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〇〇高等学校3年2組。
俺は今日から、ここの高校に転校することになった。
ガラガラガラ
教室に入った途端、俺は悟った。
「み、みんな静かに!!」
「ゴホン…え〜、今日転校してきた…えっと」
「名前は自分で…」
?「え?あ、はい」
ky「kyって言います」
ky「よろしくお願いします」
ky「…」
静まらない教室。
俺の話を聞いてるやつなど、一人もいない。
メイクをしていたり、手を叩いて豪快に笑う4人組の女子。
黒板には落書きだらけ。
5人ほど、教室を抜け出して遊びにいっている生徒。
ky(お父さんの転勤でこの学校に来たは良いけど…)
ky(ほんとに大丈夫なんだろうな?)
俺は、チラッと先生の方を見た。
こんなんになってしまったのは、教師歴が未熟な教師が多いからだろう。
先生はおどおどとしながら教室を見渡している。
…と、その時。
教室のドアが開いた。
ky(…?)
教室が一瞬で静まり返った。
あの5人組が入ってきた途端に…
ky(あの5人組…)
u?「おいてめえら、そこどけ」
「は、はい…」
するとその軍団の1人が、メガネをした小太りの男子達に話しかけた。
r?「君ら三軍オタクくん達のせいで、ここら辺汗くさいんだけど?」
f?「ちゃんと風呂入ってる?」
p?「ははは笑 それは言い過ぎだよfj笑」
教室に豪快な笑い声が響く。
ky(あの軍団…何者なんだ?)
g?「ん?」
その時、あの軍団の中では珍しい…大人しめな生徒が俺に気づいて歩み寄っていく。
g?「誰?」
ky「あ、えっと…」
ky「今日からこの学校に転校してきた、kyって言います」
ky「よろしくお願いします」
g?「ふーん」
g?「…」ニヤ
g?は、俺と腕を組んで顔を近ずけた。
ky「わっ…!」
g?「よろしくね?ky」
gt「俺はgtって言うんだ」
gt「ま…仲良くしてこうよ?」
ky「え…あ、あぁ」
ky「よろしく…ね」
gtは、4人の方を見てクスクスと笑っている。
その姿を見て、俺はゴクリと唾を飲んだ。