私は現在ルーザーキングス、通称ルザギンのサーニャちゃんとChroNoiR、通称クロノワの葛葉くんの事を推している。この2人はグループは違えどデビュー日も同じな双子のアイドルだ。この2人のいい所は何を言ってもあの顔!2人ともセクシーぼくろが着いてたり、あの綺麗な白髪、話したり笑ったりした時に見えるあの鋭利な八重歯。上げてたらキリなんかないけどとにかく2人ともとても可愛くてイケメンなのだ。
この2人はデビュー時から注目を浴びておりデビュー早々テレビで見ない日は無いくらいには人気の国民的アイドルとなっていった。
そんな2人には仲の良い幼なじみの男の子がいる。ファンが分かっているのは2人が生まれた時から一緒に居ること、デビュー当時は2人のマネージャーとして活動しており(今は、2人とも人気になりすぎたためサーニャちゃんだけのマネージャーとなっている)3人で同棲をしていること、名前が『とうや』という事だけだった。2人ともデビューした時からとうやさんの事は公表していた。初めは、アイドルとマネージャーが同棲するのはどうなのか、女の子も一緒に居るのはどうなのかと様々な問題等が挙げられた。ただ2人はそれのせいで問題が起こるようならアイドルを辞めると言っており、少なからず表立って文句を言う人は居なくなった。
初めの頃はやっぱり大丈夫なのかと不安になる日はあったが2人は定期的にイン○タライブをしておりそこでは3人の日常を上げてくれていた。やはり少し距離が近いと思うこともあるけれどそれ以上に2人からの距離が近い事が多く本当にただの幼なじみとして仲が良いだけなのかもなんて考えながら今日のライブも見ていた。
そんなある日SNSを見ていると1本の記事が流れてきた。その内容とは、サーニャちゃんと葛葉くんの日常をスタジオの皆と見るという内容だった。主にとうやさんが動画を取りながら説明等をしてくれるというものだった。2人のファンの中には一定数とうやさんのことを推している人もおりその1人であった私も思わず声を上げて喜んでしまった。放送は今日の20:00らしく絶対に定時で帰ると心に決めて仕事に励んだのだった。
家に帰ってきたのは19:00でさっさとお風呂と夕食を済ませお酒とおつまみを片手にテレビの前で待機した。
元々レギュラー番組として様々な芸人や俳優さんの日常をやっていたのは知っていたがまさかあの2人もこの番組に出ることになったのかとこれまた嬉しくなりながらも動画が流れてくるまで待った。
動画が流れ終わったらライブだからこそで、SNSに募集した質問に答えてくれるらしい。うわ〜それも踏まえて楽しみだな。
「これ、ちゃんと撮れてるかな?……大丈夫そうだね。はーい、皆さんこんにちは。知ってる人もいるかもしれませんが顔を出すのは初めてですね。今回撮影される2人のマネージャー兼幼なじみである刀也です。」
うわ〜顔可愛い……ほんとに男の子なのかな?ってか2人よりも若そうなんだけどほんとに歳上なの?ってかとうやってこの漢字だったんだ。2人だけじゃなくて刀也さんの日常も少なからず知れるかもしれないのいいな……
「2人の家にはカメラが数十代置かれており様々な角度から2人の日常を見ていっていただけたらと思います。明日から2人の身の回りの事を撮っていくことになります。今日は今話題になっているドラマの撮影があり、2人とも珍しく早めに寝ています。それではまた明日。」
は〜いい…こんな感じでずっと喋っててくれるのかな?
「……はい、皆さんおはようございます。現在、朝の4:30です。」
えっ?早くない?社会人ですらその時間は寝てるよ?!
「え〜らこんな時間から何をするんだと思った方もいらっしゃると思います。ここからは僕のルーティーンですが、朝起きたらまず1番にすることは2人の仕事の確認です。予定と変更がある場合、服装だったり移動する時間なども考えて行動しているので起きたらまずは予定の確認をします。え〜と、今日の予定はですね、言ってもいいと言われてるので掻い摘んで紹介するとですね、2人とも朝は同じスタジオでコラボ商品との撮影、その後は午後からそれぞれのグループでの打ち合わせ、衣装合わせ等が入っていますね。今日は2人とも8:00から撮影なので7:00には家を出ます。今日はいつもより予定が詰まってないので楽な方の予定ではありますね。」
刀也くんが予定を読んでいくのに合わせて予定表が出てくる。楽っていっても時間は結構詰まってるし、打ち合わせって言ってるけど時間は13:00ぐらいから21:00ぐらいまで書かれてるし普通の仕事してる方が楽なんじゃないかって思うぐらいには大変そうだった。
「そろそろ5時ぐらいになりますね。2人のことは予定にもよりますけど今日は6:00ぐらいに起こします。その間に僕は2人の荷物の確認、朝食の準備、家事等をやっていきます。今日の朝ご飯はこの間サ、葛葉くんがコラボしていた有名なパン屋さんのパンが沢山あるのでフレンチトーストにして食べていきたいと思います。……下準備が終わったので2人の荷物の確認と自分の準備もしていきます。」
えっ?刀也くんいくらフレンチトーストとはいえ手際良過ぎない?ビックリした!てか、葛葉くんっていう前に『サ』って言ってたけどどうしたんだろう?サーニャちゃんと間違えたとかなのかな?
「2人の鞄にはハンカチとティッシュ、財布、化粧ポーチ、住所等の書かれたカード、これは2人とも迷子になりやすかったり、タクシーとかで帰ってくる時に見せられるようにですね。あとは、まだ入れませんが2人の飲み物とスマホ、とかですかね。あとはこっちのカバンでこっちには2人の予備の着替えとかが入ってます。え〜、2人の準備が終わったところで僕の準備もしてきます。その後は軽く洗濯わ床を拭いて2人を起こします。」
2人ともそんなに迷子になりやすかったんだ笑
なんか幼なじみってゆうよりもお母さんって感じの方が強いな〜可愛いし、料理もできるしいい嫁って感じがすごいな
「…家事もある程度終わったので2人を起こしてご飯の準備をしていきます。」
コンコンコンッガチャッ 「サーニャ?起きてる?部屋、入るからね〜」
「んん〜〜」
「おはよう。ほら、撮影もしてるし起きて?今日はフレンチトーストにするからね」
「おはよ、フレンチトーストほんと?やった〜」
え??サーニャちゃんの寝起き可愛すぎない?ってかナチュラルにサーニャ呼びありがとうございます!
「ほら、今日はこの服ね?」
「え〜?それやだ〜」
「なんで?この間は凄い嬉しそうに来てたじゃん。誰かに何か言われたの?」
「ぶりっ子だって、」
「誰が?この服着ていったのってこの間の大型番組の時だったよね?」
「うん、その時の」ピー「さんがこの服着てるのはぶりっ子だし、態度とかもウザイって言ってきて…」
「何で僕に言ってくれなかったの?」
「この服刀也が一生懸命選んでくれた服だったから刀也が傷つくかもって思って…」
「そっか、ありがとう。でもね、他の人の事なんて気にしなくて良いんだよ?生意気な態度を取っていい訳じゃないけどそんな事を言う人は近いうちにそういうので問題になるだろうし、サーニャの着たい服なら堂々と着てて良いんだよ。そんな泣きそうな顔よりも笑ったりしてる時のサーニャの方が何倍も可愛いんだからね?」
「…うん!」
「今日はこの服辞めとく?」
「ううん!刀也とお揃いだからそれにする!」
「うん、でも無理はしないでね?」
「大丈夫だよ、刀也のいうと〜り自分の好きな物着た方がいいもんね」
「じゃあ僕は葛葉の方起こしに行くから着替えとか全部終わってからリビングに来てね?」
「は〜い」
流石にピー音入ってるけどサーニャちゃんにそんなこと言うなんて……
ガチャッ
プルプルプルッ
『はい、○○です。刀也さん、何かありましたか?』
「あの、」ピー「さんって人うちの事務所に居ましたよね?」
ピー『さんですか?はい、』ピー『さんがどうかしましたか?』
「この間から葛葉への軽いストーカー行為とサーニャへの暴言等がありまして、2人とも少なからずアンチの方々もいらっしゃるので軽いうちは気にしないと言っていたんですけど、その行動が最近目に余るようになってきていて、ある程度でいいんですけど2人と」ピー「さんとの共演を減らしてもらっても良いですか?今やってるドラマはしかないですけど2人とも内心参っているみたいで……」
『申し訳ございません!元々』ピー『さんに何度か注意をしてはいたんですけどお2人に迷惑を掛けているとなると…報告ありがとうございました。今後の活動については追追伝えさせて頂けたらと思います。』
「はい、そのような形でお願します。朝から失礼しました。」
『こちらこそ失礼しました。』
プチッ
「最近やけに葛葉にくっ付いてると思ってたけどまさかサーニャにまで危害を加えようとしてるなんて…流石に看過できないな…」
えっ、刀也くん怖っ、2人の為にしても凄いな…でもアイドルってこういう事が起こりやすいのかな?2人とも慣れた感じというか…てゆうかここのシーンカットしてないけど流していいの?
コンコンコンッ ガチャッ
「葛葉?起きてる?入るからね〜」
「……」
ユサユサ「葛葉?起きて?もう朝だよ?」
「んん゛〜」ズルッ
「うわっ!ちょっと!葛葉?いきなり引っ張んないでよ」
え〜葛葉くんナチュラルに刀也くん布団の中に引きずり込んでんのヤバ〜これがてぇてぇか……
「ね、ちょっと?葛葉?起きて?」
「んん゛、もちさん…」
「ほら、起きて?」
「……くずは、じゃない…」
え?葛葉じゃない?どうゆうこと?てか、もちさんって?
「もう、サーシャ、起きて?今日朝ごはんフレンチトーストだから」
サーシャ?!え?サーニャちゃんの名前的にももしかしたらって思ってたけどサーシャ?!めっちゃくちゃ可愛くない?愛称だよね?
「ん、おはよ、」
「うん、おはよう、サーシャ。今日はこの服だから着替えとか終わってからリビング来てね?」
「……うす、」
「ちょっと、二度寝しないでよ?今日は遅刻出来ないんだからね?」
「うん、わかってる、」
「出来たて食べたいなら起きなね?」
「あ〜い」
くずとやマジでてぇてぇじゃん!ヤバすぎ!
ガチャッ
ジュージュー
「よし、いい感じだね。流石いいパンだけあるな…」
ガチャッ
「おはよ、刀也」
「おはよう、サーニャ」
チュッ
「ん、もう少し掛かるからソファーとかで待ってて」
「は〜い」
ジュージュー
「おは〜」
「うん、ちゃんと起きれて偉いね。おはよう、サーシャ」
チュッ
「ん、サーシャも向こうで待ってて」
「えい」
待って待って!チュッって何?!てか口にしなかった?2人とも自分から刀也くんにしてたし!どうゆう事?実はお付き合いしてるって事?3人で?どうゆう事?
「2人とも、準備できたから机に並べてくれる?」
「は〜い」「ん、」
テーブルには大きめのフレンチトーストと、サラダ、コンソメスープが並んだ
ヤバっ全部美味しそう、ほんとに料理上手いんだな…
「はい、いただきます」
「「いただきま〜す」」
「ん!美味しい!」
「うま!あま!うま!」
「んふふふっサーシャ語彙力無さすぎない?wそんなに美味しい?」
「ん!うめ〜!」
「良かった、2人とも甘さ変えてあるから食べ比べてみたら?」
「刀也のは?」
「僕のも一応違うけどサーシャとそんなに変わんないと思うよ?」
「ほんと?ほらあーん!」
「ん、サーニャのやつは甘さ控えめだけど美味しいね、はい、あーんして?」
「ん!甘くて美味しい!」
「サーシャは?あーん」
「ん、うまっ、あー」
「ん、サーシャの方が甘いけどちゃんと美味しいね」
「今日も流石だね、刀也」
「うん、上手くできて良かった。コンソメスープもいい感じだと思うから温かいうちに食べちゃってね?」
「ん〜こっちも美味しい〜野菜味しみしみで美味しい!」
「サーシャの方は野菜少なめにしてあるから入ってるのは全部食べるんだよ?」
「いや!俺もちさんの料理ならどれだけ野菜出ても全部食うし!」
「ほんと〜?w僕がピーマンの炒め物沢山出しても食べるの?」
「ゔ、く、食うよ!もちさんが作ったんなら!」
「じゃあ今日の夜ご飯はそれかな〜w」
「俺、ちょっと夜予定できたかも〜」
「冗談だよw今日の夜ご飯はコロッケカレーにするって決まってるからね」
「何コロッケ?」
「なんと!今日はカボチャコロッケです!」
「やった〜!かぼちゃコロッケ!楽しみ〜」
「そんなにカボチャ好きだったっけ?」
「んや、別にそこまでだな」
「そうだよね、何でそんなテンション高くなったの?」
「だって、コウが刀也のかぼちゃコロッケ美味しかったって言ってたから」
「は?コウに食わしたのか?俺たちは食ってないのに?」
何その、結婚したのか?俺以外の奴と…みたいなセリフ
「たまたまだよ。この間2人とも家に帰って来れなかった時あるでしょ?僕も別の企画でサーニャと一緒に行かなかったやつ」
「うんあったねそんなこと、絶対に許さないけどね」
「その時にたまたまコウとリリムと叶くんに会って雨も降ってたから3人とも家に入れてご飯食べたりしたんだよ。2人にも連絡入れたでしょ?」
「はぁ?叶もいたとか聞いてないんだが?」
「言ったよ〜!何なら叶くんからも連絡入ってたでしょ?」
「…これってそういうことかよ」
「で、その時にそろそろカボチャ消費しなきゃって思ってたからみんな居るしと思ってかぼちゃコロッケ沢山作って皆に振舞ったの」
「クッソ、後で叶の事詰めとかねーと」
「な〜に物騒な事言ってんの?ほら、ご飯食べ終わったらそろそろ行くよ?」
2人ともメンバーに嫉妬してるみたい。可愛いな…
「…あ〜い」
「は〜い」
「2人とも先に車乗ってていいから〜」
「うん」「おん」
「それじゃあね、これからスタジオに向かって行きたいと思います。え〜と、今日の手土産は有名なケーキ屋さんのクッキーなどの詰め合わせですね。ケーキが1番美味しいですが、手土産にすると溶けちゃったりするので今日はクッキーとマドレーヌなどが入ったものとやっています。じゃあ、今から車でスタジオに向かっていきます。車内の様子は音声のみとなりますがお楽しみください。」
バタンッ
「2人ともシートベルト閉めた?」
「大丈夫」 「うん」
「2人とも着くまでに相手方への挨拶と移動時間考えといてね」
「うん」「りょ」
「もちさん、これの相手ってこの間コラボしてた奴?」
「そう、挨拶の時にサーシャが好きな奴くれた人」
「あ〜、アイツか、」
「あいつって言わないの」
「いや、アイツもちさん達が居なくなった瞬間に距離詰めてきて個人情報とかベラベラ話し始めたんだよ。どうでもいいから全然聞いてなかったけど、そしたら俺のも聞かせろって迫ってきたからもちさんの方に逃げたんだよ」
「え?この間急に部屋に来たのってそういうことだったの?あの時はそんな事言ってなかったじゃん」
「あん時はそんな時間無かったし、てか忘れてた」
「他には何かされた?」
「身体少し触られたぐらいで辞めろって言ったら辞めてきたから今はちょっと注意してくれればいいや」
「他にも何かされたら直ぐに言ってよ?他の人からも特には無い?サーニャも」
「多分ない」
「うちも朝のやつぐらい」
「朝?」
「あ〜この間大型コラボで一緒だった」ピー「さんいるでしょ?」
「あ〜ベタベタ触ってきて唾クソ付けてきたやつだろ?」
「ふふっそう、その人かな?その人がサーニャとか服とかに文句言ってきたらしくね。元々上にも言ってはあったんだけど、これ以上は看過できないかなって思って。一応報告はしてあるけど事務所内で会うことは少なからずあるからそういう時は気をつけてね?」
「ふふっ刀也ってうちらのこと大好きだよね」
「そりゃ、ね。マネージャーだし幼なじみだし当たり前じゃない?」
「い〜や、当たり前じゃないね。俺がこの間無理って言った女優が活動休止してるのももちさんが言ったからだろ?」
「さぁなんの事?僕はそんな事してないけどね?」
「嘘だよ。うちもこの間セクハラしてきたスタッフの話したら次の日にはそのスタッフ居なくなってたし」
「それに関しては完全に向こうが犯罪犯してるんだから当たり前の処置じゃない?」
「でもあのスタッフ、コネ入社してるから他の子達もセクハラされてるって言っても取り合って貰えなかったって言ってたし」
「もちさん、あんた裏の人達と繋がってるとかじゃないよな?」
「んふふふっそんな訳無いじゃん!僕がそんな人達と電話とかしてるの見た事ないでしょ?それに繋がってるのは裏の人達じゃないしね」
裏の人じゃないって事は表のヤバい人とは繋がってるって事?最近有名女優とか俳優とかが活動休止し始めたのって…
「ほんと?」
「てか、僕がってか会社にとって2人が居なくなる方が損失になるってなってるだけでしょ?」
「まぁ今日のところはこれぐらいにしといてやるか」
「そうだね、今日はここまでにしてあげる」
「なんで2人が上からなんだよwおかしいだろ」
その後も3人が巫山戯ながら会話をしているのが数十分続いてスタジオに到着したらしい。その後は叶くん達と撮影や打ち合わせをして車で帰るところまで音声のみで進められた。家に着くとカメラが再開し3人でご飯を食べて23:00には2人とも眠り刀也さんも0:00には眠りにつき映像は寝室からスタジオへと映った。
3人ともずっと楽しそうにしてるってだけで幸せ〜
この後は質問コーナーに入って終わりだったかな?
「さて、場面はスタジオに戻りましてお2人に質問コーナーへと映らせてもらいます!現在進行形で質問を募集しておりまして、そこからお2人にお答えして頂きます。それでは1つ目の質問に移ります。〜〜さんから頂きました。『葛葉くんのことをサーシャと言っていましたがあれはなんですか?』だそうです。葛葉さんお答え頂けますか?」
あっ気になってたやつサーニャちゃんと同じ感じなのかな?
「あ〜あれっすか。オレ芸名として葛葉を使ってて本名はもっと長いんすよ。で、所謂愛称としてサーシャって呼ばれてるんすよ。家族とか許した人とかにってだけっすけど」
「サーシャってば仲良さそうにしてた友達にサーシャって呼ばれただけなのにその事の縁を切っちゃうくらいには呼ばれる人選んでるみたいなんすよwヤバいでしょ?w」
「え〜因みに誰が読んでも許されてるんですか?」
「家族とか刀也ぐらいじゃない?」
「あれ?叶さんは入ってらっしゃらないんですか?」
「アイツは馬鹿にしながら言ってくるんで許しては無いっすね」
「「「www」」」
へぇサーシャってそういうことだったんだ。刀也くんだけ特別なのいいなぁ
「本当に御三方は仲が良いみたいですね。では、次にいきましょう。〜〜さんから『序盤の方でサーニャちゃんに色々言っていた人が居たと思うんですけどあの人はどうなりましたか?』だそうです。これ、放送して大丈夫なやつです?w」
「あ〜アイ、あの人は〜どうなったっけ?」
「あれだよ、裏で色々してるの見つかったらしくて今大変らしいよ〜?」
「あ〜と、ではお次は〜〜さんで、『家事等は全て刀也くんがしているんですか?お2人は家事など出来るんですか?』です。」
「ムリムリ」
「ムリだね〜家事とか産まれてこの方したことないかもってぐらいには出来ないかも」
「え〜葛葉さんとか家事とか上手そうなのに〜」
「いや、全然っすね。俺らもちさんが居なかったら1週間もせずに死んでるかもw」
「そうそう、刀也居ないと生きてけな〜い」
「刀也さん、こう仰っていますがどうなんですか?」
「いや〜、洗い物とか洗濯物とか頼んだらやってくれるので僕が居なくても大丈夫そうですけどねw」
「もしかしたら何処かの番組でお二人だけで過ごしてみるなんてのも面白そうですね〜w」
「ほんとにムリ。飯とか作れないし」
「葛葉の飯ほんとに不味いからムリ〜」
「おい!お前も大概だろ」
「まあまあそこまでにして次にいきましょう。〜〜さんから『刀也くんがサーニャちゃんたちのカバンに化粧ポーチを入れていましたが他の方も入れるのですか?入れてない場合は何故かお伺いしたいです』らしいです。」
「あれは、オレ達もよくは知らないんすけどオレら他の人よりも肌が敏感らしくて普通に出回ってる敏感肌用のやつとかでもヒリヒリしたりすること多くて化粧水とかあとなんなんか知らんすけどそういうのもちさんが俺らに合わせて作ってくれてるんすよね。」
「化粧用品とかもコラボとかの時は使うんですけどすぐ落とさないも荒れちゃったりとかするので基本的には持参して使ってるんですよね〜」
「まぁ二人とも何が入ってるか知らないんすけどね」
「え?!それって資格とかちゃんと持ってるんですか?」
「2人の肌に合わせて色々やりたかったので学生のうちから地道に勉強して取れる年になって直ぐに取りましたね。2人のためになるならって結構資格取ったりしてるのでそのひとつって感じですけどね」
「え〜ほんとに凄いじゃないですか!因みに刀也さんの方にも質問が来てるんですけどお答えしていただけたりします?」
「僕が答えちゃっていいんですか?逆に。2人に、ってやつでしょ?」
「お二人のことは刀也さんの方が知ってそうな感じでしたしね」
「まぁ僕が答えられる範囲ないならで良ければですけど」
「じゃあ読ませて頂きますね『いくら幼なじみでマネージャーでもそこまで尽くす?ことって出来ないと思うんですけど何が理由があるんですか?』」
「俺らも知りて〜」
「気になる」
「え〜お2人も知らなかったんですか?!」
「気づいたらずっと居てそれが当たり前になってたし」
「ん〜特に深いわけがある訳じゃないんですよ。ただ僕の方が少しだけ年上なんですけど僕には2人、姉と兄が居まして、それもあって弟とか妹に凄い憧れがあったんですよね。それで仲良くしてた2人のお兄さん達に弟達が産まれるんだって言われて自分事のように嬉しくて。で、産まれてきた2人を見た時にそれはもう可愛くて仕方なくて守らなきゃとか大切にしなくちゃとか思ったんです。そしたら2人とも僕に懐いてくれてもっと好きになっていってこの子達のためならなんでもしようって思ったんです。マネージャーになったのはたまたまでしたけど2人が芸能界にきて活躍するなら1番近くでみたいって上に掛け合ったんです。そもそも2人がこっちに来るキッカケを作ったのも僕だったのでその為にするのは僕の責任なのかな〜なんて。ってこんな長々と語っちゃってごめんなさい」
「…いや〜凄い『愛』ですね」
「刀也そんなこと考えてたの〜?w」
「そんな事思ってたんすねw」
「これだから言いたくなかったんですよね。普通に恥ずかしいし///」
「いや〜良いですね〜刀也さんのお陰でお2人もここまでやれたんじゃないんですか?」
「だといいですけどね。」
3人ともずっと仲良かったんだな…てぇてぇ…
「それではそろそろお時間となります。葛葉さんとサーニャさん、本日はどうでしたか?」
「こう見るとオレたちだけじゃ生活出来そうな感じではあるっすねw」
「昔から刀也が居ないと生きてない身体になっちゃたもんね」
「また次回でお会いしましょう!さようなら〜!」
終わっちゃった…、早かったな
…あれ?2人のXにもう上がってる!
えっ?!この後インライしてくれるの?!
今日の振り返りしてくれる感じかな?
「ちゃんと付いてる?…こんばんは~サーニャで~す」
「葛葉で~す。今日の生放送見てた人多いと思うけど答えられなかった質問とか結構あったからこっちでやるか~みたいな?」
うわ~嬉しっ有り難すぎるんだが
「最初は~『葛葉くんの”もちさん”ってなんですか?』だって」
「あ~あれは昔っからの癖っていうか、なんというか。もちさんって呼ぶのに慣れすぎて変える気もねぇしなぁ、まぁ愛称みたいなもんだよ」
「え~っと次は、『朝チューについて』朝チュー?…あぁ、あれの事ね。ついても何も当たり前のことじゃない?説明することある?」
「ねぇな」
「『普通はしないよ』って?いやいや、ウチの家族は昔からしてるし」
「『お2人はしてなかった気が…』誰が同じ顔とキスすんだよな?」
「ね?こっちから願い下げって感じ」
「『なんで刀也さんだけ?』そりゃ刀也はウチらの家族なんだから当然でしょ?」
「『刀也さんとはお付き合いとかは無いんですか?』『実は刀也くんと恋人だったり?!』だとしたら尚更あんなシーン放送してないでしょw」
「『刀也くん自体は恋人いるんですか?というか、出来たことあるんですか?』無いね。ないない、もちさんに恋人とか」
まさかの即答。早すぎない?否定するの。本人に聞いてすらないし…
「次いこーぜ。まだまだきてただろ?……これとかどーよ『序盤の方で刀也くんが上の方にお電話してるシーンがあったと思うんですけど映して良かったんですか?』だってよ。どーなんすか?刀也くん?w」
「え、僕?急にこっち振らないでよ。僕ご飯作ってるんだからさ」
やっぱり後ろで聞こえてた音、刀也くんがご飯作っ作ってる音だったんだ…
「で、どーなんすか?」
「あれは、僕はカットして下さいって言ったんだけど上の人たちがあそこはあえて残そうって意見が一致したらしくて仕方なかったの!」
「いや~wまさかもちさんが裏でこんな事してるとはw」
「ね~刀也、ウチらの事になるとめっちゃ怒ったりするしw」
「それは当然でしょ?マネージャーとか以前に2人は大事な幼なじみなんだからね」
「…そっすね~」
「…じゃ次は~『今日の晩御飯はなんですか?』だって~」
「今日は~焼き秋刀魚と卵焼き、具沢山のお味噌汁、ぬか漬け、デザートは手土産に貰った新鮮なフルーツを使ってクリーム大福です。」
美味しそぉ、てか、帰ってきたばっかなのにそんな手の込んだ料理作れるの凄すぎない?いつも早起きみたいだし…
「マジか!どれ?」
「マスカットとみかん」
「え~苺は?」
「苺は明日2人ともオフだしケーキ焼こうと思ってたから残りのもタルトに乗っけちゃおうかなって」
「フ~!!」
「やった~!楽しみだな、刀也のケーキ久々かも」
「う〜んそう?この間も作ったような…いや、あの時はロレくんとイブくんとふわっちの3人にあげたから2人は食べてないのか」
「はぁ?!聞いてないんすけど!!なんでローレンなんかがもちさんのケーキ食ってんすか!」
「そうだよ!なんでウチらには作ってくれなかったの!」
「だって2人とも何時でも食べられるでしょ?3人にはこの間お世話になったし、2人のXとかに写真乗ってんの見て食べたい!って言いに来てくれたからせっかくならって思って」
「アイツらからも聞いてねぇし…」
「今度からはしっかり作ってね!」
「もう…食べたかったら何時でも言ってくれたらいいのに…」
「だって刀也、ウチらの事でいっつも忙しいでしょ?それなのに家の事もやってくれてるしさ」
「そっすよ、もっと自分大事にしろよ」
「いやwお前が言えることではないだろ」
その後も様々な質問に答えつつ、3人の仲の良さがよく分かる時間となった
「じゃ、そろそろ終わるか」
「うん、まだまだ質問来てたけどそっちも機会があれば答えるかも~」
「おやすみ~」
「おやすみなさ~い」
はぁ終わっちゃった…ってあれ?放送切れてない?画面は暗くなってるからスマホ伏せただけ?
「配信お疲れ様」チュッ チュッ
「ん、刀也もお疲れ様!今日もありがとね」
「ん、もちさんもおつ~すね」
「うん、ありがとね、そろそろご飯出来るからね」
「うぇ~い」
「は~い」
えっ、またサラッとキスしてなかった?見えてないけど絶対口だよね?え炎上とかだ、大丈夫なの?…大丈夫みたいだわ、みんな盛り上がってるだけだ、特に腐女子が
パチンッ
「「「いただきます!」」」
「…うまぁ、秋刀魚さいっこ~」
「卵焼きも美味し!」
「お味噌汁も具沢山にして良かった。余り物だけどちゃんと美味しいや」
パチンッ
「「「ご馳走様でした!」」」
「「デザート!!」」
「流石に早くない?2人ともお風呂入っておいでよ」
「え~早く刀也のデザート食べたい!!」
「…後でちゃんと入るんだよ?」
「分かってるって!な?」
「うん!ちゃんと入るよ!」
「じゃあ、先に食べちゃおっか」
「美味そぉ…てかうまぁ!天才だろ!」
「うん、美味しぃ!」
「うん、ちゃんと美味しくできて良かったぁ」
「「ご馳走様でした!!」」
「じゃあ、順番にお風呂入ってね。僕はさっき入ったから部屋行ってるよ?」
「え~刀也も明日休みでしょ?ね、久しぶりに!」
「そっすよ~久々に3人ともオフなんすから有効活用しなくちゃなぁw」
「///そう思うんならさっさと風呂入ってきてよ、…さっき準備してきたから…」
「刀也も期待してたんじゃん!」
「もちさんが珍しく積極的…まさか何かあるのか…」
「ぼ、僕だって2人と、その、シたくなったらダメなわけ?///」
「全然ダメじゃないっすよ、さっさと入ってくるんで先部屋行ってていいっすよ」
「急いで行くからね~、あっでも、洋服脱いじゃダメだよ?風邪ひいちゃうかもしれないし、ウチらが脱がしたいから、ね?」
「//わ、分かってるから、さっさと入ってきてね?」
「「は〜い(うぃーす)」」
ガチャッ
パタパタ
「……行ったかな?」
「流石にもう行っただろ」
「まだ残ってる人たち居ると思うけど刀也はウチらの”恋人”なんだ~良いでしょ?あんなに尽くしてくれる恋人がいて」
「炎上して良いのかとか思ってるやつ居るだろうけど知ってる奴も居るはずだろうけど俺らは別にこの界隈に固執してる訳じゃなくてもちさんがこの界隈に居るから居るだけでこれが問題で辞めなきゃいけなくなっても関係ねぇんだよな」
「そ、ウチらはそこに関係ないし、ただ仕事中も刀也と一緒に居たかっただけだから。じゃ、そう言うことでこれからはウチら3人に対して恋人がどうのって話とか降ってくんの辞めてね?刀也と付き合うためにどれだけ苦労してきたと思ってるの?」
「そ〜そ〜、もちさんは以外とそ〜いうの気にしちゃうからよぉ。じゃ、俺らはこれから”お楽しみ”だからよ」
「今度こそばいば〜い」
まさかの…じゃあ朝のキスとかも家族って言ってたけどそういうこと?…最高じゃん!どんどん沼らせるの辞めてよ〜
「お待たせ、もちさん」
「遅くなってごめんね?刀也」
「…気が済んだの?」
「「え?」」
「え?って2人とも恋人がどうの〜って質問が来た時気づいた人は少ないと思うけど怒ってたでしょ?だから配信も切ってなかったし」
「…気づいてたの?」
「やっぱり、さっきの聞いてました?」
「だって2人とも遅いんだもん」
「気づいてて話したの?刀也はウチらが芸能界で生きていけるように頑張ってるのが無駄になるかもしれなかったのに…」
「2人ともやるなら徹底してやるし、頑張ることは嫌なことじゃないでしょ?だから僕も頑張るのは当然でしょ?それに元々この業界に拘りがある訳じゃないって初めっから言ってたしね」
「でも、刀也がこの業界で活動できなくなっちゃうかもしれないんだよ?」
「それも別になぁ、この業界での仕事も楽しいけど、仕事しなくても生きていけるぐらいにはお金とかもあるしね。もし3人とも仕事が無くなってもなんとかなるでしょ?」
「それはまぁそうっすけど、、でも、、」
「こら、サーシャ?今更後悔したところで意味無いし、これから”お楽しみ”なんでしょ?そんな辛気臭い顔しないでよ」
「!もちさん」「刀也!」
「!わぁ、んふふ、2人とも急に飛びついてこないでよ」
「今日はドロッドロにすっから」
「明日は動けなくなっても文句言わないでね?」
「お手柔らかにね?」
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