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───大阪 西日本本部
大阪 「何だって！？あの3人相手に岐阜がやられた！？愛知も重症だし…一体何があったんだ！」
兵庫 「アニキ！新たな情報が見つかりました！」
大阪 「兄貴と呼ぶな兵庫。俺はお前の本当の兄じゃないだろ？」
兵庫 (え…？)
「あ、すみません。大阪さん、三重さんから話が聞き取れまして、どうやら静岡さんの様子がおかしく、目が赤くなっていたらしいです。愛知さんが劣勢に追い込まれるほど…」
大阪 「ん？静岡の目が赤く…？妙だな。その事を詳しく知りたい。兵庫、滋賀と奈良に東本部のスパイを頼めないか？」
兵庫 「あ、分かりました。連絡しておきます」
───近畿宅
滋賀 「ん？兵庫さんから連絡？えーっ、滋賀と奈良に東本部のスパイをお願いしたいですって？」
奈良 「え…なんで？」
滋賀 「なんか静岡の様子がおかしかったんだって」
奈良 「へー、じゃあ準備して大阪さんに伝えよう」
滋賀 「うん」
───大阪 西日本本部
滋賀 「では大阪さん、行ってきます」
大阪 「おお。奈良、これを持っていくといい。」
奈良 「これは…？」
大阪 「福岡と佐賀が作った小型爆弾だ。地面に落ちて3秒経ったら爆発する。うっかり巻き込まれないようにな。」
奈良 「分かりました。ありがとうございます」
───東京 東日本本部
滋賀 「無事何事もなく侵入できたね」
奈良 「滋賀の甲賀忍者魂じゃない？」
滋賀 「そんなことないよー。さて、ここはどこかな？」
───東京 東日本本部 地下倉庫
埼玉 「はぁ、お国は非核を定めたというのにおかしいでしょ」
千葉 「しょうがないでしょ。ボクらは東京に従ってないといけないんだから」
埼玉 「…」
千葉 「どうした？」
埼玉 「うちと東京は歴史上一緒だったのに、お互いがお互いの理解者だったはずなのに！！なんで！東京はこんなになっちゃったの！？こんな、こんなのやってられない！」
ﾋﾞﾘﾋﾞﾘｸﾞｼｬｸﾞｼｬ
千葉 「ちょっと！？埼玉！？」
何を思ったかボクにはわかんないけど、埼玉は怒り任せに原子爆弾の設計図を破り捨てた。でも、その時の顔は、怒ってそうだけどどこか悲しげだった
千葉 「落ち着けダサイタマ！！でも、分かるよその気持ち！自ら国を滅ぼすとかやってらんないよ！」
埼玉 「お千葉…」
奈良 「おっと、何か聞いてはいけないものを聞いた気がしたな」
滋賀 「でもこちらに原子爆弾を落とす気だって情報は大きいだろう」
奈良 「そうだね」
滋賀 「でも埼玉と千葉があんな感じなの始めてみたよね」
奈良 「うん。会うたび喧嘩してるイメージだったのに」
滋賀 「ここは地下だから上に上がればきっと本部、東京のいる場所。気を張ろう」
奈良 「うん」
コメント
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原子爆弾っ！？！？！？！？
