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貴方は知らないでしょ?
私がいつ貴方に惚れたのか。
覚えてるかな?
初めて会った日の事。
私は今でも鮮明に覚えてるよ。
あれは、二年前の夏だった。
何年かに一度の めっちゃ暑い夏の日だったぽくってさぁ~。
私ね。熱中症になって道端に倒れちゃったんだよね。
目が覚めたら公園にいて すぐ傍に貴方が居たんだよ?
「あっ。起きた?」
「えっ。どちら様ですか?」
「ww君を助けた者でぇ……えっーと。 あっ。
名乗るほどの者ではございません? で合ってる?かな?ww」
そう笑いながら言った貴方に 私は恋に落ちました。
「君さ、俺の前で急に倒れたんだよ? マジでビビったわ。
んで、近くにこの公園があったから運んできて 寝かせてた。」
「えっ?あっ。その、えっと。 ありがとうございました?」
「wどういたしまして。(疑問形なのウケるww)
体調はもう大丈夫そ?」
「はい。 おかげさまで?助かりました。」
「なら、良かった。」
「これ、食べてね。 いらなかったら、捨てていいからね。」
「じゃ。」
そう言って歩き出す貴方に
「待って…くだ…さい。 あの、お名前って…」
貴方は振り返り 私の言葉を遮るように
「名乗るほどの者ではございません。って言ったよね?」
妖しく笑いながら私の口元に人差し指を当てた。
熱中症って誤魔化せないくらい 私の顔は赤く染まってたと思う。
あの日以来、私はあなたを探してました。
もう一度会えたら、『ありがとう』と__って伝えたかったから。