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銀河「はぁぁ…もう…家には帰りたくないな…もう何でも良くなった…ここで昼寝でもするか…花がたくさん咲いているし昼寝するには良い場所だ」
ガサガサ
銀河「…?何か聞こえたか?おい!そこに誰かいるのか!?」
………
銀河「誰も…いないか…いるわけないな、こんな森の奥なんだから………眠くなってきた、寝れそうだ………」
ガサガサ
銀河「スヤスヤ………」
ガサガサ…ピョコ
ケン「シクシク…シクシク…もうお家には帰りたくないよ…僕は要らない子なんだね…」
銀河「スヤスヤ………」
ケン「…?大きな魔物さん、君も一人なの?お昼寝してるの?」
銀河「スヤスヤ………」
ケン「僕も一緒にお昼寝さんしても良い?君の背中に乗せてね!」
銀河「スヤスヤ………」
ケン「乗るよ!乗るよ!」
銀河「スヤスヤ………」
ケン「ねむねむ……スヤスヤ………」
ドゴォォォォォォン!
銀河「ウオォ!?な、何だ何の音だ!?」
ケン「ゆわぁ!急に動かないで!」
銀河「うわぁぁぁ!!」
ケン「耳がぁぁ…」
銀河「だ、誰だお前!?ってか、いつからいた!?お、俺の背中に乗るな!降りろ!振り下ろしてやる!どうだ!」
ケン「無理!やだ!降りない!離さない!」
銀河「このやろ!降りろ!離せ!」ブンブン
ケン「やだ!ギュッ!」
銀河「このっ!あーもう良い!俺は家帰る!好きにしろ!」
ケン「好きにする」
銀河「ーーーー!!」
銀河ママ「…!お帰りなさい!」
銀河パパ「何だ銀河、早かったな…まだ終わってないだろ?」
銀河「あーー途中で抜けて昼寝してたんだ」
銀河ママ「背中の子…まぁ…可愛いお友達」
銀河「いや、こいつは…」
銀河パパ「友達!?母さん!今日はお祝いだ!沢山ニンジンを買いに行こう!銀河、今日はご馳走だぞ?」
銀河「こいつは、友達なんかじゃ…」
銀河ママ「まぁ、お友達にそんな事言って…ごめんなさいね?銀河って素直じゃないのよ」
ケン「お友達!」
銀河「おい!」
銀河ママ「きゃーー!聞いた?お友達なのね!」
銀河パパ「やっぱりそうじゃないか!いやぁ…銀河にもいつか友達ができると思ってたんだ」
銀河「はぁぁ…あーうん、そうだなそう言うことにしておこう」
銀河ママ「銀河ったら、照れちゃって」
銀河「俺、もう少し外散歩してくるから」
銀河パパ「あぁ!友達と散歩楽しんでな!」
銀河「あーうん」