テラーノベル
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※♡喘ぎ / 濁点喘ぎ / 結腸
ウェン君が Dytica のヘルプに入るために西へ向かって一カ月が経過した。
どうやら OKOGAMA-C が危険な動きを見せているとのことで救援要請が出たのだ。
分かるよ。
ウェン君強いもんね。
きっと西のために頑張ってくれていることだろう。
…でも、寂しい!
一カ月も会えないなんて思わなかった!っていうかいつ終わるの!?ウェン君と俺の一カ月を奪うとかマジで本当の意味で OKOGAMA-C のやめろ!?でもそんなこと頑張ってる本人に言えるはずもないし、頑張ってる Dytica の皆に言えるわけもなくない!?
佐 伯「………」
連絡の無いメッセージアプリを無言で見つめる。
最初は届いていた報告も、どんどん激化していく状況故か今では何も届かなくなってしまった。
無事なことは分かっている。
俺のことを気遣って、ロウ君たちがウェン君の寝顔を送ってきてくれるから。
連絡する余裕もないくらい疲れてるんだろうな。
俺から毎日送っているメッセージには、少し前から既読すらついていない。
佐 伯「………ウェン君、俺のこと、どうでも良くなっちゃったのかなぁ」
そう思っていても、諦めの悪い俺は、今日も一方的なメッセージを送る。
・
・
・
それから数日が経過したある日、アジトに足を踏み入れた俺にリト君とマナ君が駆け寄ってくる。
佐 伯「な、何々!?何かあった!?」
宇佐美「良かったなぁテツ!」
緋 八「長かったよなぁ~!」
何で俺は二人からハグされてるんでしょうか!?
緋 八「ウェンが遂に帰ってくるんやで!!」
……え?
・
・
・
気付けば夜になっていた。
突然、ウェン君が帰ってくると聞かされた僕はずっと放心状態だったようだ。
やっと正気に戻った俺に呆れた笑みを浮かべるリト君によると、仕事はちゃんとしていたとのこと。
でも危ないから次回からは気を付けるようにとのこと。そりゃそうだ。
緋 八「今日の後片付けや報告書は俺らがやっとくから帰ってええよ」
宇佐美「ウェンにもそう伝えてあるから」
そう言われて、追い出されるような形でアジトを出た。
俺はスマホを取り出して、メッセージアプリを見る。
らび
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#牛沢
かいむ
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如月💜🎼宿題終わるまで低浮
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m
10
リト君、ウェン君に伝えたって言ってたよね。
未だに既読のつかない、俺が毎日送り続けたメッセージが何故か滲んで見えた。
佐 伯「………はは、あはは…リト君もマナ君も嫌だなぁ。気ぃ遣ってくれるのは嬉しいけどさぁ…」
俺、もうウェン君にとって特別じゃないみたい。
佐 伯「リト君も困ったことするよな~。ウェン君に俺のこと伝えてどうすんだろうね。俺が先に帰ろうが最後に帰ろうが、もうウェン君には全然関係ないみたいなのにさ~。えっ、独り身に対してこれは逆に虚しくて逆に面白いのでは?」
大丈夫だよ。
ウェン君が無事に帰ってきてくれたなら、それだけでいいんだ。
君がこれからも笑って生きてくれるなら、それでいい。
佐 伯「友達、友達、ううん、そこまで望みはしない。仲間だ。仲間でいてくれたらそれで。うん、仲間…仲間」
声が震える。
視界がぼやけて何も見えなくて、気付いたらごつんと電柱にぶつかった。
ぶつかったまま、目からぼろぼろと大粒の涙溢れさせた。
大好き。
大好きだよ。
これからもずっと、俺は君を、大好きなまま。
女々しい俺は嫌でしょ。
だから、今だけ、君にまだ会っていない今だけでも泣かさせてくれよ。
それくらいは許してほしい。
「テツ?」
背後から声をかけられて、思わずビクッと肩を跳ねさせた。
ずっと聞きたくて、聞くのが怖かった声。
佐 伯「……おかえり、ウェン君!」
赤 城「えっ、その状態で言うの?斬新なお出迎えだね」
とりあえず俺の家に連れて行ってくれ。
ウェン君はそう言った。
俺はウェン君の顔を見れないまま、自分の家に案内する。
俺の顔が見えなくてもウェン君は特に気にしていないようだ。
あぁ、俺の顔にも興味が無くなっちゃいましたかそうですか。
俺の家に来てどうすんの?
もしかして別れ話ですか?
覚悟はしてますよ、はい。
赤 城「お邪魔しま~す!」
佐 伯「ゆっくりしていってね」
赤 城「あんがとね~!ってか、そろそろ顔見せてほしいんだけど良い?」
あっ、気にしてないわけではなかったみたいです。
まぁ、顔見ながら話もしたいよね…なんて思いながら振り向いたら、
佐 伯「え」
腕を掴まれて、壁に押し付けられて、噛みつくようにキスをされた。
佐 伯「ん゛ぅっ!?んっ、ううぅうっ!?」
赤 城「んっ、…ふ…」
角度を変えて、荒々しい深いキスが何度も贈られる。
唾液がぼたぼたと落ちていくくらい、激しく舌を絡ませられる。
解放されたのは、絡めすぎて舌の感覚が無くなった頃だった。
佐 伯「ぷぁっ…ぁ…ウェン、く…」
赤 城「………っはああ~~~~~~~~~~」
ぎゅうっと強く抱きしめられる。
一体何が何だか全然分からない。
赤 城「返事できなくてごめんね、テツ」
佐 伯「……別に、忙しかったんでしょ?仕方ないって」
赤 城「それもあるけど……えっと、その…」
佐 伯「?」
珍しくもごもごと口を動かすウェン君に首を傾げる。
じっと見つめていると、ウェン君が恥ずかしそうに頬を赤らめてチラと視線だけ向けてきた。
何そのあざとかわいい感じ。
赤 城「テツは…平気だったの?」
佐 伯「え?」
赤 城「一カ月以上も僕に会えなくて、平気だったわけ?」
……あれ?これってもしかして?
俺の自惚れでは無ければ、まさか?
赤 城「僕はかなりテツ不足。テツからメッセージ来てるの知ってたけど、開いたら会いたくなって即帰ってしまうだろうってのが分かってたから、我慢して開かないようにしてた」
既読がついていない理由。
赤 城「確かに疲労もMAXだったけどさ~…そんな状態でテツのこと考えたら絶対に帰っちゃうじゃん?だからもう途中から戻ったら即就寝!って感じだったわけ」
メッセージが来なくなった理由。
赤 城「で、テツは平気だったの?僕はこんなにきつかったんですけど」
ウェン君に愛されているという証拠。
佐 伯「………辛すぎたよ」
赤 城「えっ」
佐 伯「会いたくて会いたくて、でもメッセージは来なくなって、俺の送るメッセージには既読がつかなくなって、きっともう俺は特別な存在じゃないんだって思っても諦められなくて、大好きなままで。人を好きになるってこんなに辛いことなんだって理解して、今日なんて泣いて、もう、本当にきつかった」
赤 城「ううううわああああああ~!?待って待って、僕の行動が全部裏目に出てる!?悪手すぎるじゃん!?俺の悪手!とか言ってる場合じゃないんだよ!ごめん!そうだよね!?テツにとっては傷つくことばかりしてたよね僕!?本当にごめん!」
でも、もういいよ。
佐 伯「全部勘違いだったって、君はまだ俺のこと好きだって分かったから大丈夫」
赤 城「好きなんじゃなくて大好きなんだよ!愛してるの!」
佐 伯「……ふはっ!うん、分かってるよ!ウェン君!おかえり!」
赤 城「~っ!ただいまっ、テツ!」
大好き。
ウェン君大好きだよ。
まだ玄関の目の前だというのに、俺たちは抱き合って何度も何度もキスをする。
今まで会えなかった分を補充するように。
…まぁ、良い歳した男が揃って、それだけで終わるはずもないんだけどさ。
・
・
・
佐 伯「あ゛っ♡ウェンくっ…や、またイ゛っちゃうぅ~~…!!♡♡」
赤 城「すっご…僕がいない間しなかったの?」
佐 伯「さ、最初の数日、だけ…でも、ウェン君に会いたい気持ちばかり強くなって寂しかったから…途中からは…あ゛うっ!?♡♡」
赤 城「ふふ、僕と一緒」
腰の下にクッションを置いて、正常位の体位でウェン君に内側を激しく突き上げられる。
嬉しい。嬉しい。嬉しい。嬉しい。大好き。嬉しい。
佐 伯「ん゛おぉっ♡♡イ゛ぐっ♡♡いぐいぐいぐいぐうっ!!♡♡」
赤 城「はぁ~…♡テツのアヘ顔、めちゃくちゃ可愛い…♡」
佐 伯「や゛だぁ…見ないでっ…お゛っ、~~~~~ッッ!!!♡♡」
ウェン君はぐちゃぐちゃになった俺の顔が相当気に入っているようだ。
いや、俺からするとやめてほしいんだけどね?
最奥をごちゅごちゅと突き上げられて、叩かれて、汚い声しか出せない。
そんな俺を愛おしいと、可愛いと、大好きだと言ってくれるウェン君。
…いや、やっぱりやめてほしいけどね?
もっと可愛い俺を愛でてくれないか?
赤 城「テツ、奥…入るよ?」
佐 伯「はひっ…あ゛っ♡来てっ♡♡いっぱい、ウェン君を゛っ、俺にちょうら゛いっ♡♡」
赤 城「まだ入ってないんだから煽るなよ~~~!!」
煽ったつもりは無かったけれど、ウェン君にとっては十分すぎる煽りになったようだ。
それ以上でかくなんのかよってくらい既にでかくなっているウェン君のものが、更に体積を増す。
あ、やばい。やばいって。こんなの、突っ込まれたら…
ぐぼんっ
佐 伯「お゛っ!?♡お゛…ぁ、がっ…お゛おぉお゛おぉお~っっ!!!♡♡」
赤 城「あぁ~…入っちゃった…ふふ…」
体内から聞こえてはいけない音。
直後、頭の中が真っ白になって、俺は仰け反り、がくがくと身体を激しく痙攣させてメスイキを繰り返す。
俺が落ち着く前にウェン君が腰を激しく動かし始める。
佐 伯「ん゛お゛おぉ゛っ!?♡♡お゛っ!♡♡いぎゅっ♡♡イグのどまんなっ♡♡ウェンぐっ!♡♡お゛ぉっ!♡♡~~~~ッッ!!♡♡ごわれり゛ゅッッ!!♡♡」
赤 城「壊れたら僕がずっと大事にしてあげるね~♡」
佐 伯「あ゛へっ♡♡じゃあ壊れり゛ゅっっ♡♡ウェンぐんと一緒っ♡♡ずっと、ずっと一緒っ…お゛ぉっ!♡♡ウ゛ェンぐっ…~~~ッッ!!♡♡俺のこと壊しっ、壊しれ゛っ♡♡お゛っ、…あ゛ぁ~~っ!!♡」
赤 城「ははっ…最高すぎんだろ~…たまんね~…♡」
そう思っちゃうくらい、寂しかったんだもん。
・
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・
赤 城「はい、あーん」
佐 伯「あ、あーん…」
しっかりと抱き潰された俺は、動けなくなってしまいウェン君に介護されている。
動けないだけで体調はめちゃくちゃいいし、スッキリしてるし食欲もあるので唐揚げを作ってもらった。
佐 伯「美味しい~!ウェン君の唐揚げってやっぱり最高だね!」
赤 城「…可愛い」
佐 伯「え゛ぇっ!?突然!?」
赤 城「いつだってテツは可愛いよ。本当に大好き」
佐 伯「………ウェ、…ウェン君だって…いつも、格好良すぎて……大好き…」
赤 城「ふふっ」
頭を撫でられて、触れるだけのキスをされる。
あぁ、本当に好きだなぁ。
そう思っていたら、スマホが鳴った。
佐 伯「あれ、メッセージだ」
赤 城「グループの方に来てるね。仕事関連かな」
どうやらウェン君の方にも通知が来たらしい。
リト君かマナ君のどちらかだろうけど、何かあったのだろうか。
そう思って開けば…
宇佐美『お前らの休みもぎ取ってやったから感謝しろよ!』
緋 八『今度はこっちが Dytica 呼ぶから、明日は俺とリトに任せて沢山イチャつくんやで~!』
宇佐美『明後日は普通に出てもらうから、それ前提でイチャつけよ』
ウェン君と顔を見合わせて、同時に噴き出す。
赤 城「あいつら~マジでいい奴すぎない?」
佐 伯「でも素直に嬉しい」
赤 城「僕も~!じゃあ、テツがもう少し回復したら…またシよっか♡」
佐 伯「うぇ、ウェン君…♡」
正直身体はガックガクだけど、きっとウェン君は俺を離さないのだろう。
了承の意を込めた口付けを返した。
・
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・
翌日、俺は Oriens のアジトまで来たはいいもののぐったりとソファに沈んでいた。
その隣で気まずそうに笑うウェン君。
それを見たリト君とマナ君は呆れてため息をつく。
そして、
小 柳「本当にどうしようもねぇな」
伊 波「反省してるなら今日はゆっくり身体休めてね、イッテツ」
星 導「こうなるだろうと予想して残っていて良かったですね」
叢 雲「あんま佐伯に無理させんなや、赤城」
Dytica の皆さんも。
謝罪の言葉を口にしようとしたタイミングで出動命令がかかる。
宇佐美「食べ物とかは周りに置いてるから出来るだけ動かないようにしろよ」
緋 八「何かあったらすぐに連絡せぇよ!」
赤 城「本当にごめんね~テツ~!!止まんなかったんだよ~!!ゆっくり休んでね!!」
皆がアジトの出口から外へ出て行く。
俺はそれを「いってらっしゃい。気を付けてね」と見送って、
佐 伯「……優しすぎんだろぉ」
ゆっくりと目を閉じて、幸せな気持ちで眠りについたのだった。
コメント
1件
うわぁ…もう、めっちゃ良かったです…!😭💕 一ヶ月も会えなくて、既読すらつかなくて、「もう特別じゃないのかな」って泣いちゃうテツの心情が痛いくらい伝わってきて…こっちまで切なくなっちゃいました。でも、ウェン君が「テツ不足」って言って、メッセージ見たら帰っちゃうから開けなかったって理由、最高すぎませんか!?好きすぎて我慢してたとか尊すぎる…! 最後の仲間たちのやさしさも沁みますね。お互いを想い合う二人が本当に大好きです。続きも読みたい…!🥀🤍