( 初めて ノベルの方で書くので 下手かも
しれません … )
⚠︎ 赤葦が虐められます 。
木兎さん達は気づいていない設定です
それでもよければ どうぞ ⬇︎
「 いいトス寄越せよ ! あかーし ! 」
「 はい 木兎さん … ! 」
バン っ !
「 ナイスキーです 。木兎さん 。 」
「 あかーしもナイス ! 」
彼はいつもと同じように 木兎さんと朝の自主練をしている 。
もう8時20分 。そろそろ授業が始まる時間だ
「 そろそろ 、授業始まりますね 」
「 片付けますよ 。木兎さん 」
「 あと一本だけ … ! 」
「 ダメです 。続きは放課後で 」
「 ちぇ 〜 ドケチ 」
「 … もうトスあげませんよ 」
「 ごめんじゃん 〜 ! 」
「 はいはい 。それじゃ また放課後 」
「 おう ! 」
___
「 はぁ … 疲れた 。 」
「 上履き上履きっと … って え ? 」
「 何これ 手紙 ? 」
下駄箱の中にいつもとは見慣れない手紙が入っていた 。
中身は
「 昼休み 理科室に来い … なんか怖いな 。 」
だ 。仲間からして男だということはすぐにわかった 。
何故俺を呼び出すのかまだ理由はわからない 。
何か木兎さんがやらかしたのだろうか … でもわざわざ理科室に呼ぶ理由があるのか …
そんなこと考えなくても いっか …
それより 、早く行かなくちゃ 。
授業に遅れてしまう
___
「 お ! 赤葦 〜 おっは ! 」
これは彼の友達のモブ 。
バスケ部に入部していてそこそこ上手 。もうすぐでレギュラーになれると監督からも期待大な奴だ 。
「 おはよ 。モブ 」
「 今日も朝からお疲れ 〜 」
「 本当あの … 木兎さん ?って奴に
好かれてるよな 〜 」
「 俺何か自主練すら呼ばれねぇよ 」
「 あの 、鬼先輩め 」
「 そんなに ? 笑 」
「 本当に 。 」
「 バスケ部も大変だね 、 」
「 まぁ 楽しいからいいんだけど 〜 」
「 そろそろ授業始まるから またね 」
「 りょー 」
___
「 もう昼か … ぁ 、理科室 行k 」
「 あかーーーしぃぃぃ !! 」
「 げ … 木兎さん … 」
本当毎日うるさい先輩だ 。何故急に来るのだろうか 。クラスのみんなびっくりして固まっちゃってるよ
たまには気を使うってことを覚えて貰わなくちゃ 。
「 昼飯行こーぜ 〜 」
「 … 」
ここで正直なことを言ったら木兎さんしょぼくれモードになってしまうのか …
A 木兎さんとお昼を一緒に食べる
→ 木兎さんの機嫌は上がるが手紙をくれた主には申し訳ない
B 断る
→ 木兎さんの機嫌は最悪になるが 、待たせずに行ける
C 理由を話し 明日にしてもらう
→ 上手くいけば 機嫌も保て、手紙の主にも迷惑がかからない
A は 手紙をくれた主に迷惑をかけてしまうから
ここは C にしとくか 。
「 御免なさい 。木兎さん 」
「 今日は先着が居ますので 」
「 ちぇ 〜 いいじゃん … 別に 」
「 … 明日ならいいですよ 」
「 本当か … !? 楽しみにしとくからな ! 」
「 はいはい 」
「 … それじゃあ 、行くか 。 」
___
「 ついたついた … 」
「 誰かいますか ? 」
「 … ただの悪戯か ? 」
『 ちょっと待てよ 』
「 誰ですか … って 先輩 」
目の前にいたのは … 赤葦の前の正セッターだった先輩だ 。
「 呼び出して … 何のようですか 、? 」
『 随分態度がデカくなったな 』
『 木兎に媚び売って手に入れた 、
正セッターの座はどうですか 〜 ? 』
「 … 媚なんて売ってません … 」
『 嘘つけよ 』
『 なら俺の立場返せよ … !! 』
「 っ … 」
次の瞬間赤葦は突き飛ばされた 。運が良く机に頭はぶつからなかったが 、足を挫いてしまい 立てないし 逃げられない状態だ 。
目の前にいる先輩はニヤリと笑った
『 いい絵面だな 〜 笑 』
『 丁度いいや 。最近ストレス溜まってたんだわ 』
「 ゃ 、やめてください … 近づくな 、! 」
『 楽しませろよ 』
あれから何十分経ったのだろうか … 俺は殴られ続けた 。流石にみんなにバレたら先輩もやばいらしく 、顔 . 腕 . 足 . 服を着て見える範囲全般は殴らなかった 。
しかし 、それ以外の背中や腹などの箇所は 殴られ続けアザが残った 。部活中とか着替える時、どうやって着替えようか … あと少し痛むな と考えてた時 チャイムが鳴った
『 このことは誰にも言うなよ 』
『 また放課後ね 』
「 … 」
理科室は俺1人だけになった 。正直心は落ち着いている 。冷静に自分ながら対処しているつもりだ 。
だが …
「 ぅ “ ぅぅ 、 ぅ”え 、 ズビっ 」
俺自身が今限界を迎えているそう 。自然と涙が出てくる 。出したくもないのに、段々と流れてきて自分が嫌いになる 。
もしも先輩達に相談したら家族や先生に相談したらどうなるのか … 運が良ければ先輩は停学処分や退学になると思うけど、上手くは行かなそう。
万が一俺のせいで木兎さんや他の先輩方、後輩に迷惑をかけたりしたら大変だから相談はまだできないな 。
あ 、チャイム鳴ったな 。そろそろ行かなくちゃ
___
もう部活の時間か … 時の流れは早いな 。ちょっと背中痛むな … やっぱり消毒とかしとくべきだったのか … まぁもう部活始まるし 、早く着替え済ませないとな 。
『 赤葦くん 』
この世で今一番聞きたくない声だな …
「 何ですか … ? 先輩 」
『 いや 、今日木兎の自主練断ってちょっと来い 』
「 そんな無茶なこと言わないでください 」
『 お前の大好きな先輩がどうなってもいいのかな 』
っ … この先輩は毎回痛いとこついてくるな。断ったら先輩達が … もしかしたらバレーができない体に 、っ
それはいや 。俺のせいで巻き込むなんて一生ごめんだ。
「 分かりました。断りますから
先輩達には何一つ手をあげないでください 」
『 さすが副主将 。物分かりがいいね 〜 笑 』
『 それじゃあ 、またね 〜 』
「 …. 最悪だな 」
『 へいへいへーい !! 』
『 あかーし 〜 !! 』
「 ぁ 、木兎さん 。 」
『 早くトスくれよ 〜 ! 』
「 はいはい 。今すぐあげますから 」
『 今日も俺最強 ー !! 』
『 な ! あかーし ! 』
「 はい 。木兎さんはいつまでも最強ですよ 」
傷が痛むな 。全治5日といったところか … バレーに支障が出なければ俺はいいんだけど 。
てか後1週間で合宿か … 1週間続けの合宿は久しぶりだから体力保つといいけど …
___
部活が終わった 。木兎さんにそろそろ自主練に誘われる時間か 、でも今日は断らなくちゃいけない 。ごめんなさい木兎さん 。
『 あかーし !! 自主練しよーぜ ! 』
「 木兎さん 。自主練は今日できません 」
「 すみません 」
『 なんでなんで !?!? 』
「 明日テストなんですよ 。 」
「 勉強しなくちゃなので 。じゃ 」
『 あかーしのドケチ !! 』
「 ごめんなさい 。 木兎さん 」
「 明日はいつもより倍に自主練しますので 」
『 いったからな 〜 !! 』
「 はいはい 」
「 それじゃ 、お疲れ様でした 」
ふぅ 、やっと木兎さんから逃れられた … 木兎さん疑ってなかったしよかった 。
『 ちょっと赤葦いいか ? 』
「 … 木葉さん ? どうかしましたか ? 」
木葉さん … ? まさか何か態度に出ていたか …
『 いや 、顔大丈夫か ? 真っ青だけど 』
「 … 大丈夫ですよ 。明日テストで絶望してるんです 」
本当は違うんですよ 。木葉さん 。気づいてください 。お願いです
『 … 本当か ? 』
「 はい 。本当です 」
『 絶対に相談しろよ 。お前すぐ溜め込むんだから 』
『 少しは先輩を頼れよ 』
「 木葉さんかっこいいです 。ありがとうございます 」
あぁ 、自分何いっちゃってるんだろ … でもここで本当のこと言ったら 、先輩達が酷いことされるんだよな … ここは自分が犠牲にならないと 。
___
本当あの先輩理科室好きだな … 夜の理科室結構怖いから 、嫌なんだよな … ちょっと最悪だな
「 来ましたよ 」
って 、え ?? もう1人先輩がいる … ってあの先輩は …
『 お ! 遅すぎるよ 。 』
『 今から 、木兎たちを襲おうと思ってたよ 笑 』
『 ね ? 〇〇 』
『 あぁ 』
あぁ 、あの先輩は誰しもが副部長になるだろうと言われていた先輩だ 。俺が副部長と言われた時一番に絶望していたながあの先輩だ 。
俺ってたくさんの先輩を絶望に落としてるんだな … 俺最低だ 、
『 赤葦くん 。俺副部長になるってみんなから期待されてたのに 』
『 なんでお前がなるの ? 』
『 早く退部して 俺にその座を返せよ 』
「 っ … 」
殴られる 、!!! っ
『 よせよ 。 今から殴ったら楽しくないじゃん 』
『 もっと絶望に落として苦しめようぜ 』
『 それもそうだな 』
あぁ 、俺は地獄にでも落とされるのだろうか …
いや 、もう落とされたんだな 。
___
『 じゃあな 〜 また殴らせろよ 』
「 … 」
頑張れよ 、俺 。
「 今回はバットも使われたし … 結構痛かったな … 」
「 これから合宿もあるんだし 、迷惑かけないでいかないと 」
はぁ 、早く帰ろ 。
『 あ 、赤葦 。ちょっと来い 』
「 え ? 監督 、? 」
『 お前ここ記入ミスしてるけど 』
『 これなるべく気をつけろよな 』
『 直すの大変なんだから 』
「 … はい 。すみませんでした 」
監督 、それ主将 … 木兎さんの仕事ですよ 。俺がミスったのは事実ですけど 、まずは感謝の一言ぐらい欲しいですよ。前までは悪いなとか言ってくれたのに …
俺って 、生きてる意味あるのか … ?
「 ただいま 。母さん 」
『 京治 !? よかったわ 、 』
『 遅いから心配しちゃった 』
「 ごめんね 」
『 いいのよ 。無事なら 』
『 ほら 、ちょっと冷めちゃったかもだけど 、
ご飯あるわよ 。食べてね 』
「 ありがと 。 」
それから数日 。俺は毎日殴られ蹴られ 罵られた 。俺の心は落ち着いてるんだけど 、身体的にダメらしい 。
背中とかアザだらけでみんなにバレないかが心配だ 。まぁ 、先輩方も後輩も友達も気づいてないから大丈夫なんだけど 。
明日は合宿 。梟谷は人数が多いためレギュラーメンバーだけだから先輩は来ないな。安心だ
木兎さん 。先輩方助けてください 。
長くなってすみません …
段々と兎赤になっていきます !
初めてこれ作ったので楽しかったです !!
それじゃ ! また
続き
♡ 1200
コメント
22件
めっちゃ好きです! 続き楽しみに待ってます!✨
続き待ってます!ゆっくりでも全然大丈夫なので!
え、、最高です🥹