テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
試し書きですん!
あてーんしょん
旧国注意
史実はがっつり無視しちゃってますごめんなさい
好評だったら続くよ
それではGO
「…海、どこ?」
朝、起きたら海がいない
まさか……置いていった?
そんなわけない
だってあいつも俺に依存してるから
なら仕事?
今は休んでるって言ってたはず
…考えすぎって思った?
仕方ないだろ?
空は「お国のために」って死んでいって
残されたのは俺ら2人
しかも戦争は激化していくばっかり
嘘の放送だって流れている
海「……陸、起きてたのか」
「…まぁ、この頃はまともに寝れないからな」
海「陸」
「ん」
海「……俺さ、この戦争、勝てない気がするんだ」
「……」
俺だってそう思う
勝てるわけない
でも喧嘩を売ってしまった
「……じゃーさ」
「もし、もし負けたとして」
「2人、生き残ってたらさ、平和に生きないか?」
「……2人が、死にたいくらい辛くなったら心中」
「それでどう?」
海「……いい…かもな」
「…約束な」
海「おう」
海「破っちゃダメだからな」
「もちろん」
「…」
遅い
海の帰りが遅い
今日は久々に船に乗ってる日
ちょっとしたらすぐ帰るって言ってたのに
まさか……?
そんな訳ない
だって約束したもん
「…今日、天気悪いな」
知らん人A「……そーですねぇ…」
「……俺、そろそろ帰らないとなんだがなぁ……」
知らん人A「…陸さんですか?」
「そう」
「……約束、したから」
知らん人A「…そーですか」
知らん人A「ならさっさと作業終わらせて帰りましょーかぁ」
「波の強さとかもあるからそう簡単には帰れないと思うぞ」
知らん人A「あぁゴミカス!」
いやぁにしても
……ほんとに、まずいぞこれ
海「……りーく〜……?」
「っ!おかえり!」
やっと帰ってきた
……ちょっと濡れてるけど
まぁさっきまで雨降ってたし
「あ、風邪引いちゃうよな?すぐ着替え持ってくるから先風呂入っててくれ!」
海「……ありがと」
あれから数日、平和に過ごしてた
けど
「……ごめん」
「…行かなきゃいけないって……」
海「…なんでお前が」
「無事に戻ってくるからさ」
「死なないでね、海」
海「……もちろん」
海「死ぬわけないでしょ」
あー、頭くらくらしてきた
直感でわかるよ。俺死ぬんだ
……海との約束
またまもれなかったなぁ
……死ぬわけにゃいかんし
少しだけ、抵抗でもするか
「よぉ、米帝」
アメ「……は?」
「驚いたか?俺まだ生きてんだぜ」
「少し、悪あがきでもしようじゃないか。」
ピンを抜いて
俺は米帝に向かって行った
「……なんで」
「そんな無茶、するかなぁ」
「……約束だって、言ったじゃん…」
何がお国のためだよ
こんなのただの自殺じゃないか
部下経由で伝わってきた陸の死
下半身は原型を留めていたが上半身はモロに吹っ飛んだらしい
…米帝は、重症だと
……ごめんな、陸
俺ももう時期逝くよ
戦争は終わった
日「……これで、良かったんですかね。」
日「…あぁでも、俺だけ生き残ってもあれか」
日「自分でやったのはあれだけど」
日「必ず、復讐してみせる」
コメント
2件
おっとぉ…復習しちゃう感じ? これは神小説な予感