キーンコーンカーンコーン…
!!!!授業がやっと終わったと言うのはガラじゃないが今は今だ…!!
あいさつをしたらすぐにトイレに行こう…しかも次は体育だからな…着替える時間も含めオレの教室はトイレから距離がある。だから急いで……ってそうだ…数学の先生はチャイムが鳴ってもキリが悪いところだと授業時間を延長する人だ…!!ううーん…どうしたものか…朝から我慢しているから今が限界なのだが…。早く終わってくれ…。
「はい、すまないね。また少し遅くなってしまったよ。それじゃ号令」
ありがとうございましたー。
やっと終わったぞ…!!!!あれから5分ほど待ったからかさっきより尿意が増しているような気がするが…走ればまだ間に合うだろう!!!
「あ、天馬〜。今日やったここがわかんないんだけどお前数学得意だっけ?笑 簡単にでいいから軽く教えてくんね?」
くぅぅ…こんな時に限ってなんでそんなに勉強熱心なんだ…!!!!
ここはもう仕方がない…
「すまない、オレもそこはよく分からなくてな…。数学だったらあいつに聞いた方が早いだろう。」
「?天馬体調悪いのか?お前にしてはすげー静かだけど」
「べっ、別にそんなことは無いぞ!!!それより次は体育だろう!お前も早く着替えてこないと遅れるぞ!」
「………まぁいいか。とりあえずありがとなー!天馬!」
っふぅ…人と話すと余計に緊張して…よし、椅子から立ち上がったらすぐに行くぞ…。
よ、し…!立てた…!あとは歩いてトイレ向かうだけだが…
なんだ…!?歩くだけで刺激がきてさらに尿意が増すぞ…!?
時間もキてるし急がねばならないって言うのに…
踏ん張れ〜…オレ…!
よし…そうこの調子だ…このまま行けば間に合____
うそ…だろ…?オレ今漏らしているのか…?
生暖かいものがオレのスボンに染みて床にびちゃびちゃと音を立て一面に広がる。
オレは色々な感情に押し潰されながら頭が真っ白になりそのまま床に座り込んだ。
イメージ⤵︎
教室に居たヤツらは一斉にこっちを見た。
「天馬…?その〜…大丈夫か…?」
オレは泣いた。恥ずかしさで、どうにもならず泣いてしまった。
「お、おいっ!?司、泣いてるのか…?」
「えっ…泣いてるの…!?天馬くん大丈夫!?」
クラスメイトはオレが漏らしている事に気づいていながらもそのことには一切触れなかった。
「天馬、先生呼んできてもいいか?」
「………構わん…」
オレは静かに息を整えながらそう言った。
数分後、担任が焦りながらも教室に飛び込んできた。
恐らくオレが漏らしてると伝えたのだろう。
「天馬!?おいお前…っまったく…何泣いてんだよ。ほら保健室行くぞ。」
オレはぽろぽろと涙を流しながら首を横に振った。
今の状態でクラスメイトが見てるって言うのに立てるわけないだろう…!しかもここは2階だ。保健室は1回で1年の教室もある。運が悪ければ知り合いに見られる可能性があるって言うのに…
「はぁ!?保健室行かないのか?」
キーンコーンカーンコーン…
「…他の奴らは体育館へ先に行って授業受けてこい。天馬のことは体調不良で保健室で休んでるとでも伝えておいてくれ。」
「…!わかりました!!」
「…で、どうするんだ?保健室だったらそれ、洗濯できるからな。帰りは必ず制服だからな、学校にいる間はジャージで過ごすことが出来るが…まぁ天馬。とりあえず立たないか?」
「…!? 流石に立ったら濡れているところが見えて恥ずかしいじゃないですか…オレ、1様高校2年生なので……漏らしたことに恥じらいくらい持ってます…。」
「そう言われてもなぁ…このままって訳にはいかないだろう?天馬。」
「そうですけど……」
オレは恥ずかしさでタヒにそうだった。
臭いとか大丈夫だろうか、
「それじゃあ天馬、こうゆうのはどうだ?先生がそのズボンと下着、保健室に持っていくからお前はそこの水道で軽く流してジャージを着て待っておくというのは。流石に拒否されるだろうけど天馬が保健室に行きたくないと言うからな…」
「先生!?それってオレが今ここでぬ…脱がなきゃいけないって事だし、ジャージを着て待っておくというのはオレその間は、下着付けられないんだろ…ですよね?」
「まぁ、そうなるな。ってまたお前は拒否するつもりか!?いやまぁどうせ拒否するだろうとは言ったが!」
確かにオレはさっきから先生に迷惑をかけてばかりだ。
1階に行かなくて済むのなら別に…
「いや…大丈夫です。それ…先生にお願いしてもいいですか?」
「おお!!天馬!やっと受け入れてくれたか!!!心配するな!先生に任せろ!それじゃあ俺は廊下に出て待ってるから」
「わかりました…」
廊下に出てると言われてもな…流石に教室で何も隠さずに脱ぐの恥ずかしいだろう…!!!??
というかオレ本当に漏らしてたんだな…信じたくないが…これが現実だもんな…、
こんなこと類達に知られなければいいのだが…、だがこの事実を知っているのはオレのクラスメイトだけ…今はあいつらを信じるか…。
で…下着だが…流石に躊躇してしまうな…。すぐにジャージが履けるよう準備しておこう。
………恥ずかしいがこのまま1日過ごすよりかはマシだ…!よし…!!!
「司くん…!」
「類…!?!?おまっ…なんでここに…!!!???」
「君のクラスメトの子達が教えてくれてね、大丈夫かと思って見に来たんだよ。でも司くん……漏らしたからと言って教室で着替えるのは良くないと思うな…」
「なっ…!!!!!!!!!!!!これはちがーーーーーーう!!!!!!!!訳ありだ!!!!!とゆうかお前もそもそも今授業中なのになぜここにいるんだ!!!!!!!!!!」
「さぁ、何故だろうね?」
「くっ…とりあえず類!!ジロジロと見るんじゃない!!!!早く授業に戻れ!!!」
「フフ、心配で見に来たのにそれは心外だなぁ。僕も手伝ってあげようか?」
「何を手伝うって言うんだ!!!!着替えくらいオレ1人で出来る!!!!」
「司くん、僕が手伝おうと言っているのは着替えじゃないよ」
「は…?それじゃなにを…?」
ごめんなさいオチが分かりませんでした。続きません
コメント
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こはねちゃんやって欲しいです!
志歩ちゃんやって欲しいです
絵名でやってほしい