私達は幼なじみから仲良く、毎日いつでもどこでも一緒にいた。たまに友達になったばかりの子から(付き合ってる?)とか言われるけど、い、いいやといっておいてる。登下校もずっと一緒。そんなある日、零夜君と話してると周りの女子達からヒソヒソ話が聞こえてきた。女子1【あのイケメン君好きなのに。あの女が取るのよ】女子2【うわぁ、最低ね。】嫌な予感がした。次の日、零夜君といない時に案の定、女子達がこっちにやってきた。女子1【うちの彼氏に近づいてんじゃないよ!】と蹴りを入れた。萌【い、いや、勝手に決めつけないで、やめて、】と必死に反抗もした。しかし女子2【は?生意気言うんじゃねーよ!!】と殴った。いじめだ。女子の1人は頭を殴ろうとしたが、角のお陰でなんとか塞げた。サメのしっぽで後ろの人たちを退いた。でも、血まみれになる。女子達は今度近づいたら容赦ないからねと言い残してどこかへ行った。私はボロボロでいた。そこに彼が来た。彼は泣きながら寄ってきた。零夜【萌……?どうしてこんなボロボロに……】と聞いてきたので私は【…蹴られたり殴られたりしたの…】と言うと彼は怒りと悲しさの交じった感情で【そいつら許さねぇ…】と言った。静かな教室でそっと、ハグをしてくれた。ランドセルが夕日に照らされる。帰るとやはり、親に【どうしたの!?その傷…!いじめ!?】と予想したかのように救急箱で手当してくれた。彼は【早く助けて上げれなくてごめん……】と泣いて謝ってきた。私は【ううん、零夜君は何も悪くない…】と、何粒か涙を零して言う。次の日、彼が後ろから見守って過ごした。そこにまたあの女子達が来た。女子【何回言ったら分かるの!!】と拳を振り上げる。そこに彼が後ろからおいと怒鳴る。女子達は固まっていた。彼は私の前に立って、そっとしゃがんで私を包み込む。零夜【僕は萌ちゃんが好きなんだ。君たちみたいな萌ちゃんを傷つける人達は大嫌いだ。今すぐ消え失せてくれ。】彼に散々と言われたら女子達は膝をついて落ち込み出した。彼は私の頭を撫でてくれた。私は彼の行動に照れかけたが、笑顔で返した。女子達は諦めて帰って行った。この日から、いじめが消えた。彼との絆のお陰で嫌なことも無く過ごせていた。そして、時は過ぎ行事が来た
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