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「や、やめてくれッー」
ザシュッ
また、一人
gt「チッ…、」
繁華街の路地裏
昼間の静けさとは打って変わって、賑やかになるこの街
だが、一本路地へ入ると、表には出せない
行為やら、取引やらが蔓延っている
そんな中でこの男は仕事をしている
一人、また一人と、依頼された任務を終わらせてゆく
gt「最後はこいつか…」
資料によると、男で低めの身長にメガネ。
写真から見るに、いかにも気弱で真面目な大学生に見える
まぁ、こいつもどうせさっきと同じ、人間関係を捨て、金に目が眩んだ馬鹿だ。
依頼してくる奴らは大抵、金銭面や、色恋沙汰の恨みが原因
情報によるとここで、何か取引をするはずだった
gt(いつくるんだ…?)
us「ぁ…、」
gt「…」
見つけた。
男は挙動不審で、辺りをキョロキョロと見回している
us「ぁ、あの…」
gt「どうしました?」
us「ここの最寄りの駅ってどこに行けばいいか分かります…?」
取引するのではなかったのか…、俺がいてしまったから、場所を変えるのか?
gt「あぁ、少し距離がありますね…」
gt「もし、良ければ送っていきましょうか?」
us「い、良いんですか…?」
gt「ええ、あなたが迷惑じゃなければ」
us「迷惑だなんてとんでもない、!」
gt「なら良かったです、私の車があちらにあるのでそれに乗ってもらい、駅に向かいますね」
us「はい…!、わざわざありがとうございます」
gt「いえ、気にしないでください」
まぁ、車で山奥まで行ってそのまま始末してしまえばいいか、、、
自分から殺りやすくしてくれるのは、情を越え、滑稽にまで思わせた。
車に乗せて、ふと気が付く
こいつ…
住んでる場所この辺りだったよな…?
直感的な不安に襲われ運転席から、後部座席へ体を向け聞き返そうと試みる
gt「すみません、少し聞きたいことがッー」
その瞬間強い痛みが体を襲った
バチバチバチィッ
us「あぁ~、♡…大丈夫ですかぁ…?♡」
朦朧とした意識の中、男の声のみ聞こえる
us「まだ、意識があるんですね… ♡」
gt「ぅ”ッ、ー 」
us「ではまた…、後で会いましょうね…♡」
と言いながら、男はまた身体へ放電する
俺はそこで、気を失った
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