(これは第3話です。第1、2話をご覧でない方は、先にそれを見ることを薦めます。)
東雲「私、東雲 愛(しののめ あい)。よろしくね!」
輝利「よろしく!」
輝利(優しそうだな….)
ー数十分後ー
先生「これで授業を終わりにします。日直、号令を。」
日直「起立、礼」
他生徒、輝利、東雲「ペコ(お辞儀)」
輝利「はぁ〜授業終わった〜」
東雲「ふふっ、1番最初の授業はどうだった?」
輝利「いや〜緊張したよ〜!」
東雲「そっか。」
先生「東雲さん。それじゃあ案内をよろしくお願いしますね。」
東雲「はい。」
東雲「じゃ、行こうか」
輝利「うん!」
ー(教室を出る)ー
東雲「輝利ちゃん….」
輝利「ん?なに?」
東雲「実は私….」
東雲「昨日転校してきたの。」
輝利「え?」
輝利(え?いや?え?あ、そうなんだ。)
輝利(いやそうなんだじゃねぇよ。なんで昨日転校してきた人案内させてんだよ。教師狂ってんのかよ)
輝利(あとなんでそんなちょっとシリアスな雰囲気で言ってきたの?そんなシリアスじゃないいや実質シリアスだけど(?)そんなシリアスな雰囲気で言うなよ)
東雲「輝利ちゃん?」
輝利「あ!ごめんごめん!ちょっと考え事してた!」
東雲「….? そう?」
輝利「そうそう!汗 じゃ、案内してください!」
東雲「いいよ!(なんで敬語…?)」
東雲「ここが理科室で〜ここが体育館で〜そしてその隣がパソコン室で〜」
輝利(学校内の構図どうなってん)
ガシャン(ガラスが割れる音)
輝利、東雲「え?」
(ドンッ)
ガラスが割れた音と同時に、私に衝撃が走った。
頭が痛い、いや、体中が痛い
体が段々壊れていくような感覚
そこで見たのは
赤色が付着した、鉄パイプだった
輝利(え….?)
輝利(私…鉄パイプに打たれて…)
輝利(また…死ぬの…?)
輝利(いやてかなんで鉄パイプくるんだよ。この学校やっぱイカれてんのか)
ピー
輝利(またこの音だ!)
東雲「ここが理科室で〜ここが体育館で〜そしてその隣がパソコン室で〜」
輝利(学校内の構図どうなっt)
輝利(あ、やっぱりタイムスリップしてr…)
輝利(って!そんなこと思ってる場合じゃない!)
輝利「フンッ!!」
東雲「え!?輝利どうしたノ..」
ガシャン(ガラスが割れる音)
輝利(パタッ)
輝利「あ…危なかった…」
東雲「え、今何が起こって…」
先生「ど、どうしたんだ!今大きな音がしたんだが!」
輝利「あぁ、先生。どうやら鉄パイプが飛んできたらしいです。」
先生「怪我はないか!?」
輝利「は、はい…」
先生「東雲さんは!?」
東雲「わたしはギリギリだったので大丈夫です…」
先生「ふぅ…よかった…」
先生「とにかく怪我がなくてよかったよ…もう教室に戻りましょ….」
輝利、東雲「はい」
ー数分後(教室に戻った)ー
先生「どうやら、屋上の工事中、作業員がふざけて鉄パイプで遊んでガラスに投げてしまったらしい」
輝利(いやホントにイカれてんのかよ)
輝利「あ…そうだったんですね〜…..」
輝利(私、イカレ学校に転校してきてしまったのかもしれない)
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