凪と潔の兄弟パロ漁ってて、潔弟のやつばっかりでお兄ちゃんのなくね??って思ったので俺が書くゾ〜‼️‼️‼️‼️
凪と潔が兄弟でごわす(血繋がってる)
神奈川なので凪兄弟と糸師兄弟が幼なじみというガバガバ設定でいきます
原作とセリフ違うかも許して🥹
神奈川にとある兄弟がいた
至って普通、と言いたいところだが親が放任主義で弟は唯一構ってくれる兄に懐いていた。
兄がいればなんでもいい、と思っていたが幼いころ兄がサッカーにハマってしまい、自分もしようと誘われたがスポーツの良さが分からないのでしなかった。
兄といる時間は前より少なくなってしまったが、構ってくれるならどうでもいいや精神になった。
兄の世一が5歳、弟の誠士郎が4歳の時
「誠士郎」
「んー?」
「おれはクラブチームに入ることになったから、前みたいにいっしょにいられない。ごめんな」
「えっ…やだよ、おれにいちゃんがいないと」
「も〜誠士郎はかわいいな!イヤだったらおれとサッカーすればいいだろ?」
「サッカーのよさがおれにはわかんないよ」
「良さがわかんなくても、やってみればいいじゃん!誠士郎はなんでもできる”天才”だから、ゴールなんてすぐできるとおもうけど、誰かに負けてくやしかったらねつがうまれるとおもうよ!」
「んえ〜」
「がんこだな〜…じゃあ、次のしあい、誠士郎もみにおいでよ!!」
「まあ…みにいくだけなら……」
誠士郎には兄がサッカーをする理由がわからない。なにが楽しいのか、体力を消費するくらいなら家でゴロゴロゲームして寝てる方が疲れなくていい。自分は楽をしていたいのだ。
そして兄の試合の日、思いがけぬ姿を見た
「冴っ!!」
「わかってる」
“さえ”と呼ばれた人からパスをもらってシュートを決めた兄。
「冴、さっきの、もっと早くいけるか?」
「!…当たり前だ」
俺にはわかる。世一の蒼く美しい目には情熱が宿っている。ぞわっとした。鳥肌が立った。こんな兄の姿は初めてみる。兄に見蕩れてしまった。
そんなとき
「ドン、プシュー……ゴゴゴードカーン」
「……?」
隣に寝そべって恐竜ごっこをしている小さい男の子がいた。年は誠士郎と同じくらいか?
顔はさっきの”さえ”と呼ばれた人物に似ていた。
「ねえ、きみ」
「…だれ」
「おれは凪誠士郎だよ。おまえは?」
「……いとし、りん…世界一かっこいい兄ちゃんのおとうと」
「じゃあおれは、世界一かわいいにいちゃんの弟だ。なんさい?」
「…さん」
「おれはよん」
「……へー」
「おまえもサッカーやってんの??」
「さっかあ?」
「そう、おまえのにいちゃん、やってるじゃん。みなよ」
「…………………………………」
「………!」
淡々とプレーを見つめる”りん”の瞳にも、兄と同じような情熱が少しずつ宿り始めていた気がする。そして気づいた時には凛がフィールドに立ってシュートを決めていた。
「……は、」
「すごいぞ、凛。俺とサッカーしろ」
「…うん…!」
“兄”のさえに撫でられている”弟”のりんは羨ましかった。俺もサッカーしたら兄ちゃんに褒められるかな。
褒められたら、きっと、サッカーやる気になると思うし、おれはやっぱり、
自分のシュートで 点を決めてみたい
そこから誠士郎のエゴは宿り始めた。
「この子、冴の弟?」
「ああ、可愛いだろ。自己紹介しろ、凛」
「………いとしりん…さんしゃい」
「うわ!!自己紹介できてえらいな〜!!凛もサッカーするんでしょ!?あしたから始める?!」
「………世一…たぶらかすなよ」
「?どういうこと?」
「…おれ、よいちいや。おれからにいちゃんのこととるもん」
「!……凛…」
「んもお〜お兄ちゃんっこか!?かわいいなあ!!」よしよし(撫
「やめろっ……!///」
「世一、凛はもうお前になついてると思うぞ」
「なついてない!」
「え〜?!うれしい!!」ぎゅ(抱
「うぁっ//」
世一が自分以外の人とくっついて仲良くしているのを見て、誠士郎はものすごく嫉妬した。
「りん!…よいちにぃはおれの!」がばっ(凛を剥がす
「へっ、せいしろ」
「にいちゃん、おれも明日からサッカーする」
「!?!誠士郎〜!!兄ちゃんうれしい!」よしよし(撫
「……ソイツ、世一の弟か?」
「…うん、せいしろうだよ。さっきおれ話した。よんさいだって」
「そうか……じゃあこれで2on2できるな」
「……ねえ、…よいちにぃはわたさないからね」
「なにいってんの?誠士郎…」
「ああ、なら無理矢理にでも奪ってやるよ。世一は俺のパスでしか満足して撃てないし…な?世一」むぎゅ(ほっぺつかむ
「んく”!…うん!おれ冴のパスだいすき!」
「パスだけか?」
「ううん!冴もだいすき!!」
「よし」(満更てももない顔
「「………」」
そこから糸師兄弟と凪兄弟のレッスンは始まった。特別家が近いという訳でもないが、2つの家を行き来する途中の公園でまいにち狂ったようにサッカーばかりやっていた。
クラブチームの練習がない時は、朝起きて公園でサッカー。お弁当、もしくはどちらかの家で昼食をいただき、サッカー。夜ご飯を食べてからどちらかの家に泊まってサッカー鑑賞。
頭の中はサッカーでいっぱいだった。
めんどくさがり屋だった誠士郎も、点を決めるごとにやる気が湧いてきて、宿敵の凛、世一、冴を倒すことを目的にサッカーをし続けた。
そしてもちろん、お泊まり会の時は誰が世一の隣で寝るか討論をしていた。
そんな日々も過ぎて、4人所属の鎌倉ユナイテッド・ユースはU-15の大会で全国優勝を果たし、冴がスペインに行くことが決まった。
「冴!すごいじゃん!おめでとう!」
「まあ当然のことだ。世一は?」
「え、俺?……来てないけど…?」
「はあ?なんで来てないんだよ」
「しらねえよ!!…まあ悔しいけど、全国大会のとき冴ばっか決めてたからじゃねーの?」
「……そうか」
(お前もシュートめちゃくちゃキメてたじゃねーか)
「…………冴…スペインかぁ……寂しくなるな」
「寂しいならお前も一緒に来い。あっちはむしろ歓迎だろうよ」
「あはは!冴に褒めてもらえて嬉しいよ……でもごめんな、うちお金ないし…てか引っ越すし」
「は、どこに……」
「東京!!父さんの転勤でさ!…頑張ってね、冴。戻って来る時言ってよ。鎌倉行くから」
「…じゃ、頑張ってくるから…」
「………??」
「数年分の世一充電させろ」
「ぇ、?いいけd」
ぶっちゅ〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「!?!?!?!?!?!//////////////////」
唇と唇が触れるキスだったが、冴が舌を入れてきて、なんだかふわふわとした気分になった
「ひぁ……ん、…ぁ………しゃぇ……♡」
「…っ♡♡♡♡」
冴の舌が世一の口内を犯す
その度に世一は甘い声を漏らし、まとめじゃいられなくなる
「ぷはっ……はぁ…さ、さえ……?//」
「…世一、俺はガキんときからずっとお前のことが……す、」
「…す?」
「……す」
「…」
「す……」
「冴」
「…?」
「好きだよ、冴」
そう言ってへにゃっと笑う世一は可愛くて可愛くて可愛くて仕方なくてただ見つめることしか出来なかった
「よい…ち」
「ずっとまってるから、俺の大好きな冴が世界一のストライカーになるの!…そんで、俺が冴を倒して世界一になってやる!」
「……!!……ああ、お前は昔からそんなやつだよな……」
「?」
「また日本に戻ってきたら、プロポーズをさせろ。」
「!……まってる!」
そう会話を交し、冴とは別れた。
冴がスペインに旅立ったあと、世一と誠士郎と母で糸師家に挨拶をして2人も東京へ旅立った。
1人の兄と2人の幼なじみを失った凛はものすごく孤独を味わったが、負けずと練習を積み重ねた。
世一と誠士郎は二人で電車に乗り、東京へやって来た。父が既に東京で暮らしていたため家具一式は揃っている。なにかあったら鎌倉にずっと母が住むつもりなので鎌倉にいる母へ連絡をすればいい。
「ここが東京…」
「……こら、誠士郎起きろ〜乗り換えるよ?」
「う〜…ん、おきる」
「えらいえらい」よしよし(撫
電車を乗り換えて、 最寄り駅で降りて徒歩で父の住む家へと向かった。
「お、来たか世一、誠士郎。お前らの部屋だけど二人で1つの部屋でいいか?2人別々ってなると狭くなっちゃって…その代わり広いの用意したから」
「もちろん!ありがとう父さん」
「荷物置いたら好きに使えよ」
2人の部屋で世一と誠士郎は家から送られたダンボールを開けて、一緒に小物などを設置する。
「うわ〜なつかし!これ誠士郎と凛の初試合の時の写真じゃん!かわいいな〜」
「…世一にい、今の俺は?」
「ん?可愛くてかっこよくて、俺の自慢の弟だよ!」
「………うん、//」
「凛大丈夫かな……一人で…」
「凛なら大丈夫でしょ。あいつはこんなことで挫けるタマじゃない」
「…だよね!てゆうか東京ってサッカー強かったっけ」
「どうだろ。鎌倉ユースが強かったから全然覚えてない」
「誠士郎もか〜…」
世一は現在13、誠士郎は12歳。
中学選びは慎重にしなければいけない
「できるだけ強いとこ入りたいけど、クラブチームってなったら金かかるし…部活の方がいいかな?でも俺らの入る予定の中学ってサッカー強いのか?」
「調べようよ」
調べた結果……
「嘘だろ、サッカー部すら存在しねえじゃん…」
「……おわった」
田舎すぎたためサッカー部が存在せず、絶望した。
「なら誠士郎、父さん説得して違う中学にしてもらおう。東京で1番強いトコ 」
「うん」
父を説得するのは苦戦すると思っていたが、案外あっさりと許可が出たので驚いた。
「これでまた俺らは勝ち上がれるな!」
「そうだね」
中学でも勝ち上がり、全国大会に出場し、何度も優勝した。中学三年間あっという間に終わり、世一は高校受験をすることになった。
「高校どうしよ〜〜〜〜」
「兄ちゃんは推薦でいいじゃん。全国各地色んなとこから来てるんでしょ?」
「まあ来てるけど…………母さんと父さんに負担かけたくないから東京で抑えようかなって。なにがあっても大丈夫なように白宝高校行こうかなって… 」
「サッカー弱いじゃん」
「弱いけど、弱いトコを俺が全国優勝に導くって最高じゃね?」
「!…そっ、か…兄ちゃんがそこ行くならおれもいく」
「誠士郎ならそうすると思ってたよ!じゃあ兄ちゃんサッカーも勉強も頑張るから…勉強教えて誠士郎……?」
「く”っ………………………うん、良いよ。いくらでも教えるよ」
「やったあ♡誠士郎大好き!!」
「…俺も大好き」
その後、世一は白宝に見事合格し、サッカー部に入った。サッカー部はめちゃくちゃぬるいらしく、下手くその集まりでつまんないと言っていた。でも世一はめげずにサッカーをし続け、教えまくって、段々と力をつけてきたとき誠士郎が受験をし、合格し、サッカー部に入った。
「これ!俺の弟!可愛いだろ〜!」
「かわいいってか……デカい」
「弟もサッカー強いのか?」
「当たり前だろ!めちゃくちゃ強ぇよなめんな!!」
誠士郎が加わったこともあり、白宝高校は初めて全国大会に行くことが出来た。全国大会初戦で有名な強豪校に当たり負けたが、世一と誠士郎はしっかりと得点を決めた。
スタートラインである全国大会に出場出来たことがまず嬉しいかった。これからは初戦で負けないようしっかりとトレーニングをする必要がある。
その高校と戦った後、試合を見ていたであろう人物に話しかけられた。
「なあ、アンタ凪世一やろ。俺のこと覚えとらん?」
「……………………あっ!強化合宿で一緒だった烏旅人!」
「せや…なんで強い高校のサッカー部、もしくはクラブチームに入ってないん?」
「えーだって、元々強いとこから勝ち上がるって在り来りすぎね??俺が弱いやつらを飼育して勝つってのがたまんねえじゃん?」
「…………非凡やな、アンタ」
「褒め言葉じゃん」
「…ま、またアンタと戦えて嬉しかったわ。でもまだまだアンタ自身には勝てへん。俺もレベルアップすっから待っててな 」
「おう!待ってるよ、旅人!あと俺らもう友達だろ?世一って呼べよ!」
「!…ほんじゃ、世一。また会お」
「ん!!」
「世一にい、また誑し込んだの」
「誑し……?え?」
「はあ、無自覚ってムカつくね。冴の気持ちが1層わかっt」
「////////////////////」
「………は」
「誠士郎っ、行くぞっ!!///」
「……」
(冴、やったな)
全国大会も終わり、サッカーをしてる間に時間が過ぎ、進級して2人は高校2年と3年になった。
進級してまもなく、一緒に歯医者に行く日に誠士郎が世一を階段でゲームをしながら待っていると、誰かにぶつかられた。
「あ、ワリ……」
「!」
床に落ちそうなスマホをトラップで止めるその姿にぶつかった相手、御影玲王は見蕩れていた。
(コイツだ……)
「っなあ!お前すげえな!俺と一緒にサッカーしy」
「誠士郎!」
「……兄ちゃん」
「ごめん遅れた…て、この人は?」
「?…ああ、さっきぶつかった人」
「御影玲王だ」
「みかげ…れお……ああ、クラスの女子がキャーキャー言ってた人か!よろしくな、御影くん!」
「兄ちゃん……」
「…てか今日歯医者だろ?早く行くz」
「もしかして……凪世一と凪誠士郎か、!?」
「?そうだけど」
「鎌倉ユナイテッド・ユース出身、サッカー部のエースの…」
「こわ、なんで知ってんn」
「俺、アンタとサッカーがしたい!!!」
「……へ、」
「…」
「俺の夢はW杯で優勝することだ!アンタらとなら優勝出来る気が……」
「興味ねえよ」
「………え」
「俺は1人で点決めてW杯で優勝して、世界一のストライカーになるんだ。青春ごっこしてえだけならW杯優勝目指す資格ねえよ」
「ひゅ〜」
「行くぞ、誠士郎」
「うん」
御影玲王は驚いた。自分にあんな鋭い瞳と冷めきった声で接してくる人は初めてだったのだ。面白い人間を見つけてしまった、自分の目に狂いはなかった。凪世一と凪誠士郎を必ず自分のモノにしてやると思った。
「最高だ、あの兄弟…!」
翌日の部活
「世一と誠士郎久しぶり!1週間ぶりの部活か?鈍ってんじゃねーか?」
「大丈夫大丈夫!実家戻って幼馴染とサッカーしてきたし!つか凛強くなりすぎてビックリしたよな」
「うん、でもまだ世一兄の方が強いじゃん。凛3点しか決めれてなかった」
「ははっ!まあそうだな!誠士郎と凛はいい勝負してたぞ」
という他愛のない話をしていたとき、勢いよく部室の扉が開き、監督が声を荒らげて入ってきた
「緊急だ!!!!新入部員!」
「「「「「え、?」」」」」
どうやら新入部員が入るらしい。
なにか嫌な予感がする。
「2年、御影玲王。今日からこの部活に入る」
やっぱりこいつか。
「うおおお!!!!御曹司が入ったぞ!」
「ようこそ!白宝高校サッカー部h」
「…何しに来た」
「アンタのおかげで考えが変わった。俺が世界一のストライカーになる。そのためには全国優勝だろ?」
「…そういう熱もってんなら大歓迎じゃない?兄ちゃん」
「…なんでもいいけど、足引っ張るなよ。あと、俺らに執着すんなよ」
「わかってる」
御影玲王が入部してから部活はまた変わった。より強くなって、全国大会出場し、何回かは勝てるようになった。強いやつが入るのは大歓迎だが、こいつは俺らに執着しすぎだ。俺の宝物とかって言ってくる。
でも、全国大会までの過程で良い奴だと判断したので仲良くなった
「世一!誠士郎!一緒に帰ろうぜ!」
「いいの?」
「もちろん、お前らじゃなかったら誘ってねーよ」
「ありがとう玲王。歩くの疲れた〜」
「わがままだな〜ほんと」
「そこが可愛いだろ〜?うちの誠士郎!」
「ん?世一も可愛いぞ」
「っ、このイケメンめ……!/////////」
玲王と凪兄弟はすごく親しくなり、玲王の家にまで歓迎させてもらって、一緒に遊んだりサッカーしたり買い物行ったりした。
そんなとき、日本フットボール連合から手紙が届いた。どうやら3人とも強化指定選手に選ばれたらしく、3人でそこに行くことにした。
「誠士郎、忘れ物ない?」
「ないない、兄ちゃん確認してくれたじゃん 」
「まあそれもそっか」
重い扉を開けると、高校生のサッカー選手がずらりといた。
「……なあ、全員FWじゃね…、?」
「ほんとだ」
入って間もなく目のぎょろりとした細長い男の人、絵心が話し始めた。
世一には共感することがたくさんあった。ここでサッカーをしたら確実に強くなる自信がある。自分が毎日、常にレベルアップできる気がする。だからここなら
世界一のストライカーになれる気がする
気づいたら2人を置いて前に進んでいた。
バスに乗り、私物を預け、全身タイツを渡された。
(チームZ……)
Zと書かれた場所に向かい、自動ドアが開く。
既に色んな人が入っていた。
着替えて鬼ごっこをして、俺が白い髪の毛のやつに1発キメた。クソ気持ちよかった
「ねえ!さっきの、ナイス蹴り!俺は蜂楽廻!君は!?」
「…凪世一……」
「へぇ〜なぎよい…え”!?凪世一!?!?」
「知ってんの?」
「名前だけ!すごいエゴいストライカーだって!!うわぁ…生凪世一……」
「あ、俺弟いるから世一って呼んで。みんなも!」
「弟?世一何歳?」
「高三」
「げ、先輩」
「敬語いらないから笑…てか今日から俺らチームだろ?頑張ってこうな!」
その日から世一のお兄ちゃん属性にチームZの男たちは懐いていった。
対チームV前まで飛ばす
チームW戦で久遠が裏切り、しかしきちんと千切が世一の言葉によって覚醒し勝利した。
チームZメンバーでわいわいとしていたその時、食堂で話し声が聞こえた
「頑張れなきゃダメなんて、サッカーってめんどくさいね」
聞いたことのある声だった。いや、16.7年間ずっと聞いてきた声。世一の大好きで仕方の無い弟の声
その弟が、サッカーがめんどくさいと言った。
「……へえ」
同様に、誠士郎も聞き慣れている声が聞こえた。大好きな大好きな自分の兄の声
「あっ、……れお」
「俺は知らないぞ……」
玲王も誠士郎も冷や汗をかく。
世一は怒ったら怖い。普段優しいため、すっっごく怖い
「おい誠士郎」
「なんださっきの発言」
これには一緒にいたチームZのみんなもビックリだ。
「にいちゃ」
「…ッサッカー舐めんな!」
「……ぇ」
冷静にパンチの効いた罵声をきかされると思っていたが、以外とすんなりと一言で済んだ。
何故かと言うと、弟ロスで久々に会えて嬉しい気持ちとサッカーめんどくさいと言われムカついた気持ちと、サッカー好きだと言っていたのにめんどくさいって言われて悲しい気持ちがごっちゃりと混ざったからだ。
「誠士郎!サッカーに謝れ!」
「えっ…ごめんなさい……」
「よし!…………俺らが勝ってその言葉取り消してやっから待ってろよ」
世一は最後に魔王オーラを出して消えた。
流石に誠士郎も、最後の発言にヒヤッときた。
もちろん次の日世一がチームVをボコボコにした
力尽きたのでやめます
次回‼️
ドキドキ⁉️幼なじみと再会⁉️
vs非凡の殺し屋‼️
日本の至宝からのプロポーズ‼️
の3本立て‼️
続くといいな………
コメント
2件

続き楽しみにしてます!