「シン!キッチンに置いてある詰め替えのシャンプー持ってきて!」
風呂場から湊が言った。
「なんでお風呂入る時に持っていかないんですか?」
シンは文句を言いながら風呂場まで持っていく。
「忘れたんだよ…仕方ねぇだろ」
「貸して…」
「んっ?」
「シャンプーの容器」
「自分でやるからいい。そこ置いとけ」
「早く。ドア開けて貸して」
「やだ!」
「何恥ずかしがってるんですか?」
「うるせぇ。置いたらあっち行ってろ」
「わかりました」
「………んっ?」
「……」
「ちょちょちょ…お前なに脱いでんだよ」
「一緒に入ります」
「ダメっ!」
「そのつもりでわざと忘れたんじゃないんですか?」
「んなわけねぇだろっ!」
「でも、もう半分脱いじゃったし」
「ばっ…ばかっ!もう一度着なさい!」
「いいじゃないですか。一緒に入った方が早いし」
「俺は1人で入りたいのっ」
「この間は一緒に入ってくれたのに…」
「あれはっ…っておいっ!脱ぐなっ!」
「今更恥ずかしがらないでください」
「もういいっ!出るっ!」
「まだ髪洗ってないんでしょ?」
「いい!洗面台で洗うっ!って離せっ!」
「俺が洗ってあげますから」
「タオルよこせっ!」
「全身きれいに洗ってあげます」
「お前が言うとなんかいやらしいく聞こえんだわ……」
「そうですか?」
「下心ねぇだろうな……」
「下心しかないですけど」
「でしょうねっ!」
「お邪魔します」
「おいっ!こらっ!勝手に入るなっ!」
【あとがき】
こんな感じかと…きっと二人の日常の会話は…。
楽しそう。笑
では、また明日投稿しますね♪
月乃水萌
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幸せな空間🩶