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おにーちゃん に 「 大好き 」 は 禁句 。

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おにーちゃん に 「 大好き 」 は 禁句 。

3 - 俺様系 とか きっも !!

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2023年06月08日

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柊 「  泣いてる 、 」



そう言って 兄貴 は ふんわり 微笑んで 、


僕に 口付け を した  。




─────────────────



夏  「  ン 、…  」



息 出来ない ッッ ! と 兄貴 の 肩 を

少し 強めに 叩く



柊 「  あぁ 、御免  」


夏 「 … 兄貴 、 急 に 何 ?  」


柊 「  したくなった 、 カラ  」


夏 「  何 、それ  」

夏 「  9時 から 飲み会 でしょ  ?  」

夏 「  準備 したら 、 ?  」


どうにか 逃げる 口実 を 作りたくて  。

半場 強制的 に 上記 を 述べた



柊 「  夏 は 嫌なの  ?  」

夏 「  嫌って 何が ?  」

柊 「  …  」


夏 「  てか 、降りて くんない  ?  」

柊 「  やだ  」


夏 「  はぁ ?  」


呆れ 心 を 交えた 溜息 を ついてしまった



柊 「  続き 、したくないの ?  」

夏 「  …  」



したくない  。


と 言ったら 嘘に なるけど  、

今 は 無理だ  。


柊 「  俺 は したいけど ~ ?  」

夏 「  兄貴 飲み会 でしょ 、 」

柊 「  断るから だいじょーぶ  」



ぐっと 親指 サイン を 出して にっこり 微笑む 兄貴  。



夏 「  断んの … ?  」




ちょっと …  嬉しかった  、


別に 、 嫉妬 した 訳 では 無い  。


柊 「  そうそう 、断る  」

柊 「  って 何 、 嬉しそうじゃん  」


夏 「  は ?  別に 何時も 通り ですけど  」

柊 「  ツンデレ じゃーん 、 かわい  」


夏 「  てか 、するなら してよ  」

柊 「  え 、乗り気 じゃん … ?  」


少し 目を 見開き ながら 驚いた 兄貴 を 見て 、 オレ が さっき した 発言 に 思わず 顔が 赤くなった  。


夏 「  ッ 否 、 したくない けど !?  」

「 あんな の 冗談 だし ?  」


柊 「  はいはい 、 御前 に 拒否権 は ありませーん  、  」


夏 「  はぁ !? 何 、俺様系 !?  」

「  きっも !!!  」


柊 「  ふつー に 傷付くから やめて  」


夏 「  いやいやいや 、 無理 ッ  」



結局 、 自分 に 伸びてくる 影に

抵抗 出来なくて  、


気付けば 朝に なってた  。









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