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「…はぁ、さむぃっ…」




白い結晶が舞うなか、僕は1人でてんてんと歩いている




なぜ、僕はこの世に生まれてきてしまったんだろ




「僕、大丈夫?」




「へ?」




そこには、黄色い髪でふんわりとしたとても優しそうなお兄さんが立っていた




「どうしたの?全身けがだらけ、お母さんは?」




「っ…」




僕は喋らない




いや、喋れない




喋ったらどうなるか




「んー、お名前言える?」




「ひろと、」




「ひろとくんね〜、ひとりじゃ危ないからお兄さんのお家こない?」




「…っ」




僕は小さくこくっと頷いた




「じゃ、いこっか」




「よい、しょっと」




僕はお兄さんにだっこされ、




「っ?!」




「…ふ ぅん、//」




やばい、つい変な声がでてしまった




「…んふ、ほらお家行くよ〜」




そのままお兄さんとひろとくんは、白い結晶が舞う霧の中に消えていった




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