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ちょむ
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#あくねこプラス
タコロ
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#ボスキ・アリーナス
みー
83
翌朝、金属製の扉がノックされる音で目覚めた。時間は分からないが多分朝になったのだろう。扉が開いてラトが扉を押さえてミヤジが小さめの机を持ってきてくれた。部屋の隅に机を置くともう一度出て行き、今度は昨日貰った蝋燭よりも太い蝋燭が入った籠を持ってきて机の上に置いた。
「椅子は動かしていいかい?座面に燭台を置いておくのはあまり良くないから机の上に置いておくね。…あぁ、服を入れるクローゼットみたいなものも必要かな?そこまで気が回らなかったよ。今度ボスキ君に言って使っていないクローゼットを譲ってもらおう」
ミヤジは机を置いた部屋と椅子に掛けっぱなしの衣類を見て、クローゼットも持ってこようと言って手帳を開いて何かを書き込んでいた。多分ボスキという執事からクローゼットを譲ってもらうことをメモしているのだろう。私のためにそこまで考えてくれていることが嬉しくて、私はちょっと気分が上がった。久しぶりに喜びで口が緩みそうになるが、昨日フェネスに「顔色が分かりやすい」と言われたのを思い出して極力感情を表に出さないように気を付けた。そのうちその喜びさえ心を傷つけるものになるとはこの時は思っていなかった。ただ純粋に自分のことを考えてくれていることを喜んで、ミヤジが「私を物として管理している」執事だとちゃんとした意味では理解していなかった。
「ココ様、何か欲しいものはあるかな?蝋燭だけは趣味で作るものだから沢山あるんだが…。言ってくれたら何でも用意するよ」
ミヤジの優しそうな言葉に素直に喜んで、私は売り飛ばされた弟妹達を忘れたくなくて思い出を書いておくためのノートと筆記用具が欲しいなと思っていたのでそれを伝えた。
「ノートと筆記用具?それだけでいいのかい?」
『はい。弟妹達との思い出を忘れたくなくて…』
「それならまだ使っていないノートがあるからそれと…ペンはインクが使いかけで良ければ譲ってあげられるよ。とりあえずそれで我慢してもらっていいかな?インクは明日出かける用事があるからその時に新品を買ってくるよ。それでいいかい?」
『そんな、インクを買っていただくなんて申し訳ないです!使いかけのがなくなったらお願いするかもしれませんけど、私なんかのために新品をプレゼントしていただくなんて…』
私がそう言うとミヤジは複雑そうな顔で頷いた。
「私は「労働の報酬」として渡したかったから新品を…と思ったんだけどね…。でも使いかけでいいならすぐにでも渡すよ。ラト君、もう少しだけドアを押さえていてくれるかな?」
「はい、分かりました」
ミヤジが出て行くと隣の部屋からガサゴソと物を漁る音が聞こえてからすぐにミヤジは戻ってきた。ラトはミヤジが探し物をしているのを面白そうに見ながら待っていた。
「お待たせ。ラト君ありがとう。ココ様、これを使っていいから机の上に置いておくね」
『ありがとうございます!』
ミヤジは優しく微笑むとラトを扉付近から私のもとまで来るように手招いた。
「壊さなくてもスッキリする方法を教えるから、よく見ていてね」
「分かりました。でも壊さないということは殴ったりしてもいけないのですよね?」
「まぁ…殴ったりするのも一つの方法ではあるけど、力加減が難しいからね。それよりは私が今から教える「性行為」のほうが傷つけにくいし、女の子のココ様の使い方としては正しいはずだよ」
私はミヤジの言葉を聞いて、少し緩んでいた心がまた凍っていくのが分かった。ミヤジは優しいけれど、机もペンもノートも、『私を使うことに罪悪感を感じないように「労働の報酬」を与えてくれていただけ』だと知って、優しくしてくれる執事は必ずしも私を「人間扱いしてくれる」執事ではないという事実を突きつけられた。しかも、なんだか物騒そうなラトに性行為のやり方を教えるということは私の身体を隅々まで見せることになるのだろうか?私がミヤジとラトがどんな風に私を扱うのか怖くなった。
「それじゃあ、早速始めようか。まずはココ様、服を全部脱いでくれるかな?最初は色々見てから覚えるのがいいと思うから、ラト君にセックスしているところも見せるからね。ラト君は覚えが早いからきっとすぐに自分で気持ちいいように動けるようになるさ」
私の身体よりもラトの快楽のほうを心配をしているようなミヤジの口ぶりに、私はさっき貰ったノートとペンが手の届かない遠くに行ってしまったような気がした。
「どうしたのかな?私は服を脱げと言ったはずだよ?聞こえなかったかな?」
静かに圧をかけてくるミヤジの言葉に、やっぱり私なんて抱かれるくらいしか役に立つ手段を持たないお人形なんだなと実感する。ネグリジェの首元のリボンを解いて床に落とすと、下着も何も着ていない裸の姿になった。ミヤジが持ってきてくれた服はネグリジェとカーディガンだけだったため、下着を着ずに寝る羽目になってしまったのだ。
「ふーん…ココ様は街で見かける女の人より胸が大きいですね」
「胸が大きくても、さらしを巻いていたり胸が小さく見える下着があったりするから一概にはそう言えないよ?でも、ココ様は身長にしては腰が細いから胸が大きく見えるね。いや、本当に大きいね。私の手にすっぽり収まるサイズの胸なんてここ数百年は見ていないよ」
ミヤジは無遠慮に私の胸を両手で包み込み指先を胸の脂肪に食い込ませて、もにゅもにゅと形を変える胸の感触を楽しんでいるようだった。それだけのはずなのに、人前で胸を揉まれているという背徳感からか肌が熱くなっていく。
「くふふ、気持ちいいですか?鼓動の音が速くなりましたね」
「顔も耳も赤くなってきたね。感じやすいことはいいことだ。このまま開発したいね」
二人に感じていることはお見通しのようだ。でも、顔や耳が赤くなることも心臓の鼓動も私の意志ではコントロールできない。それを見せたり聞かせたりするのは少し恥ずかしい。…あれ?私、胸を触られただけでこんなに気持ちよくなったことあったっけ?身体の反応に少しだけ違和感を感じていると、ミヤジが私をベッドに突き飛ばした。
『きゃっ!?』
そして、ミヤジもベッドに上がるとラトに向かって正面を向くように身体の向きを変えられる。ミヤジが私を自分の足の間に座らせると、私の膝裏に手を入れてM字開脚させられる。
「ラト君、見えるかな?これが女性の性器だよ」
「へぇ…本で見たことはありますが、本当にこの小さな穴にペニスが挿入るのですか?ミヤジ先生のペニスの太さと穴の大きさが釣り合っていないように思います」
確かにミヤジは体格が大きい。ならばペニスもとても立派なサイズなのだろう。
「膣は柔らかくなるから、ちゃんと解せば私のペニスも入るよ」
「解す…というと具体的に何をするのですか?」
「指や舌で広げるんだ。まずは濡れてくるまでここの…小さい突起があるのが見えるかな?」
「はい、見えますよ」
「ここはクリトリスといって、ここを刺激すると気持ちいいからまずは胸かクリトリスを触って、膣が愛液で濡れてくるまで続けないと指でも痛いからね」
「ふぅん…でももうシーツに滴るくらい液体が出ていますよ?本当にクリトリスを触る必要があるのでしょうか?」
そう、ラトが指摘した通り、私は裸になって胸を触られただけで太腿に垂れてシーツを濡らすほど愛液を出していた。
「…まぁ、濡れていれば…要らないかもしれないね。でも、無理矢理指やペニスを突っ込むと最悪裂けてしまうから気を付けてほしい。怪我をしてしまったらしばらく使えなくなってしまうからね」
ミヤジはそう言いながら膣に指を入れてくる。ちゃんと解してから挿入れてくれるのは嬉しいけれど、私こんなに感じやすかったっけ?胸を揉まれて男性に秘部をまじまじと見られただけでこんなに濡れることはなかった気がする。何かがおかしい。何がおかしいんだろう?しかし、ミヤジの指がGスポットやポルチオの説明をしながら刺激するものだから考えがまとまらない。ミヤジが指を動かしながら耳元でくつくつと笑う声が聞こえて、ラトは私の胸に興味が出たらしく両手で持ち上げたり揉みしだいたりして、面白そうに笑っている。
「…そろそろセックスのやり方を教えるから、ラト君、少しだけココ様を借りていいかい?」
ミヤジが私の膣がしっかり濡れて柔らかくなったことを確認すると、ラトに少し離れてほしいと言った。これから抱かれるんだ。腰に後ろから押し付けられている、大きくて太いモノが挿入ってくるんだ。こんなサイズのペニスなんて経験がないからちょっと不安になる。しかし、ラトは予想に反してミヤジから私を奪うようにベッドに乗り上げてきた。
「野生の勘と言えばいいのでしょうか?ココ様をめちゃくちゃに壊して泣かせたいと本能が言っているのです。ペニスをさっきミヤジ先生が解してくれた膣に挿入れればいいのでしょう?それからは本能に任せてめちゃくちゃにするだけです。教えてもらう必要はないと思います。ミヤジ先生、私が間違ったことをしたら教えてください。それでいいでしょう?」
ラトに乱暴に抱かれるかもしれない、と私は恐怖で逃げ出したいと扉を見つめるが、ミヤジはそんな私にお構いなしに膣から指を引き抜いてラトの方に私を押しやった。それだけでも気持ちよくてちょっと喘いでしまった。
「いいですね…その声、もっと聞きたいです。でも泣き声のほうがもっと聞きたいですね。めちゃくちゃに乱れて泣くしかなくなるまで虐めてあげましょう」
「あまりやりすぎてはいけないよ?他にもココ様を使いたいって言っている執事も居るからね」
「気絶したら起こせばいいだけではないですか?身体を売ってお金を貰っていたなら、こういうことには耐性があるはずでしょう?」
「そうかもしれないね。じゃあ私は見ているから降りるね」
ミヤジは私を置き去りにしてベッドから降りてしまった。優しくしてもらえると思ったのに、いきなり乱暴すぎるセックスをすると明言したラトに抱かれるとは思わなかった。でも、ここで逆らったら何をされるか分からない。そんな恐怖で固まっていると、ラトは私をベッドに押し倒して舌なめずりした。あぁ、これって絶対逃がしてくれないタイプだ。
「さぁ、泣き顔を見せてくださいね」
それからのことはあまり覚えていない。ただGスポットを見つけたラトに執拗に責められて、ずっとイカされ続けて気絶した。その後何回射精されたのか分からないけれど、私の腹が精液で少し膨れた頃ラトに起こされた。感じたのは痛みと息苦しさ。ラトは私の首を片手でギリギリと音が鳴るほど絞めて無理矢理起こしたのだ。流石のミヤジもそれは看過できなくてすぐに止めてくれたけれど、それでもしばらく絞められた手形は消えなかった。
「ラト君、命が危なくなることはしてはいけないよ」
「ですが本では首を絞めながらセックスをする描写がありましたよ?」
「確かにそういうプレイもあるけれど、ラト君は力加減が上手じゃないだろう?あのまま絞めていたらココ様が死んでしまうところだった。首を絞めるのはやめようね」
「命を私の手に委ねられるのが楽しかったのですが…仕方ありませんね。ミヤジ先生がやめろと言うのならやめます」
とりあえず首を絞められて殺されることはなさそうで安心した。しかし、少なくともラトとセックスする時は気絶するまで…いや、気絶しても抱かれ続けることは分かった。やはり要注意人物だな、とまだ動き続けるラトを見上げながら私はまたイッた。
「ラト君、練習にしては長すぎるからそろそろ代わってくれないか? 私も使いたくなってしまった」
「おや…残念ですが、ミヤジ先生も気持ちよくなってほしいですから譲りましょう」
ラトはまだ少し固いペニスを抜いて、ムッとしたような表情になった。
「汚れてしまいました。ミヤジ先生、タオルはありますか?」
「タオル…失念していたよ、すまないね。代わりにココ様に綺麗にしてもらったらいい。ラト君、下半身は私に向けて…そう。で、ラト君は顔の方に」
「なるほど、舐めて綺麗にしてもらうんですね」
「そうだよ。物分かりが良くて教え甲斐がある子だね、ラト君は…。ココ様はフェラはしたことはあるかい?」
『は、はい…』
「じゃあ、ラト君のことは頼んだよ。私は下を使うからね」
それからは地獄だった。大きくて太いミヤジのペニスがポルチオに食い込むほど深く貫かれて、信じられないくらい気持ちいいのに、精液と愛液で汚れたラトのペニスを綺麗にしないといけない。喘ぐことすら許されず、ラトに髪を掴まれてフェラチオをさせられる。私は必死に尿道に残った精液を吸い上げ、ペニスに付着した精液と愛液を舐め取った。
「ふむ…口でも気持ちよくなれるのですね。もう一度射精しましょうか。全部飲んでくださいね?」
「窒息させないようにね」
ラトはミヤジの言葉に頷くと喉奥まで入れていたペニスを少し抜いて亀頭を舌に乗せた。そして始まる射精。正直言って精液の味は好きじゃない。でも、ここで吐き出したら何をされるか分からない。私は苦くて臭い精液を飲み込み、尿道に残った分も吸い取った。
「ちゃんと綺麗になりましたね。私はもういいです。あとはミヤジ先生、楽しんでくださいね」
ラトはそう言って脱ぎ散らかした服を拾って拘束室から出て行ってしまった。
あとは私のポルチオを押し潰す勢いで奥まで突き上げてくるミヤジだけ。まだ耐えられる。喘ぐことすら許されない二人同時に比べたら、こんなの楽ちんだ。私はやっと自由になった口から甘い悲鳴を出しながら揺さぶられてブレる視界に星が飛ぶのを見ながら、この蹂躙が早く終わりますようにと祈った。
結局ミヤジは三回射精して、ラトの精液で膨れた子宮がパンパンになるほどの量を注ぎ込んだ。やっとミヤジが膣内から出ていった時には、子供の腕くらい太くて子宮に直接精液を流し込める長さのペニスから解放されるんだ。そう思った。
「使ってもらったお礼くらい言えないのかな?その口は喘いでペニスをしゃぶることしかできないのかい?」
『…え…?』
「じゃあ遠慮なくしゃぶらせられるね」
ドギースタイルで犯されていた身体を掴んで私を座らせると目の前に精液と愛液が滴るペニスを突き出される。
「三回で我慢してあげたんだから、フェラチオくらいして綺麗にしなさい」
ミヤジにとっては三回が我慢した方らしい。私はもうラトとミヤジの精液で痛いくらいに膨れた子宮を刺激しないようにそっと動いてミヤジの太くて長いペニスに舌を這わせた。ぺろぺろと精液と愛液を舐め取っていると、大きな手に頭を掴まれて喉奥まで無理矢理ペニスを捩じ込まれた。いきなり喉奥を突かれて吐き気と咳が押し寄せて喉が締まる。咽せながらミヤジの様子を涙目で見上げると、ミヤジは冷徹な目で私を見下ろし、口を開いた。
「どうしたのかな?ラト君にはできて、私にはできないなんてことはないだろう?…あぁ、掴んでいたから自分で動けないのか。ほら、自分で動いて綺麗にしなさい」
ミヤジは私の頭を掴んでいた手を離すと、早く動けと言わんばかりに腰を突き出して喉奥を突き上げる。私は生理的な涙を流しながら必死でペニスを抜き差ししながら精液と愛液を唾液で洗い流す。お掃除フェラはミヤジがもういいと言うまで続けさせられた。
「膣での奉仕は上手なのに、この口はまだまだ奉仕が下手だね。もっと上手にできるようになるまで仕込まないと…次の会議でどうするか決めるよ。じゃあ、私はもう行くね。次の執事が来るまで少し時間があるからお風呂にでも入ってきたらいい」
ミヤジが出て行くと、子宮から精液が垂れてくるのを感じて、慌ててネグリジェを持って風呂場に向かった。
風呂の前でフェネスから貰ったベルを鳴らすと、フェネスが階段を駆け降りて私の前まで駆け足でやってきた。
「今からお風呂…ですよね?」
『はい。精液を早く洗い流さないといけなくて…』
「ではシャワーの方がいいですね。俺は掃除中だったってことで、湯船のお湯を抜いて掃除をしてもいいですか?」
『すみません、呼びつけられた挙句に私のメンテナンスをすることになって…』
「いえいえ、俺が好きでやっていることなので。それに、メンテナンスの方は正式に俺の仕事に決まりましたから」
私は優しくしてくれるフェネスと毎日会えることに嬉しくなった。毎度精液を洗い流しに来ていれば、フェネスに優しくケアしてもらえる。それがとても幸せだった。
「ココ様、今日の夜、執事達の予約がなかったので…僭越ながら俺が押さえちゃって…俺と寝るのは嫌じゃないですか?」
『フェネスさんなら…痛いことも苦しいこともしませんよね…?私はフェネスさんと、寝たいです…』
「よかった…断られたらって思ったら怖かったんです。でも俺なんかでも受け入れてもらえて嬉しいです。お風呂の支度が終わり次第お部屋に伺いますね」
『楽しみにしてます!』
フェネスは浴槽の掃除をしながら、私は精液を洗い流しながら、顔も合わせずに会話をする。でも、表情なんて見なくてもフェネスの声は優しくて言葉は温かくて、私はフェネスだけは信じられる、きっとフェネスなら私を人間扱いしてくれる、そう思った。
お風呂が終わって髪と体を拭いてからは、もうフェネスに全部お任せだ。フェネスは髪にヘアオイルを塗ってから髪を乾かしてくれて、全身にクリームを塗ってくれる。しかし、前も思ったがフェネスは胸と割れ目にたっぷりとクリームをつけて塗りこんでくる。最初は胸が好きなのかな、とか、女の子と接する機会がないから性器が珍しくて触ってるのかな、とか思っていたが、今はクリトリスにクリームを塗り込まれて愛撫と言ってもいいことをされている。それに、クリームが塗り込まれた肌はじんじんと熱を持ち始めており、何かがおかしいと思った。
『フェネスさ、なんで、そこばっかり…』
私は必死に喘ぐのを我慢してフェネスに尋ねると、フェネスはふふっと笑ってクリームを塗られて指先で転がしていたクリトリスをぎゅっと摘んだ。
『んぁぁぁああああっ!?』
椅子に座ったままのけ反るとフェネスの胸板が支えてくれる。確かにクリトリスは敏感だけど、クリトリスを撫でられて摘まれたくらいじゃイカなかったはずなのに…!絶対にこのクリームが怪しい。昨晩丁寧に塗り込まれた後、ベッドで疼く身体を持て余していたから。
フェネスは息を切らして脱力する私を後ろから抱きしめて支えて、クリームを見せてくれる。
「いい香りでしょう?ルカスさんが徹夜で作ってくださったんです」
『はぁ、はぁ、はぁ…いい匂い、です…』
私が絶頂の後の気怠さと息切れの合間に何とか香りを嗅いでいい匂いだと伝えると、フェネスは笑みを深めてクリームを指でたっぷりと掬う。
「これには催淫作用がある花の蜜がたっぷり入っているんです。どんなに酷い抱かれ方をしてもココ様が怪我をしたり痛い思いをしないように、全身しっかり開発しないといけないでしょう?」
その言葉に血の気が引くのが分かった。フェネスでさえも私のことを抱くためのお人形だって思っているの?信頼できると、人間扱いしてくれると、優しくしてくれると、信じていたのに。フェネスだけは違うと思っていたのに。
「ちなみに粘膜にも塗っていいと言われたので、膣の中も塗りましょうね。ずっとペニスが入っていないと発狂するくらい開発して淫乱にしないといけませんからね」
そんなの嫌だ。怖い。私が逃げ出そうとフェネスの腕を振り払おうとすると、クリームが入った容器を持ちながら片腕で腕ごと抱きしめられ、動けなかった。
『いやぁ!!いやっ!!離してっ!!!』
私が必死で泣きながら訴えてもフェネスは笑ったまま、私の体を折り曲げるように体重をかけてきた。顔が膝につくほど折り畳まれて、フェネスの腕が膝裏に回る。
「よいしょ」
フェネスはクリームの容器を持ったままの片腕で私を持ち上げて、鏡に私の秘部が映る。
「あんまり暴れると…ハウレスに告げ口しちゃいますよ?そうしたら、すっごく痛いことをされちゃうかもしれませんよ?嫌でしょう?武器庫には鞭も刀も剣もナイフも置いてあるんですよ。お仕置きに何をされるか分からないのに抵抗するなんて、ココ様は頭が少し残念ですね」
お仕置き…一体どんなことをされるのだろうか?抱ければいいだけのお人形にされるならば足や腕の一本くらい覚悟しなくてはいけないのだろうか?痛いことは嫌だ。どんなに親に殴られようと蹴られようと、弟妹のためなら耐えられた。けれど、もう守るものがない私は理不尽な暴力など耐えられない。逃げられるなら逃げたい。ここで暴れてとても痛いお仕置きをされるくらいなら、開発されて抱かれるだけの方がいい。私が身体から力を抜いてされるがままになるとフェネスは嬉しそうに笑って、クリームを掬った指を膣に入れた。
フェネスの指はクリームを膣の隅々まで満遍なく伸ばし、Gスポットやポルチオには特に念入りに塗り込んだ。しかし、全身に催淫作用のあるクリームを塗られてクリトリスで絶頂させられた身体は、愛液を垂らしてクリームを拒むように外に押し流す。
「あらら、塗り込んでも垂れてきちゃいますね。いけない子にはお仕置きをしなくちゃいけないですよね?開発を拒むのは重罪ですよ?」
もうどうにでもしてくれ。何をやってもやらなくても、私の意思は関係ない。ただ、執事の思い通りにいかなければ私は罰せられる。都合のいいお人形になるためには生理現象さえもコントロールしなくてはいけないのか。Gスポットを抉りぐちぐちと音を立てながら刺激するフェネスの手と、恍惚とした表情で喘ぐ私の顔など見たくなくて目を閉じる。真っ暗な視界にチカチカと光が飛ぶ。絶頂の予感にそのまま流されて、込み上げる尿意に従って、プシャっと潮を吹いた。震える身体をフェネスは両腕で抱きしめて耳元で囁いた。
「よくできました♪」
コメント
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読み終わりました…。 ミヤジさんの「労働の報酬」って言葉、すごく胸に刺さりました。優しさだと思ってたことが、じつは「使うための準備」だったんだって気づく瞬間、ココ様の心が凍る感じがひしひしと伝わってきました。 フェネスさんだけは信じたい、って思ったのに…それも開発のためだったラストが本当に辛かったです。 でも、そんな絶望のなかで「書きたい」という気持ちを大事に持ってるココ様の芯の強さが垣間見えて、そこに少しだけ光を感じました。丁寧に描くMAKOさんの表現、本当に尊敬します。