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#キャラ崩壊
亜玉
150,911
如月 悠/語尾ピヨ
28
不 眠 症 。
13
如月 悠/語尾ピヨ
21
rd『“ぺんちゃん”』
pn『!!“らだぁ”ー!!!』
本能が狂い始める
pn「なんで…なんでっ!」
pn「なんで俺が虐められなきゃいかないんだよ…ッ」
rd『……』
rd『大丈夫だよ。俺はぺいんとの味方』
rd『───どんなことがあっても、ぺんちゃんを守るよ』
追い詰められたハツカネズミ
pn『……もう、疲れたんだ。』
pn『みんなごめん、幸せになってね』
今、絶望の淵に立って
pn『───悪くない人生だった!!!』
踏切へと
飛び出した
rd『お、れ…は…』
rd『俺は…』
rd『ぺいんとを殺したも同然だ。』
だから、どんな罪でも背負うよ
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……そう、君は“友達”
rd『ぺんちゃんおはよ〜』
pn「あ、らっだぁおはよ!!!」
rd『ぺんちゃんさ〜、最近流行ってるゲーム知ってる?』
pn「えっ、知ってる知ってる!!」
rd『やった?』
pn「やってない!!!」
pn「だからそのゲーム日常組のみんなでやろって話を昨日したんだよね〜」
そう目を輝かせて笑う君が
そう希望に満ち溢れている顔が
今の俺には辛くて
rd『……そっか、』
rd『俺もうやったからさー、ぺんちゃんやったら教えて?感想会しよ』
pn「えっやりたいやりたい!!」
……ほんとは、
rd(ぺんちゃんと一緒にやりたかったんだけどね)
俺と一緒にやりたかったと、そう言って欲しかった。
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pn「おっはよ〜!!!!」
いつもの笑顔で教室の扉を開けるぺいんとの横顔を見る
俺はぺいんとの向日葵の様な笑顔が1番好きだ
明るくて、それでいて綺麗で、俺に勇気をくれる
まぁ…その勇気は告白するまでには届かないんだけど、
rd『…?』
pn「あ、あれ?聞こえてなかったのかな…」
いつもなら帰ってくるはずのクラスメイトの「おはよう」の4文字が聞こえない
ぺいんとの横顔が困ったように笑うのを見て、俺は目線を教室の方角に移動させる
……なるほど、そういう事か
rd(今度の標的はぺんちゃんってことね、)
飽きないね〜笑
散々俺をいじめて、反応が薄かったから今度はぺいんとにってことか
さて、どう潰してやろうか
pn「みんな、おはよう…!」
ぺいんとはめげずにもう一度挨拶をするが返事は帰ってこず、1部の人間はその言葉を聴いてくすくすと笑った。
お前か、ぺんちゃんを虐めようと言い出した奴らは
rd『ぺんちゃん今日暑くなーい?』
pn「っえ?」
俺がそう話題を振ると、ぺいんとはキョトンとした後、困惑の色が顔から見て取れた
rd『ぺんちゃんって扇風機とか持ってたりしない?』
rd『俺今日忘れてさ〜』
pn「え、あ…持ってる、けど……」
rd『ほんと?ちょっと貸してくれない?』
pn「別にいいけど…」
多分、ぺんちゃんも分かってる
自分が標的になったこと、俺が話題を逸らしたこと
でも俺はそんなことは何一つ考えてない
ただ、ぺいんとが笑顔になって欲しいから
rd『ねぇまだ7月上旬だよ〜?』
rd『こんな暑くてさ、8月本番とか死にそー』
pn「えっわかるかも」
rd『でしょ?』
rd『あ、そうだ今日の教科さ───』
んー、どうしようかな
一旦ぺんちゃんを虐めようとした主犯格とその周りをちょっと脅、……お話してみるか
俺が愛しているぺいんとを傷つけた事を、絶対に後悔させてやる
クイッ
rd『……?』
rd『どうしたの?』
そんな事を思っていると、ぺいんとが俺の裾を小さな力で引っ張ってきた
pn「らだぁ……」
pn「らっだぁは……」
pn「ずっと、僕の友達だよ…ね?」
弱々しく怯えるように震える声が
今にも泣き出してしまいそうなその顔が
俺に縋ってきてくれたその心が
───俺の本能を狂わせたんだ
rd『……』
rd『───うん、俺はずうっと一緒に居るよ』
rd『俺が1番大好きな君の為に、ね』
君に聴こえないように、そう囁いた
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rd『俺、あの時から狂い始めてたんだ』
rd『最初は、本気でぺいんとを虐めてたアイツを恨んでたし…怒ってた』
……だけど、
rd『ぺいんとのあの顔が…狂ってた俺にはすごく魅力的に映ったんだ』
あの日の踏切の前で独り言のように呟く
当然、誰も居ないし、そこに話題の本人も居ない
ここに居るとあの日のことを繰り返し思い出す
もうとっくに死んでる筈なのに、俺の耳にこびりついたような蝉の声が聴こえる
二度とは帰らぬ君に、意味もなく話す
rd『……そういえば、夏休みの内に2人で買ったキーホルダー切れちゃったね』
rd『大事にするって、言ってたじゃん…』
俺と君の縁が、切れたように感じたんだ
……でもこれは自業自得かもね、笑
思わず自嘲の笑いが込み上げてくる
───夏が消し去った
日焼けを知らない少年に
rd『ぺいんとに』
rd『俺は───』
哀しい程
rd『───……。』
rd『取り憑かれてしまいたい』
コメント
3件
だいすき❗❗❗❗❗語彙力凄い、曲パロとか書けるの天才すぎませんか!🫰🏻🫰🏻🫰🏻ありがとう・・・😿
わあ、第1話、一気に読んじゃいました…! 静かな狂気と強い執着がひしひしと伝わってくるお話ですね。 「俺が1番大好きな君の為に」と囁くシーン、ぞっとするけどどこか哀しくて…。 ぺいんとくんを守りたい気持ちが、いつしか別の色に変わっていく過程がとても繊細に描かれていて、心を掴まれました。 続きが気になります。