いて耐えられない
ky「っ…やだ…」
怖い、怖い
気づけば大粒の涙が床に染みを作っていて視界がぼやけている
fj…来てよ
手が震えて呼吸が浅くなる
ky「っは…カヒュッ…は…ッ」
息が出来ない
やばい、苦しい…っ
どうしようも出来なくて涙が溢れる
そんな俺に追い打ちをかけるかのようにまた外が光る
ky「fjっ…!」
廊下からバタバタと音が聞こえる
雷の音みたい、やだ、怖い
涙が止まらない、助けて
頭が白くなってきた、息も出来ないよ…
ky「は…ッ」
手の力が入らなくなり崩れ落ちる
だめだ、もう…
fj「ky!大丈夫!?」
ドアが勢いよく開きfjが駆け寄る
fj「もう大丈夫だよ、怖くないから」
fjに抱き締められた
落ち着く…安心する
急な安堵感と緊張感の緩みで涙がまた出る
fj「息辛いね、ゆっくり呼吸しよ」
優しく包み込むような声で囁く
ky「ヒュッ…は…っ、は…ぁ…」
喉から空気が漏れる感覚が苦しい
fjが背中を撫でて落ち着かせてくれる
fj「もっと早く来れなくてごめんね」
fj「怖かったね」
幼い子供を宥める様に頭を撫でて、普段なら嫌がるけど今はそれがとても嬉しい
ぎゅ、とfjの腕を掴む
離れたくない、1人はやだ
ky「いかないで…」
聞こえてないだろうか、でもその方がありがたい気持ちもある
fj「行く訳ないじゃん」
ふふ、と優しく笑って抱きしめられる
聞こえてたのかよ、照れくさくて顔を背けた
外は悪天候だけど、この空間は暖かくて気持ちいい
fjと居ると落ち着くから、fjのぎゅーは好きだ
次は聞こえるなよ
そう思いながら
ky「だいすき…ばか」
fjの胸に顔をうずめた
fj「…可愛すぎでしょ」
コメント
5件
マジで可愛い作品ありがとうございますぅぅぅぅ!!!!これからも応援してますねぇぇぇ!
ファーーーーーーーーー!!最高です
うわ、尊い