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2日目でーす
第一章:記憶の欠片
「etさん、しっかりして!」
目を覚ましたetは、目の前に心配そうな顔をした仲間たちを見つめた
彼らの名前も、顔も、何も思い出せない
「あなたは、etだよ。みんなで魔王を倒すために旅をしているんだ」
その言葉に、etはただ頷くことしかできなかった
記憶の中には、断片的な映像や感情が浮かぶが、それが何を意味するのかはわからない
「とにかく、今は安全な場所に行こう」
仲間たちはetを支えながら、荒廃した世界を歩き始めた
途中、etは何度も夢のような幻覚を見た
その中で、彼女は黒い影と戦っている自分を見た
「あれは……」
夢の中の自分は、恐怖もなく、ただ戦っていた。
その姿に、etは何かを感じ取ったが、それが何なのかはわからなかった。
「etさん、大丈夫?」
仲間の一人が心配そうに声をかける。
etはただ頷くしかできなかった。
記憶が戻ることを願いながら、彼女は仲間たちと共に歩みを進めた