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「こんばんは」
足音がした方には口角を上げ、目を細めているウイスだった。 ウイスは挨拶を 返す。そして、上がっていた口角は下がり、彼に近づくき、口を開いた。
「”悟空さん”…ではありませんね」
そう言うとさっきの笑顔に戻り、悟空の隣に立つ。悟空も普段のヘラヘラ した笑顔ではなく、不思議で惹き込まれるような、そんな笑顔だ。しばらく沈黙が続いた。その時、悟空が急に立ち上がりウイスの真正面に立つ。
「僕のこと聞かないの?」
ニコニコしながらウイスの顔を覗き込む。少し間を置きながらがこたえる。
「”それ”のことは何となく予想が着きますが…やはり悟空さんの口から聞きたいと思いましてねぇ」
悟空はキョトンとした顔をしていたが、すぐに笑い出した。
「いいよ。明日言ってあげる。」
そうウイスの耳元で呟く。お互い顔を見合わせ
「それは楽しみですね」
そして2人の影は闇に消えてった。
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