テラーノベル
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転生ネタ、不穏注意
コメント来たら続きかく(AI以外)
虎杖悠仁は腕の中に収まる小さな生き物を抱きしめていた。人肌というものは心地よく温かく柔い、数十年後の彼の体温を忘れた皮の下に骨を感じる腕など微塵も残っていなかった。
寿命を真当することもなく四十代半ばで命を終えた筈の日車が子供になっていた、その光景に虎杖は自身が生を奪われた事を実感した。日車が死んでからというものの、数十年経っていたはずなのに未だに受け入れられてなかった
だが自身の胸に顔を埋めて寝息を立てる児が虎杖の知る日車寛見の死を暗示していた
窓から差す西陽が向日葵の花瓣の様に実って幼き彼の横顔を包んだ。
眉間に皺が刻まれ常に徒労が絶えなかった彼しか見たことがないものだから、凹凸のない平坦な眉間に違和感さえ感じていた。
この時間がずっと続けばいいのに。不覚にも虎杖はそう思ってしまった
彼が背負ってしまった物の大きさは計り知れない、前の彼のようにそれに押し潰されて壊れて欲しくない。
彼の理想、彼の夢、彼の憧れ、彼の希望。彼の人生。
そのものである”正義”に首を締められて縊死した日車の悲痛な死に顔が脳裏に張り付いた
そう…あんな風には…虎杖は思考を止めた
日車が救った筈の被告人、彼が罪を軽くする事は出来ると言ったことを身勝手に誇張して解釈して身勝手に絶望した人間。その人間が後に殺人犯となり日車に刃を向けたことは言うまでもない。
虎杖の腕にこもる力が自然と強くなる。離さないように、逸れないように。
どうか、それと出会わないでくれと願うように
コメント
15件
え、待って待って待って…!🥺💦 転生日車ちゃんが小さくて虎杖にぎゅーっとしててもう胸が苦しいよ…「離さないように」って力込めるところが切なすぎる😭💔 でも、その日車の未来を知ってるからこその願い「出会わないでくれ」が刺さる…転生設定なのにめっちゃ不穏で、続きが気になりすぎるよ!!次話いつ?!読みたい‼️🔥