ド屑な君と僕

みんなはどこから聞きたいかな？

やっぱり出会いから？

俺とあいつの出会いは

ほんとに偶然。

よくある話だけど

どこにでもあるバーで出会った人

「お兄さん1人？」

そう声をかけられ

『まぁ、、1人です』

これが俺とあいつの初めての会話

「へ〜、お兄さん恋人いないんだぁ」

『そっちこそ』

「俺は作ってないだけ」

そういうあいつは少し惹き込まれる

目をしていた

『作らないだけって？』

俺はここで興味を持ったのがいけなかった

「知りたい？」

『まぁ、、』

「お兄さんのため♡」

『は？』

からかわれた。そう思った。

いや、完全に面白がっていた。

「俺さ、お兄さんタイプなんだよね 」

そう言いながら手を重ねてくる。

そこまで俺もばかじゃないから

あいつが何を求めてるのかすぐにわかった。

『移動しよう』

さっきそこまで馬鹿じゃないって

言ったけど訂正。

ここであいつに応えた時点で俺は馬鹿だ。

『あ゛ぁ゛っっ…///』

『んはっ笑止まんねーや』

『お前、やりすぎ』

「でも気持ちよかったでしょ？」

『まぁ、、』

「お兄さん、俺と付き合ってよ」

まだここで引き返せたのかもな

けど俺は

『ん、いーよ』

そう答えた。

ほんと馬鹿だな、

こんなやつがちゃんと

愛してくれるわけねーのに＿＿＿＿＿＿

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𝙉 𝙚 𝙭 𝙩　↪︎♡500