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君とキミと僕と。

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13 - 第10話 思い出に。

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2023年03月18日

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次の日の昼休み

僕たちはいつもどうりにベンチでお弁当を食べていた。「あーそうだ、モグモグ四季って部活どうしたん?」「んー、僕は帰宅部。モグモグ灰は?」「もちろん帰宅部」「他にどんな部活あったっけ?ムシャムシャ」(なにあったっけな……)「……確か、野球、バスケ、バレー、陸上、美術、写真、モグモグ吹奏楽、だったはず……?」「ほーん、ムシャムシャスゲーな全部覚えてんの。」「灰もそうでしょ、」「そうか」

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「そーいえば、明日遊びに行く日だな」「あーそうだね。」僕たちはお弁当を食べ終え、明日の事を喋っていた。「カラスの戸締まり楽しみだなぁ~」「そうだね、」僕たちが明日見に行く映画のカラスの戸締まりとは、主人公の少女の黒井烏が知らない男と色んな旅をすると言う一見普通の映画。だが、そのなかに少しの時間で出来た絆と感動、シナリオがとても良いと評判の映画だ。「席とかどことる?」「うーん…真ん中より少し前ぐらいでいいんじゃない?あまり前すぎると首が痛いし、後ろだと逆に見えないから。」「天才だな」「あはは…」(本当に明日楽しみだな…)僕は初めて友達と言える人と遊びに行くのだ。遠足を前にした小学生のように楽しみで眠れないかもしれない。「流石にないか、」「ん、なんか言ったか?」「いいや、何も言ってないよ」「そうか、空耳か」「あ、灰もう昼休みの時間終わりそう、教室戻って授業の準備しよ。」「うぃー」

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時間が飛んで放課後

「四季、今日はコンビニよる?」「いや、よんないよ。」「おけ、ならちょっとついてきて欲しいとこあるんだよな。付いてきてくれっか?」「……?うん、いいよ」「じゃ、行くぞー」(なんだろう付いてきて欲しいところって…)

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学校から少し歩いたあと「四季、ここだ!!」そこにあったのは……「?!凄く綺麗……」満開の時期は外れてしまったのにまだ咲き誇っている、桜の木だった。周りにある春の花と夕焼けの太陽と合わさって幻想的な風景だった。僕がその景色にあっ気にとられていると「へへっ凄いだろ?俺が引っ越してきて町の探検ついでに見つけたんだよ。」と灰が言った。「うん……今までこの町に住んできたけど、ここは見つけたことないよ。」「綺麗だよなぁ~本当に。ここだけ綺麗に咲いてんだよ」「でも、何で僕に?」「はぁ~、俺が知ってても意味がないから友達としても見せてやりたかったの。」「……ありがとう、灰」ニィっと笑いながら灰が「これ、俺らの思い出な」と言った。それに対し僕は「そうだね、そうしよう」と返し、この桜の木を心に残しておこうと思うのだった。


あとがき

どうも!!(以下略)満開で夕焼けの太陽に照らされる桜の木、エモいですねぇ~。私もそんな景色見てみたいですねえ。🌸ついに明日、四季君と灰君が遊びに行く日ですね!ウラヤマシイケド楽しんで欲しいですねぇ。(あと明日は特別編ぷちっとにちじょーを出します)それでは次のお話で会いましょう!!さようなら~

ヨヅキ

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