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コメント
2件
えもう最高すぎますありがとうございました☺️
リクエストいいですか? えいはやをお願いしたいです 永玖受けで颯斗が攻めでお願いしますm(_ _)m 物語はおまかせします( . .)"
T「っ、ほんとになお…っん」
俺は哲汰の首に手を回し、今度は俺から口付けた。
N「…哲汰、して」
T「っ!!
もうほんと、やめてなしだからね」
そう言って、唇に、首筋に、鎖骨に、忙しなく落とされる口付け。
N「ぁ、んぅ、てった、」
T「っは、なおや、かわいい、いいにおい」
N「また、っそれ」
すん、と首筋に顔を埋めたまま息を吸い込んで、変態くさい台詞を吐く。
いい匂いかなんて、自分じゃわからないけど。
自分だって同じもの使ってるのに。
……でも、分からなくもない。
シャンプーの香りじゃなくて、
その香りに混ざる、哲汰の香り。
T「っねえ、なにかんがえてんの」
腹筋のあたりに口付けていた哲汰が、じっとこちらを見上げている。
哲汰の首の後ろに手をまわして、少し、引き寄せる。
N「……俺もてったのにおいすき」
ぐん、と熱を帯びた哲汰の瞳がこちらを見つめている。
T「なおや、あんま、煽んないで」
再び唇にキスを落とされる。
どんどん深くなるそれに、哲汰の唾液が少しずつ流れ込んでくる。
哲汰のあったかい舌で、ざり、と擦られると、気持ちよくて思わず声が漏れる。
N「ん、ぅ、あ、んん、」
T「っはあ、かわい、なおや、すき」
N「っふ、おれ、も、すき」
そう応えると哲汰はくしゃりと笑って、ちゅ、と軽いキスをくれた。
T「ねぇ、ここ、さわってい?」
首筋に添えられていた手がすうっと下りて、たどり着いたのは平たい胸の先。
もともとなにも感じなかったのに、哲汰がしつこく触るから、そこが気持ちいいと覚えさせられてしまった。
N「、きくな」
まわりをすりすりと撫でている哲汰の指に、ぴく、と体が震える。
恥ずかしくてつい顔を逸らすと、哲汰の前に差し出してしまった耳に口を寄せられる。
N「っあ!、は、んぅ、」
すり、とてっぺんをなぞられる度に身体が跳ねる。
やばい、久しぶりだからか、いつもより反応してしまう。
N「っも、や!ぁ、むり、んっ」
T「なおや、かわいい、これは?これも好きでしょ」
今度はかりかりと引っかくように擦られる。
N「ひっ、あぁ!だめ、や、ぁ、」
T「だめ?やなの?」
N「うぅ、ん、ぁ、、ゃじゃない、あ」
どうしようもなく気持ちよくて、体を丸めて快楽を逃がそうとするのに浮いた足を哲汰に押さえつけられる。
T「だめ、逃げないで」
そのまま哲汰の顔が胸の先に近づき、べ、と舌を伸ばすのを黙って見ていた。
やばい、いま、舐められたら、本当におかしくなる。
N「〜〜〜っ!」
柔らかい舌先が乳首を覆った瞬間、ビク、と腰が浮いた。
まだ下も触ってないのに、張り詰めたそこは限界を訴えている。
T「ふは、めっちゃ腰浮いてんじゃん」
N「も、やば、んぅ、っは、いく、」
T「いっちゃいそう?かわいい、まだ乳首しか触ってないよ」
吐息さえも刺激になって、逃げられないのはわかっているのに身を捩ってしまう。
それでも哲汰の舌は器用に追いかけてきて、柔らかくそこを引っ掻いてくる。
N「も、うぁ、いく、いっちゃ、てった、でる」
T「うん、いいよ、いって」
N「っあ!あ、だめ、ん、いく、いく、っああ!」
優しい声でタガを外された瞬間、耐えきれずに絶頂を迎えた。
余韻でぴく、と揺れる身体を抱きしめられて、力が抜ける。
N「…も、いいから、」
きっと自分が落ち着くまで待ってくれている哲汰に腕を回す。
はやく哲汰のを受け入れたくて仕方がない。
N「もう、いいから、はやく哲汰も、俺で気持ちよくなって」
T「…ほんと、今日のなおや可愛すぎんだけど」
いつからかベッドサイドに常備されている潤滑剤を手に取り、指に馴染ませながら哲汰の体が下がっていく。
T「おれ、直弥が気持ちよくなってるの見てるだけで気持ちいけど」
N「、うるさい。はやく」
わかったわかった、と微笑みながら後ろに指が伸ばされる。
くるくると撫でる指先に期待で胸がいっぱいになって、わけもなく涙が滲んだ。
T「ゆび、挿れるよ」
小さく頷いて力を抜く。
つぷ、とゆるやかに指がはいってくる。
N「ん、ぅ」
少しずつ入り口を広げるように、傷つかないように、哲汰の指がまわりの壁を押していく。
T「…なんか、柔らかくない?」
しばらく会えてなかったにしてはスムーズに指を飲み込んでいくそこに、哲汰が首を傾げる。
N「ぁ、う、さっき、じぶんで、ぁ、ならした、っ」
T「っ、期待してたんだ?そんなにはやくしたかった?」
N「、あたりまえ、だろ。
……久しぶりに会ったんだから、期待するにきまってる……んっ、あぁ、」
T「すごい、もう3本はいってるよ」
N「っあ、いわなくて、いい、ん、ふぅ、ぁ」
自由になかを動きまわる指が、すり、と前立腺を擦る。
N「っあ!や、っん、まっ、て」
T「みっけた、きもちいね。ほら、とんとんってしたげる」
N「うぅ、ぁ、っあ、ひっ、や、きもち、っ」
もう何にも考えていられないくらいに頭のなかが哲汰でいっぱいになって、されるがままに腰を震わせることしかできない。
N「っやば、ね、ぁ、もう、んぅ、また、いく、っ」
T「いっちゃう?まだだめ。次は俺のでいって」
N「あ、っあ、や、ん、やだ、ぁ」
もう少しでいきそう、というところでぬるりと指が抜かれた。
物足りなくてひく、と収縮してしまうそこが恥ずかしい。
哲汰もだんだん余裕のなさそうな顔になっていて、乱暴にゴムを掴むと歯で封をきる。
……いちいち、かっこいいんだよ。
T「ふふ、なおくん、期待してる」
つい哲汰の一挙手一投足に見惚れてしまって、きっと、余程蕩けた顔をしていた。
頬に手を添えて、愛おしくてたまらないというような顔で見つめられる。
ちゅ、と軽くキスを落とされて、いれるね、という声とともにすっかり大きくなっている哲汰のものが入ってくる。
N「あ、っ、んぅ、てっ、た、っあ、!」
T「っふう、ぜんぶ、はいった」
哲汰はいつも、挿入してからしばらく動かずに俺を抱きしめる癖がある。
今日も足を割り開かれたままぎゅう、と抱き込まれていて。
安心するけど、ひさしぶりのセックスに気が急いている俺にはちょっときつい。
N「ぁ、ねぇ、てった、うごいて、もう、だいじょうぶだから」
T「まだ、もうちょっとまって。」
恥ずかしさを押し除けて律動を強請ったのに、哲汰はそうやって笑うだけ。
すり、と頬を撫でる手に顔を寄せて、はやく、と呟いても宥めるように髪を梳かれる。
N「、ふ、ぅ、なんで、ねえ、ぁ、てった、」
動いてくれない哲汰軽く睨むと、笑みが深くなる。
T「ふふ、あのね、おれ、この時間が好きなの。」
N「、は?」
T「なおやのなかがきゅうって俺のこと締め付けてきて、あぁ、いますごい俺のこと求めてくれてんだなってなる」
良くもそんな恥ずかしいことを清々しい顔で……。
自分の顔に熱が集まるのがわかる。
でも……
N「…はやく、、おくほしいっ、」
T「っおま、、ほんと煽んの得意だな、」
ぱちゅん、と一気に奥まで入り込んできた哲汰のそれに視界がはじける。
N「〜〜〜っ!あ!やぁ、ぅ、っあ、」
体がのけぞって、あられもない声が止まらない。
T「なおや、かわいい、きもちい?、、だいすき」
さっきまで動いてくれなかったのが嘘のように、何度も何度も奥を押し込まれる。
その最中に忘れず俺の好きなところも擦っていくから、気持ちいいところから降りて来られなくて、ずっといってるみたい。
N「っあ、やば、っふ、あ、ん、きもち、いく、いってる、やぁ、ぁ、てった、ぁ、あ」
T「かわいい、すき、だいすき、っは、おれもきもちい」
哲汰も気持ちいいならよかった、と相貌を崩すと「反則だろ、」とつぶやいた哲汰に両手で腰を掴まれ、
N「ぁあ!や、んぅ、っあ、だめ、や、ぁ!ってっ、た」
ごり、と音がしそうなくらい好きなところを突かれる。
もうだめ、何もわからない。
すき、きもちい、だいすき。
T「おれも、いきそう、なおや、一緒にいこ」
今日はあまり出番のなかった俺の屹立に手を伸ばし、やさしく擦られるとたまらなくてまた涙が溢れる。
N「ぅあ、まって、やば、いっしょ、だめ、ぁ、っあ!」
T「きもちいね、なおや、いっていいよ、いこ」
N「いく、いく、や、ぁあ!いく、やば、いっちゃう、〜〜〜っ!あ、あ!」
T「おれも、でる、っ!」
長い長い絶頂のなか、白濁を吐き出し切った俺はくたり、とベッドに沈む。
哲汰もゴムの中に出したようで、荒い息を整えている。
T「っはあ、なおや、かわいかった」
N「…もう、きょうそればっか」
T「だって、うれしくて、おれ」
直弥が自分の気持ち伝えてくれるの、うれしい。
そう言って哲汰は微笑みながら、俺を抱き寄せた。
T「言ってもらえたら、ちゃんと応えてあげられるから。
もちろん普段の、ちょっとつんつんしてるなおくんもかわいくて好きだけど、こうしてほしいって伝えてくれると、頼られてるみたいで、うれしい」
N「……いつもは、、」
T「ふふ、わかってる」
N「……すき」
T「ん、俺も」
そう言って頭を撫でられると、途端に眠気が襲ってくる。
T「なおくん、ねむいね。いいよ、寝ちゃいな。あとはおれがやっとく」
N「てった、」
T「ん?」
N「だいすき」
最後にもう一度伝えようと思った言葉はちゃんと音になったのか。
重力に抗えず落ちていく瞼の中、哲汰が幸せそうな顔をしてたから、まぁ、よかったのかな。
END