「先輩、起きてますか?」
「…………?」
「先輩!良かったです…」
「……う、あ?」
「まだ喋っちゃダメですよ、怪我が回復しきってないんですから」
「……あ…?」
「…言ってませんでしたね、ここはオレの部屋です、先輩が倒れて、勝手に部屋に入るのはダメかと思いまして…かといってソファに放置するのもあれなので、オレの部屋に運びました」
「…………」
「先輩」
「…………」
「死んじゃダメですよ?」
「……う゛、あ゛…」
「動いちゃダメです!傷が開きます!」
「…………」
「…先輩は今、何故かは分かりませんが、とても危険な状態なんです、安静にしていないとダメなんです…!」
「……オ、レは…」
「…他の先輩方は今任務に出掛けています、数日は帰ってこれません」
「………」
「それまでオレが先輩を看病しなくてはなりません」
「………」
「ですが、オレも先輩の側を離れなければならない時はあります」
「…………」
「その時は、静かに眠っていて下さい」
「…………」
「…ご飯作ってきますね」
バタン!(ドアが閉まる音)
「…………」
…何でこうなったんだ…?
先輩、すみません、オレの物になってもらうには、こうするしか方法が思い付かなかったんです
先輩を傷付けてしまったことも、部屋に監禁してしまったことも謝ります
本当にごめんなさい、でも後悔はしてません
早く、堕ちてきて下さい
コメント
7件
可愛い…! クロメア大好きだからありがたい!
…好きだッッ†┏┛ ᷄ᾥ ᷅ ┗┓†